手まりの温もり

社会福祉協議会の梶原さんにくっついて一人暮らしの高齢者の方の家にお邪魔することになりました。高倉すみこさんは83歳、手まりや人形等を創るのが得意な方です。

　今日は４歳先輩の石井さんと一緒に手まりづくりや健康管理についてゆっくりお話を伺いました。昼食まで用意していただきとうとうADの高橋君までご相伴にあずかることになってしまいました。とうほうTVもいつも見ているとのことだったのでテレビをつけて見ていると石井さんが画面を指差し「この人は小石原じゃなかけん知らん」とのこと、「これはわたしです」と明かしたら驚いて大笑いでした。やはりテレビで見る人と実際の人では違って見えるのでしょう。

　娘の頃から知らず知らずに作り方を覚えていた手まりや人形、最近習った特製のモップなど山ほどお土産をいただきお宅を出ましたが、心のこもった手作りの品々に89歳で亡くなった母がやはりよく創っていた手まりを思い出していました。