「花燃ゆ」第46回。西南戦争で官軍に捕らえられた熊本、鹿児島の罪人たちが群馬に連れられてくる。安政の大獄にからみ井伊大老によって斬首にされた吉田松陰(30歳だった)の刎頚の友、かとり素彦(大沢たかお)は群馬県令の立場にありながらも町中を歩き回り罪人たちの職を確保する。生糸や製紙に関わる仕事である。
不平士族の反乱と言われ西郷隆盛率いる西南戦争が終結した後の事である。やってきた罪人たちを前にか . . . 本文を読む
「孤高の戦い」第36回NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のテーマです。毎週 ふらっと☆Nipponで放送している「花燃ゆ」追走番組のほうはこの「孤高の戦い」を受けて「せわぁない(大丈夫、たいしたことはないという意味の山口弁)」をテーマにしました。 孤高の戦いはドラマ的には高杉晋作のことを指してますが、同時に美和(井上真央=文)のことも含まれていると推察します。そして松下村塾の塾生や妹を通して繰り返し繰り . . . 本文を読む
今年の1月5日からスタートしたNHK大河ドラマ追走番組「花燃ゆで國創り」。順調に全50回の半分を過ぎました。
当初は山口県萩市か山口市に住居を構え山口から追走する予定でしたが、地元あさくら広域での新番組「ふらっと!!あさくら」が予想外に良い形で始まることになり、ちょっと外に出ることが難しくなりました。萩市、山口市に家を本気で探していましたが今は通うことも難しい状況です。
この番組はわたし . . . 本文を読む
京の芸者、辰路の志について今日の「花燃ゆ」追走番組で語れなかったので少し。 辰路は京の裏情報提供をほのめかして久坂玄瑞に近づきます。玄瑞はすでに描かれてるように無骨で一徹で辰路のような花街の現場で百戦錬磨の磨き抜かれた女性にとっては赤子のようなものでしょう。そして後半明らかになりますが、やはり辰路には彼氏ががいて玄瑞に近づいたのも惚れた彼氏への貢献のためでした。 玄瑞は旦那になってく . . . 本文を読む
「軍師官兵衛」では現在の伊丹の有岡城に1年間という幽閉を余儀なくされた官兵衛でしたが、栗山善助、井上九郎右衛門、母里太兵衛の家臣3人を中心に一切の揺らぎもなくひたすら官兵衛救出に賭けた黒田家中の結束力は「信頼」という一言が全てでした。 そして官兵衛は牢獄のかすかな開き窓から藤の花の美しさを見つけ、生きる希望を取り戻しました。奇しくもこの1、2週間は藤の花が最も美しい時でした。官兵衛ほどの劣悪な状 . . . 本文を読む
花燃ゆ第17回「松陰最後の言葉」を今朝見ました、当日は見れなかったので。前原一誠と井伊大老、そして牢名主に注目していました。 前原一誠は松陰の計画を告げ口したことへの引け目が大きな傷となっていて松陰が江戸送りとなった後はなかなか松下村塾へは顔を出せません。しかし文の心遣いで徐々に塾に戻れるようになり、志を同じうする者が顔を合わせることが力になっていくことを悟ります。文による塾の再生は「一人では弱 . . . 本文を読む
第17回「花燃ゆ」追走番組は女囚高須久子に注目します。
江戸送りの前日に牢番の計らいで家族と過ごした松陰が野山獄に戻り久子に弱音を吐きます。「大丈夫じゃろか?最期まで私は私でいられるじゃろか?」久子は牢の外に座っていてそっと手を差し伸べ松陰の手に触れて言います。「人とはこれでございます」。
大河ドラマを見てない人のために書きますが、「これ」というのは松陰の手の甲にそっと触れた久子の手をい . . . 本文を読む
松陰(伊勢谷友介)の弟敏三郎はろうあ者です、兄松陰の志を最も受け継ぐ気概があっても周りのみんなに伝えられない苦しさを抱えていました。安政の大獄が始まり、松下村塾も閉鎖され、幕府の弾圧が強まる中で松陰は老中暗殺という奇策に出ます。しかし高杉晋作、久坂玄瑞をはじめ塾生たちの誰一人も立ち上りません。
松陰は業を煮やし、死ぬことで志を伝える以外に道はないと悟ります。その兄がつながれている牢獄に弟敏三 . . . 本文を読む
その時あなたは?
昨年の「軍師官兵衛」から常に問い続けられていると感じるこの言葉。「花燃ゆ」追走番組では初回よりずっと松陰先生から突きつけられていますね。第14回「さらば青春」では遂に安政の大獄がはじまり、松陰先生は老中暗殺を計画しますが、その時、文のおにぎりを食しながら勉強してきた塾生は突然、本当に命をかける時を迎えました。
老中暗殺の血判書に署名を迫られますが、その時わたしは?そして . . . 本文を読む
「花燃ゆ」で國創り&「花燃ゆ」追走番組がいい感じになってきています。
その変化のひとつが人物や塾などのグループを対決色で切り始めたことでしょう。松陰vs.晋作、晋作vs.玄瑞、松下村塾vs.明倫館・・、などというように。そして今日は「花燃ゆ」第10回「躍動!松下村塾」の再放送の日で、我々東峰テレビネットワークの「花燃ゆ」で國創りは第11回「松下村塾vs.明倫館」としました。
3回前から「 . . . 本文を読む