ドイツはミュンヘンに行って参りましたので,ご報告差し上げます。
■ 目的
世界の45歳以下の弁護士で構成する若手法曹国際協会(AIJA。欧州人が中心)の会合に参加してきました。AIJAについては別稿で述べます。
主な目的は,
① IPBA(環太平洋法曹協会)をよりよくするために,他の団体から国際組織運営を学ぶ,
② IPBAオフィサー(役員)として,AIJAとの連携を模索する,
③ ネットワーキング(国際法務をするためには,その国の弁護士を知らないといけない),
④ 欧州人の思考・行動様式を学ぶ,
でした。
加えて,⑤新しいエコシステム(Airbnb, UBER)を試す,ということも付随的な目的だったと言えるかもしれません。
■ 欧州とアジアの都市の違い
欧州とアジアの都市の違いは,①自転車専用道路の整備,②電線・電柱だと思います。いずれも欧州が進んでおり,アジアは遅れている。私は,日本が電線を地中化しないのは恥ずかしいことだと思っています。
アジアでは,地中化するコストが10倍くらいかかるから,電柱が乱立… アジア人の美醜感覚が劣るということか,それとも,「景観よりコスト削減を優先する」という経済重視の姿勢のせいなのか…
■ サイクリストの多さ
ミュンヘンでは自転車利用者も多かったですが,これは,自転車専用道路が整備されているから利用者が多いのか,それとも,利用者が多いから整備が進んだのか,いずれなのでしょうか。。
分かる方いたら,教えていただけますでしょうか。
なお,自転車のタイヤはどれも太く,耐久性が高そうでした。また,自転車専用道路は,ロンドンとは異なり,原則として歩道上にありました。
■ UBER
私は,初めて訪問する国では,利便性を肌で確かめたいという好奇心から,公共交通機関にチャレンジすることが多いです。しかし,ドイツ語だけの国(英語表記は多くない)でやろうとしたらタフでした…
主要駅までのキップを買ったり,どこで降りるかを確認したり,バスを利用しようと思ったら逆方向に乗ったり…
主要駅ではwi-fiつながらないので(だからUBER使えず),結局そこからはタクシーを利用しました。空港から宿泊先Airbnbまで,2時間近くも結局かかったかな?
しかし,帰国時にはUBERを利用したら,快適この上なし。30分。43ユーロ(タクシーだと60−70ユーロ)。現金も要らない。
今後は,public transportation を利用してみたいという好奇心は,UBERに比べると,時間と労力において,とてつもない代償を払うことを覚悟すべきですね。
というか,UBER自体が,いずれ, 「public」 な,移動手段になってしまうのだと思います。
■ Airbnb
若いカップルのアパート(80平米くらい)に,一部屋をあてがわれて,ルームシェア。帰りは鍵を置いて帰る。
バスルームもシェアなので,好きな時間にトイレ・シャワーが使えなかったりという不便さはあります。
ルームシェアの一番の利点は,「現地人と会話ができること」かと思います。私のように好奇心旺盛な人にはいいと思います。今後のすべての海外旅行はAirbnbでもいいかなと思いました。
例えば,ドイツの市井の人は,Japanを「ヤーパン」とドイツ語のまま発音するのだな,とか,ホテルでは得られない情報を得ることができました。
でもwi-fiは当然使えるし,これで(ベッドルームを提供するだけで)一泊8000円くらいが稼げるのなら,部屋を提供する側も,良いビジネスだなと思いました。
■ その他ミュンヘン雑感
・自転車で半日で観光できるくらいの小さい街。人口140万人。
・English Garden という新宿御苑をだいぶ大きくしたような公園が特徴的。
・ロンドン同様,ミュンヘンでも,散策というか散歩というか,「緑とふれあうこと」が,日常生活の中で大切にされている実感を得ました。日本や他のアジアとの違いです。
・夜道は暗くても安全? 真夜中・真っ暗闇の中を何度も歩きました。
・ロンドンでもそうでしたが,歩道者も自転車も,交通がなくても,赤信号で止まることが多い。罰則があるから…とドイツ人らしい理由があるようです。
・ミュンヘン名物であるEnglish Garden内の「川泳ぎ」経験もしました。楽しかったですが,体が冷える中で(だから筋肉も上手く動かない),川の流れの中で泳ぐのは難しく,溺れるというメカニズムが少し分かった気がしました。
・ドイツと言えば移民ですが,移民の勢力というか圧力を特に感じることはありませんでした。
■ 目的
世界の45歳以下の弁護士で構成する若手法曹国際協会(AIJA。欧州人が中心)の会合に参加してきました。AIJAについては別稿で述べます。
主な目的は,
① IPBA(環太平洋法曹協会)をよりよくするために,他の団体から国際組織運営を学ぶ,
② IPBAオフィサー(役員)として,AIJAとの連携を模索する,
③ ネットワーキング(国際法務をするためには,その国の弁護士を知らないといけない),
④ 欧州人の思考・行動様式を学ぶ,
でした。
加えて,⑤新しいエコシステム(Airbnb, UBER)を試す,ということも付随的な目的だったと言えるかもしれません。
■ 欧州とアジアの都市の違い
欧州とアジアの都市の違いは,①自転車専用道路の整備,②電線・電柱だと思います。いずれも欧州が進んでおり,アジアは遅れている。私は,日本が電線を地中化しないのは恥ずかしいことだと思っています。
アジアでは,地中化するコストが10倍くらいかかるから,電柱が乱立… アジア人の美醜感覚が劣るということか,それとも,「景観よりコスト削減を優先する」という経済重視の姿勢のせいなのか…
■ サイクリストの多さ
ミュンヘンでは自転車利用者も多かったですが,これは,自転車専用道路が整備されているから利用者が多いのか,それとも,利用者が多いから整備が進んだのか,いずれなのでしょうか。。
分かる方いたら,教えていただけますでしょうか。
なお,自転車のタイヤはどれも太く,耐久性が高そうでした。また,自転車専用道路は,ロンドンとは異なり,原則として歩道上にありました。
■ UBER
私は,初めて訪問する国では,利便性を肌で確かめたいという好奇心から,公共交通機関にチャレンジすることが多いです。しかし,ドイツ語だけの国(英語表記は多くない)でやろうとしたらタフでした…
主要駅までのキップを買ったり,どこで降りるかを確認したり,バスを利用しようと思ったら逆方向に乗ったり…
主要駅ではwi-fiつながらないので(だからUBER使えず),結局そこからはタクシーを利用しました。空港から宿泊先Airbnbまで,2時間近くも結局かかったかな?
しかし,帰国時にはUBERを利用したら,快適この上なし。30分。43ユーロ(タクシーだと60−70ユーロ)。現金も要らない。
今後は,public transportation を利用してみたいという好奇心は,UBERに比べると,時間と労力において,とてつもない代償を払うことを覚悟すべきですね。
というか,UBER自体が,いずれ, 「public」 な,移動手段になってしまうのだと思います。
■ Airbnb
若いカップルのアパート(80平米くらい)に,一部屋をあてがわれて,ルームシェア。帰りは鍵を置いて帰る。
バスルームもシェアなので,好きな時間にトイレ・シャワーが使えなかったりという不便さはあります。
ルームシェアの一番の利点は,「現地人と会話ができること」かと思います。私のように好奇心旺盛な人にはいいと思います。今後のすべての海外旅行はAirbnbでもいいかなと思いました。
例えば,ドイツの市井の人は,Japanを「ヤーパン」とドイツ語のまま発音するのだな,とか,ホテルでは得られない情報を得ることができました。
でもwi-fiは当然使えるし,これで(ベッドルームを提供するだけで)一泊8000円くらいが稼げるのなら,部屋を提供する側も,良いビジネスだなと思いました。
■ その他ミュンヘン雑感
・自転車で半日で観光できるくらいの小さい街。人口140万人。
・English Garden という新宿御苑をだいぶ大きくしたような公園が特徴的。
・ロンドン同様,ミュンヘンでも,散策というか散歩というか,「緑とふれあうこと」が,日常生活の中で大切にされている実感を得ました。日本や他のアジアとの違いです。
・夜道は暗くても安全? 真夜中・真っ暗闇の中を何度も歩きました。
・ロンドンでもそうでしたが,歩道者も自転車も,交通がなくても,赤信号で止まることが多い。罰則があるから…とドイツ人らしい理由があるようです。
・ミュンヘン名物であるEnglish Garden内の「川泳ぎ」経験もしました。楽しかったですが,体が冷える中で(だから筋肉も上手く動かない),川の流れの中で泳ぐのは難しく,溺れるというメカニズムが少し分かった気がしました。
・ドイツと言えば移民ですが,移民の勢力というか圧力を特に感じることはありませんでした。