ドドデッボー ドドデッボーと、キジバトが鳴いている。
濁り声で美しいとはとても言えないが、愛嬌がある。
洗濯物を干しながら、しばらくその声を聴いていた。
鳴き始めは『ド』あるいは『ドド』ではっきり聞き取れない。
濁り声独特の籠もった声で、聞き取りにくい。
『デッボー』も濁り声だが『デ』の音が少し高い。
彼としては一番張り上げた声なのかも知れない。
彼と書いたが、彼女かも知れないのでここは更なる注意が必要。
鳴き終わりは『デッボー』で終わる物と思っていた。
ところが最後に『ド』を一回だけ添えるのだ。
何度か聞き直してみたが、ほとんど『ド』が最後になる。
『ドドデッボー ド』で鳴き終わるのだ。
してみると、鳴き声は『ド ド デッボー』なのかも知れない。
けれども最初の『ドド』の間隔は非常に狭い。
すると、裏の家の犬が突然吠えだした。
暫く、キジバトの鳴き声が止んだ。
家の猫が『ニャー』と鳴く。
次の『ドドデッボー』はかなり遠くに行ってしまった。
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