踏みとどまった

日２―３ソ（３０日） ソフトバンクが連敗止める(共同通信) - goo ニュース

押してだめなら引いてみる。
そんな感じで対し方を変えると場面が急変化する事は野球の試合では時折ある。

一週間前の福岡の試合と同じように、杉内に手玉に取られていたファイターズ。
三振の山を築いていた３回までとは一転、４回先頭バッター稲葉はレフト線に流してツーベース。
高橋のフォアボールを挟んでスレッジがまたレフト線に流してツーベース。
２－１と逆転した。

６回には１塁ランナーの川を先発八木がけん制で刺し、３タテに向けてムードが盛り上がっていたようだったが、その裏バントをした二岡が打球を取ろうとした田上を押して流れが変わった。
守備妨害を取られ抗議に出た梨田監督が退場、福良コーチが監督代行となる。

８回表、森本のスリーベースの直後に本多がレフトにフライを放って２－２の同点に追いつく。
川、オーティズの連続ヒットで２、３塁。
続く小久保に対して１－１となった時点でキャッチャーが立ち上がった。
勝負から敬遠に変更。
サインが上手く伝わっていなかったのか、福良監督代行に迷いがあったか。
いずれにせよ隙を見せたファイターズ。
貧打のホークスはそれにようやっと乗じて多村の犠牲フライで１点を取った。

杉内ー攝津ー馬原でなんとか一勝をもぎ取ったホークス。
ここで負けては、昨年のちょうど同じ頃のライオンズ３連戦３引き分け以上の悪夢となるところだったが、ぎりぎりのところで踏みとどまった。
今の所は去年より強く見える。