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選挙の効果

総選挙の意味

株価 バリケイト伊東

2025-04-15 15:01:41 | 政治
 アメリカの関税政策で株価が激しく動いている。ダウも日経平均もジエットコースターのように動く。アメリカ国債も値下がりした。誰かが大量に売り出したようだ。誰なのかはわからない。トランプは慌てたようだ。信用収縮で1929年の大恐慌みたいになるのではないかと。自分で他国に高い関税政策をかけていて、90日間の執行猶予にした。トランプが思い描くほど事は簡単ではない。中国には145%の関税をかけた。反対に中国はアメリカに125%の関税をかけた。100%以上の関税なんて商慣習上あり得ない数字だ。貿易戦争には勝者はいない。お互い意地の張り合いだ。どちらかと言うと中国のほうが有利だ。アップルだってテスラだって中国で生産している。アメリカの自動車メーカーも部品は外国から輸入している場合が多い。バカ高いスマホや自動車をアメリカ国民は買うのか。すでに中国は世界中に市場を開拓している。アメリカだけが輸出先ではない。東南アジア、ヨーロッパ、日本、アフリカ、中東、どこに行っても中国製製品であふれている。トランプがアメリカ市場から中国製品を締め出しても、さほど痛みはない。アメリカ人は多くの高い製品を買う事になる。今のアメリカの物価は高い。さらに高くなる。国民の間から不満が出てくるだろう。今も全米中で反トランプデモが行われている。トランプ辞めろの声が大きくなれば、トランプも考え方を変えるかもしれない。私は今の状況を楽観的に考えてる。日経平均もダウも大きく下げた値を戻している。世の中、なるようにしかならない。日本でもアメリカでも大企業がバタバタ倒産する事はない。過剰に心配する事はない。大恐慌になったら一番アメリカが大損失を被る。トランプという手品師を信じるか信じないかは、あなた次第だ。