奥州・平泉の郷に来て透明な空気に益々自分自身の気持ちが整理されます。駅に着いてからずっとそうですが会う人会う人皆さんやさしいです。
国民宿舎に宿をとったのですが駅から「場所確認に」と電話したら予定に無いのに(とても安いプランで予約しました)わざわざ迎えに来てくださいました。着いてフロントでの女性の対応の清々しさにまた癒されました。本当にお客さんのことを考えて対応してくださっているのがよくわか . . . 本文を読む
きょうたまたま福島県いわき市の沖合の試験操業の話を昨日まで南相馬市にいたこともあって書きました。そして昨日南相馬市を出る直前に市役所で見かけたのがこの写真のポスタ–です。作家の埴谷雄高さんと島尾敏雄さんの出身地と知り独特の土地柄を感じました。
さらに南に位置するいわき市にはわたしが尊敬するお二人の放送人がおられます。残念ながらお二人とも故人ですがわたしは随分とお世話になりました。 . . . 本文を読む
原発事故以後初の いわき沖試験操業が報じられています。福島民報によると放射性物質検査で全てが下限値未満だったということです。一昨日南相馬市に入ってすぐに市役所の方に案内していただき市内全域を回りました。わたしのためにガイガーカウンターを携帯してくださりどこを回ってもその変化がわかり警戒区域でさえわたしの予想以上の低レベル量を示すのがわかりました。
同時に市役所の課長さんが大変わかりやすい話し . . . 本文を読む
福島県南相馬市に昨日までの二日間行ってきました。福島第一原発から半径20km以内の警戒区域、さらに30km以内の計画的避難区域があり、今なお福島第一原発による大変多くの課題を抱えておられます。
震災前の人口が71,500人、震災を経て現在は市街避難者が約15,200人、転出や死亡者が約9,700人ということです。60歳以上はほぼ80%の方が帰還されていますが40歳未満は50%を下回る世代もあ . . . 本文を読む
河童やオシラサマ、山の神など古くから伝わる伝承や民話を集めた民俗学の始まりと言われる「遠野物語」。今回の東日本では今後の東日本支援策の打ち合わせもあって遠野市内を久しぶりに回りました。
以前は駅周辺しか歩きませんでしたが今回は遠野物語の主な舞台となった土淵あたりにも行きました。そこで発見したのが佐々木喜善という無名の作家であり語り部でした。作家を目指し若い頃に東京にも出ていた地元の名士で、柳 . . . 本文を読む
岩手県住田町の番組は最終的には町民手づくり番組「ねんぷにやっぺし」というタイトルの20分番組になりました。「あせらずゆっくりやりましょう」という意味の方言で面白いことに町民スタッフの企画会議では侃々諤々とタイトルについて意見が交わされました。皆さんの意見を聞いているとだんだん「ねんぷにやっぺし」の意味合いが掴めてきます、そしてピタッときたらはっきりと身体の奥からOKが出ます。
初回のように出 . . . 本文を読む
岩手県住田町での住民ディレクター番組づくりは順調です。今回のメンバーはどっぷりの現場人間ばかりが集まっているのでテレビの枠には嵌らないことばかりです。これをテレビで見てもらうには正直言ってかなり工夫が必要です。とは言っても住民ディレクター番組ですから基本は仕事時間の合間に協力いただいて町民の目線でいかにそのままを表現するかです。
役場の横澤さんがいろんな意味でオールイン・ワン・プロデューサー . . . 本文を読む
岩手県住田町に到着。やっぱりセーターを持ってきてよかった。冬の様な寒さはないもののまだまだ冷んやりしてますね。住田町でも町のケーブルテレビを活用して来月からいよいよ住民自身が伝える番組がはじまります。今月から本格的な番組づくり態勢に入りました。テレビが生まれてから60歳になった今年、色々な意味で住田の動きは全国各地の地域活動にとって重要になるはずです。
. . . 本文を読む
岩手県住田町に毎月通ううちに着々と中心が決まりその中心にしっかりとした逞しいメンバーが集うようになりました。そして一度決めたら玩とやり続ける住田気質があります。今日は車の中で横澤さんと町民手作り番組のタイトルの話をしていたら「ゆいっこ」という言葉が出てきました。
「結」はついこの前のギネス世界記録をとった福岡県0946朝倉地域の合い言葉でした。時を同じくして東北でも「結」の精神がはっきりして . . . 本文を読む
21日から岩手県住田町に入りブログを書く暇もない程ずっと働いていました。いつもそうですが住田町に限らずどこかへ出かけると宿泊所で寝ている以外の時間はずっとその土地のお役に立てることをして働いています。
勿論、身体を温め、ハートを熱くすることも働きのひとつです。雪のときは特に温まる事は必要!!今回はそれさえ一日だけで昨日からはほぼ徹夜状態で町の横澤さんと動いていました。女性課長補佐ですがこの人 . . . 本文を読む