磯のすーさん あれこれ

江戸から16里ほど離れた海辺の田舎に棲む地味で怠惰なオイチャンのあれこれ。 中身は勝手気まま=自然体で~す。

おぼんの蘊蓄

2010-02-10 16:25:02 | 友人・縁者からの投稿欄
博識な友人Eさんからの投稿をご紹介します。 

“おぼん”

外食産業の必需品のお盆、今でこそ色々なサイズが有りますが、かつてお盆は特別に作られたものを除き、一尺2寸(36センチ)と

決められていました。この1尺2寸という長さは女性の平均的なお尻の幅と同じなのです。

それは女性のお尻の幅は肩幅より若干狭く、このサイズですと、腕の前に捧げたお盆が肩幅からはみ出す事が無く、お盆を持った

二人がぶつからずに廊下ですれ違えるのです。もともと日本家屋の廊下は二人の人間が正面を向いたまますれ違えるように

3尺幅で造られており、その中で使うには1尺2寸のお盆は理にかなっていたのです。処で18世紀の江戸は、人口が

100万人以上の世界一の大都市、その上60万人以上の町民が居住地域の約二割の場所に住んでいたのですから、今の

台東区以上の過密状態。そこでその様な狭い地域で皆が気持ちよく生活する為に考えられたのが“江戸しぐさ”。

その中には「傘かしげ」や「肩引き」等の通行マナーもあり、雨の日はお互いの傘を外側に傾けて雨滴が掛からない様にする、

又、人とすれ違う時は左肩を路肩に寄せて歩く(江戸時代は刀の鞘が当たらぬよう左側通行)等々、それらは現在にも通じる

洗練された庶民のマナーだったのです。


今売り出し中の女子プロゴルファーの上田桃子、“立派なお尻だな”と思って見ていましたが、それもそのはず、

産まれた時の彼女はかわいい桃尻、そしてそれを見た父親が付けた名前が“桃子”だそうです。随分いい加減な名前の付け方、

でも彼女はその桃尻が繰り出す強烈なドライバーショットで大活躍、桃子パパの名前の付け方は間違っていなかったのです。

それに比べ我ら一般人は子供の名付けには結構苦労しますが、結果は殆どが名前負け。処で好みも有るのでしょうが、やはり

女性の魅力は何と言っても豊満な胸とふっくらしたお尻。そして今は巨乳、爆乳ブーム、相撲の高見盛ではないですが“大きい

胸の谷間で窒息できたら本望だ”などと妄想している諸兄、昔流行った月亭可朝の歌を思い出して下さい。「ボインは赤ちゃん

が吸うためにあるんやで~、お父ちゃんのものと違うのんやで~、大きいのがボインなら、小さいのはコインやで~」。

Eさん 有難うございました。色々と勉強になります。 引き続いてよろしく。

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