日本のコロナ危機は、混乱と混とんの様相をきたしてる。国民のイライラと不安は増すばかりだ。全体的に感染者数は少なくなってるが、東京では、感染者数算定方法に疑問がついてる。今時、各保健所から東京都にファックスで報告されるそうだ。昭和40年頃のようなシステムが今だ、生きてるのだ。パソコンだ、スマホだのIT機械は使われていないのだ。現場は混乱してるから少しのミスはあるかもしれないが、100名単位でのミスとは、驚きだ。日本は先進国なのか。医療用マスクはない、防護服もない、消毒薬もない、重症者用のICUもない、ないないずくしで医療現場は感染者の治療にあたってる。頭が下がる思いだ。感染者数の減少で政府は、感染者数の少ない県では、自粛解除の方向にかじを切る方針だ。すでに緊急事態宣言を解除している県もある。人は自由でいたいのだ。家から出るなでは、ストレスがたまる。資本主義では、自由と欲望はエネルギー源だ。自粛ムードの中で生産、消費活動が著しく低下してしまった。政府の経済対策は後手、支援金をもらえない人間が多い。国民全員に10万円の支給金だって、もらえてない人が多い。政府のスピード感のない経済対策は、経済的に苦しんでる人々を救ってない。ひどい状況でも、日本では暴動は起きない。最近の日本人は、羊のようにおとなしくなってしまった。不平、不満が権力には向かわない。向かうのは社会的弱者であり、自粛しない人間に対してのいやがらせだ。自粛警察なんていう言葉まで生み出してる。今、日本だけでなく、パンデミックの混乱と恐怖が世界中を支配している。今、すべての人間が歴史の証人になってるのだ。2020年の新型コロナ感染症の記録、記憶は世界史に残されるだろう。100年後にも話題になるだろう。いかに人間が感染症に対処したのか、人間のおろかさが混乱をもたらし、同時に愛と賢明さが多くの命を救ったと。100年後にも、また新たな感染症が人類を襲ってるかもしれない。その時、今と同じように混乱が起き、多くの命が奪われ、人間のおろかな行動も見られるだろう。歴史は繰り返されるのだ。今、あなたが歴史の証人になってるのだ。あなたのおろかさが感染症を広げ、あなたの賢い行動が感染症を阻止し、あなたの愛と思いやりが命を救うのだ。あなたが歴史の証人として、語り部にならなければいけない。