梅が枝餅の由来は菅原道真公が反勢力に謀られて京を追いやられ、福岡にやってきて意気消沈していた時にある老婆が差し出した餅という説があるようです。そういう意味では一昨日出会った93歳、平山のばあちゃんはまさにその老婆をイメージさせます。
今日村民スタッフの企画会議があり買ってきた土産の梅が枝餅を出しましたがやっぱりあの店で平山ばあちゃんが焼いてくれた梅が枝餅の5分の一の美味しさになっていました。チンはしましたが焼いてこんがりした感じがありません。少しオーブンで焼けばいいのでしょうが、それとてきっとやっと3分の一の美味さでしょう。店に行くしかありません、本当の美味しさを味わうには。
全てのことに通じることですね。ネットやテレビのやれることはそこまで行く気になるかどうかの温もりの一部を伝えられるかどうかです。はなから温もりがない映像にはもう人は動かなくなってしまいました。それがテレビ60年の歴史の一つの側面だと感じます。現在もテレビマンである大阪の印南さんが平山ばあちゃんの梅が枝餅に反応しています。映像のプロがここまで動かされるのは何でしょう?印南さんは本当に食べに行くと感じます。