その意欲は大いに買いたいが

関西は、やっぱり野球どころなのだと思う。
プロ球団２つに、甲子園の高校野球、そして強豪ひしめく社会人野球。
ただそんな中でも、４つあったプロ球団が２つに減り、西宮や大阪球場、日生、藤井寺と姿を消し、物足りなさを感じている人が多いのだとは思う。

だから独立リーグがあるわけだ。
そして野球のもう一つの形、女子プロ野球が京都から生まれようとしている。

「女子プロ野球」が来春発足、まず関西２球団で(読売新聞) - goo ニュース

リーグ運営会社は健康食品販売のわかさ生活が３億円を投じて設立した。
甲子園や京セラドーム大阪でも広告を見るこの会社。
ブルーベリーアイを売るのに野球場に広告を出すのがベストな形とは思わないのだが、ここの社長、野球に対する思い入れが深いのだろう。

ただ、今年関西独立リーグが給料の不払いから運営会社のトラブルから色々な負の話題を見せている。
その原因は、観客が入らないことに尽きると思う。
ＮＰＢへの夢がほぼないに等しく、若い無名の選手に華々しい将来を託す事も難しい女子プロ野球。
わかさ生活が、３億円をドブに捨てるような覚悟で構えていればいいのだが。