選挙の効果

総選挙の意味

自画自賛ナショナリズム

2017-12-01 10:34:31 | 政治
         自画自賛ナショナリズム     バリケイト伊東                最近、やたらと目につくのは 「日本すごい、日本人はいい人だ」の自画自賛ナショナリズムだ。阿部政権になってから、やたらと自虐的に日本を語るのはよくないという風潮だ。極端な自虐はよくないが、今の日本、問題だらけだ。問題点を改善しなければいけないと、指摘すること、批判することを日本の悪口を言ってると同じにしている。どこの国でもいいところと悪いところがある。いいところだらけの国、民族なんか存在しない。悪いところは直さなければいけないのだ。その為に政治があるのだ。政治活動や政権批判を悪いことなんて考えてるのは健全ではない。現実に阿部に対しての忖度や委縮が横行している。「阿部さんはいい人だ、日本のために頑張ってる、野党やマスコミは総理をいじめてる」なんていう雰囲気は何かおかしい。日本は独裁者の国なのか。                私もかなり愛国主義者だと思ってる。国や民族を愛さないより愛したほうがいい。しかし、天皇を政治の中心に置くなんていうナショナリズムには賛同できない。民主主義の国においては国民が主権者なのだ。人間あっての国家であって、国家あっての人間ではない。日本のナショナリズムは多種多様だ。天皇陛下万歳もヘイトスピーチもポピュリズムも日本会議も、左翼のナショナリズムもごちゃごちゃだ。ゴミ屋敷状態だ。幸いと言うか不幸と言うか、今の日本にはゴミ屋敷を整理整頓できるカリスマ性のある人間はいない。阿部のカリスマ性ではまとめられないであろう。強さに欠ける・大衆心理は女性的なのだ。小心者のおぼっちゃまでは大衆はついてゆかない。だからと言って、ヒットラーみたいな圧倒的カリスマ性を持った人間が出てこられても困る。日本は民主主義の国なのだから、民主主義のルールを守る権力者でなければならない。自画自賛は謙虚にしよう。鼻につく自画自賛は日本にとってマイナスだ。日本人は恥意識の高い民族ではないのか。