今日は何の日 バリケイト伊東 今日は私の誕生日ではない。日本人が絶対的に覚えていなければならない日だ。１９４１年１２月８日は大東亜戦争が始まった日だ。日本軍がハワイの真珠湾の海軍基地を奇襲攻撃した日だ。その日以来、１９４５年８月１５日に終戦を迎えるまで日米は徹底な殺し合いを演じた。アジア、太平洋地域で民間人も含めれば、２千万人が死んだ。なんの為の戦争であったのか。日本の軍国主義者の暴走が戦争を引き起こした。日本は大惨敗の結果、民主主義の国に生まれ変わった。そして、今があるのだ。平和、豊かさ、自由、人権の国に変わったのだ。戦前にはこれらはほとんどなかった。ファシズム体制の社会では人間の尊厳など得られないのだ。人は奴隷のように国家に従属せざるをえなかったのだ。国に逆らう者は特高警察に捕まり拷問を受けたりしたのだ。暗黒時代といえるだろう。最近、また戦前に戻ろうとするような政治的動きが活発化してきてる。日本会議や右翼が勢いを増してる。日本社会も全体的に右傾化している。多くの国民は戦前のひどさを知らない。知らないから戦前を美化するのだ。今のほうがはるかにいいのだ。戦争なんてなにもいいところがない。悲劇しか生まない。いつまでも平和が続いて欲しい。