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竪琴のブログです♪

竪琴(ライアー)は、癒しの音色が魅力の弦楽器。指の腹で弦をなでるように演奏します。

音程と人間、距離と時間…

2019-03-08 21:40:27 | 日記

竪琴を弾き始めて間もない頃のこと。シとドのような隣り合う短2度関係の音が同時に鳴り響いた時、しかもそれが低音部だったとき「何とも怖い響きだ…」と思いました。

竪琴では、シとド、ドとレのように、隣弦の音を同時に弾くことが難しいのですが、もしかしたらそれは、響きが不協和になりがちだから、敢えて同時には弾きづらい奏法になっているのかも?と思ったりしますが、どうなのでしょう。。単に奏法の都合だけなのでしょうか。
同時に弾こうとするなら、左右の手指がお互いに干渉しないように、気を付けて弾くことは出来ますね。

しかし響きとしては、主張が強いまま隣同士の2音が同時に鳴れば、鋭い不協和音となってしまうように感じます。それが、同じドとレでも、オクターブ以上離れていたり、あるいは上下を入れ替えた7度の関係「レとド」なら、隣同士ほどには不協和を感じず、むしろお洒落な響きになったり、音楽のスパイス的要素に成り得る響きが生まれたりしますね。(※あくまで印象の範囲ですが)

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思うに人間関係も似たところがあって、距離が近すぎるとうまくいかないことってありますね。どちらか一方が遠慮や我慢をし過ぎることなく、お互いを尊重して譲り合うことも大切ですね。。。
先日、音高時代の友人達と食事をする機会があった時に、丁度そんな話が出て、音楽と同じだなと思いました。

しんどく感じる場合というのは、適度な距離が必要ということではないかなと思います。
お互いが時に共鳴しつつ自分の魅力を発揮して輝けるように、居心地の良い“適度な距離感”を保ちながら、過ごしていきたいものですね。

そして、時間をずらすことで解決することもありますね…。ということで、要するに、距離と時間がキーワード(何だか算数の文章問題になりそうです(^^;))。

コメント (7)
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