選挙の効果

総選挙の意味

いつもの日本 バリケイト伊東

2020-05-25 09:11:31 | 政治

 今日にも東京、埼玉、神奈川、千葉の自粛要請が解除される。うれしい反面、不安も消えない。日本全体で感染者数はかなり下がった。感染者がゼロの県も多い。すでに解除された県では、いつもの日常が戻りつつある。まだ、多くの日本人は、自由の身になったところで不安であろう。政府も国民も感染不安、生活不安におびえてる。自由に動き回れば、コロナウィルスにとっては、大喜びなのだ。人間の自由や欲望を餌にコロナは繁殖してゆく。世界は今だ、パンデミックなのだ。感染者は500万人を超え、死者は30万人を超えてる。日本で感染者数が減ったからと言って、喜べない。世界では、おそらく感染者数は1千万人を超えるのではないか。死者もまだ、まだ増えるだろう。コロナにばかり関心が高まっていて、隠れていた日本の恥部、闇が見え始めた。コロナ騒動以前から貧困問題であり、ネット上のいじめであり、性犯罪であり、詐欺、パワハラ、セクハラ、差別の人権侵害などだ。若い女子プロレスラーがネット上のいじめによって自殺した。いつもの事だ。今は、日本人に大きなストレスがかかってるから、一層中傷もひどくなったようだ。入管でも、女子の拘禁者に対しての職員の暴力事件があったばかりだ。日本では、人権に対しては、後進国なのだ。コロナ感染者や医療従事者に対しての差別も著しい。日本すごい国の自画自賛ナショナリズムは、日本のいいところしか評価してない。悪いところは、無視だ。どこの国でもいいところもあれば、悪いところもある。いいところしかない国、民族などないのだ。今、日本人にかかってるストレスは、半端でない。この精神状態は、人間性の悪いガンみたいな悪い部分を浮き彫りにさせる。差別、いじめ、暴力、排除が堂々と行われるのだ。幸い、日本にはヒットラーもたいなカリスマ的先導者がいない。安部は全然かわいいもんだ。いれば、日本でもユダヤ人の虐殺みたいな事が起きる可能性はある。誰もが、コロナ以前の日常性を取り戻せればいいと思ってるが、その日常性には、人間的悪、罪が憑き物なのだ。人間の本質は悪と罪だ。やさしさの影には悪意も隠れてる。それが普通だ。キリストみたいな人間は、ほとんどいない。早くマスクなしで外出できる時が来て欲しい。その時は、同時に人間に悪い面がたくさん出てくる時でもあるのだ。普通の生活には、コロナウィルス以上の悪い人間的悪性ウイルスが潜んでる。パンデミックが終わっても、人間界から戦争、犯罪はなくならない。人間はその罪の重さでほろんでゆくだろう。