テレビのことをやりはじめてすでに約30年を過ぎました。間違って熊本のテレビ局に入ってすぐに感じたのがエラい人ばかりいる場所だということでした。「わたしには合わないなあー」、といつも違和感がありましたがいつしか「朱に交われば赤となる」のことわざ通り、知らぬ間に自分もエラくなってしまっていました。
そのことに気づいたのはまさに市町村で人知れず自分のことではなく他の人達のことを考えて静かに動いてい . . . 本文を読む
久しぶりに素晴らしいNHK企画を見ました。
3・11の直後のマスコミ取材であまりにも悲惨な現状での記者取材に限界が見られた時(と、わたしは感じました)ある局がマイクを被災された皆さんに渡して「無事であること」や「心配しないでいいこと」などを離れた家族や親戚に被災者のみなさんが直接語る番組を見ました。その時にわたしはここまでの状況になるとやっとこういう取材?!が起こりえるんだなあ、と感慨深く見 . . . 本文を読む
空が動いています。前から空を見上げることが多いですがここ数年前から天空が大きく変化しているのをずっと感じています。一昨日は東峰村から阿蘇を経由して熊本市内に入ったばかりのあたりで直感的に太陽の沈む方面が何か動いていると感じました。雲はややうろこ雲のような感じできれいになりそうな空模様でした。反射的に西の空が良く見える田んぼの畦道に車を乗り入れてしばらくいました。渋滞しはじめた国道のほうを見たりし . . . 本文を読む
会いたかった人、秩父山の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。ずっと前から写真では見たことがある像でした。日本武尊の母、播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ)の墓とされる日岡山は宮内庁のお墨付きの古墳で(だからといて正しいわけではありませんが)わたしにとっては幼稚園の頃から小中学校まで遠足やデートコースの場所でした。
しかし、しょっちゅう言っているように住民ディレクター活動をスタートした . . . 本文を読む
久しぶりに大変多くの方と交流する日々です。主に電話ですが九州総合通信局の局長表彰がきっかけです。受賞のお祝いをしてくれるお仲間がいて熊本で17年ぶりに集まる場ができました。その件で17年、人によっては20年以上会ってないのですが2、3分話していると昨日のように一緒に活動していたことが蘇ります。
皆さん懐かしいという感じもあるのでしょうがわたしには本当に昨日のようです。ずっと続いているからです . . . 本文を読む
以前はほぼ毎日のように田舎と都市、大都市と地方都市、海と山、離島と中山間地などを行ったり来たりしていたのですが今は東峰村での生活を軸に都市や東日本や熊本等を回っているので世の中の感じ方が変わってきています。
生きて来たキャリアや年齢もあるでしょうが基本はどこにいても楽しく生きていけることは大きいですね。よく芸術家が、例えば作家や彫刻家、画家・・、が「作品は出来上がってしまえば一人歩きする」と . . . 本文を読む
最近風を感じます。今までも何度もそんな経験はありますが今までとは全然違う感じです。一気にという感じはありますがまだ一気が集まって大きな風になるちょっと前の起こりのようなものです。わかりますがこれは確実に大きな風になります。半端なことをやってると吹き飛ばされてしまいます。中心は何か?やるべきことは何か?どこへ向かうのか?何を成していくのか?中心とはそういうものを言ってます。一言でいうと未来です。未 . . . 本文を読む
熊本県内では阿蘇が随分前から観光的にはすすんでいるのでその分、世俗的な光景が多くなっています。今日は久しぶりに熊本から阿蘇を回って東峰村に帰ってきました。
車も多くて国道沿いには店もぐんと増えて益々「街」になっています。しかし大観峰や畦道から眺める外輪山はやはり雄大でやさしくダイナミックです。緑もいまこそグリーンです。阿蘇から日田へ抜け、東峰村へと来ましたが山へ山へと入って来て着いた東峰村は . . . 本文を読む
数え年の6歳になると子どもは最も甘えんぼうでもあり反抗期でもあることをいう東北の方言。民宿のじじばばから教えてもらいました。その話の元は先日東京からやってきたあるT家族の話から。
5歳の男の子のやんちゃぶりの話からじっと聴き入っていたばばさんがぼそっと「昔から むつあまされ」というべな、と。なるほど昔の人は日本語の表現が豊かだったんだなあとこの音の響きに納得です。この地域のことばを使った住民 . . . 本文を読む
猪瀬直樹さんの欲望のメディア、合間合間に読んでるのでやっと半分。ついに力道山、木村政彦らが登場する段に。正力氏の豪腕によってアメリカ式テレビが日本に入り、いよいよ放送開始へ。テレビ放送の様子をラジオで伝えたり、街頭テレビを見ようと木に登ってる人にテレビで注意を呼びかけたり、何だかとても当時の熱気がそのまま伝わってくる。今、とうほうTVがやってることと同じだなあ、と妙に親しみを感じる。 . . . 本文を読む