田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

これも安全軽視?

2007-05-08 00:07:47 | その他
いわゆる「遊園地」が少なくなった。
バブル崩壊以後、向ヶ丘遊園、宝塚ファミリーランド、阪神パークなどなど多くの遊園地が閉鎖された。
生き残っている遊園地でも、後楽園はいつの間にか温泉とショッピングセンターが主役のようになったし、西武園に至っては冬場は週末しか開いておらず、元気を感じない。

原因はレジャーの多様化ということなのだろう。
都心のオフィスビルでさえも週末の遊び場になる中で、設備投資にかなり費用がかかり、天候に左右され、そして主な客層が少子化によって減少しつつある遊園地経営が旨みのないものになっているのは間違いない。

そんな中、エキスポランドはCSではあるが、スカイAで全国的にCMされるほどで、関西の遊園地の中では生き残り組なのだろうと思っていた。

しかし入場者はピーク時に比べると半分以下に落ち込んでいたとの事。
そんな中でも何とか巻き返しを図ろうと新アトラクションを次々とオープンさせた直後に起きた死傷事故。

利用客確保のため新企画を始めたのはいいが、それに気をとられ普段の安全点検に時間を使う事ができず起こってしまった死傷事故。

2年前、エキスポランドからそう遠くない尼崎で起きたJRの脱線事故を思い浮かべたというか、背景は意外と似ているんじゃないかと感じたのは、自分だけだろうか。

どちらとも、利用客の命を預かっているという意識があったかということである。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サルコジ大統領 | トップ | 珍しいものを交えながら二転三転 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事