選挙の効果

総選挙の意味

トランプ大統領  バリケイト伊東

2020-01-08 08:35:42 | 政治

 東京は台風並みの強風が吹くそうだ。嵐が吹き荒れる。虚構と閉塞の日本では、自然災害や戦争による破壊は真実だ。世界では、その戦争が起きそうな気配だ。引き金を引いたのはトランプ大統領だ。就任以来、トランプの言動に世界は振り回されてる。先頃決定した弾劾裁判も全然気にしてない。俺流を貫いてる。アメリカは世界の指導者なのだ。世界大戦が起きるかもしれない状況でも、自分がした行為を正当化している。イランでは100万人を超える人々が葬儀に参列して、ソレイマニ司令官の死を悲しんだ。英雄を殺したのだ。トランプは、歴史にテロリストの大物を殺害したと記録したかったのではないか。それに加えて大統領選を有利に進めたかった。強さのアッピールだ。司令官を殺した所でテロはなくならない。新たなテロを呼び起こす。テロがテロを呼び起こすのだ。報復の連鎖だ。そして、大戦争になってゆく。今のところ、イランや同調勢力によるテロ事件は起きてない。嵐の前の静けさか。イラン人は忍耐強い。どんなにかいじめられても、耐える。イランのことわざに、忍耐は勇気に勝るというのがある。このことわざをトランプに伝えたい。市民間でのけんかではないのだ。国家間のけんか、それも世界一の軍事力を持つ国とイスラム世界とのけんかなのだ。へたをすれば世界大戦につながってしまうのだ。戦争に突き進む勇気より忍耐が大切だ。やられたら10倍返しの政治家に忍耐という言葉は通用しないであろう。こんなアメリカ大統領が就任しているのも運命なのだ。司令官が殺されたのも運命なのだ。世界大戦危機も運命なのだ。大きい運命の流れに誰も逆らえない。今後、世界はどこに向かうのか。破滅と死の運命に向かうのか。それとも、幸福に満ちた世界を構築できるのか。見守るしかない。戦争が起きないように祈るだけだ。