ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

祝い古酒『びぎんのしまー』到着!!

2011-05-18 | 泡盛

旅の思い出と最近の話題が行ったり来たりですが・・・。

先週、待ちに待った『びぎんのしまー』が我が家にやってきました



なみだなみだの感動

これは単なる泡盛ではなく、BEGINの想い
制作に携わったお一人お一人の想いが沢山詰まった芸術品です!

先月伺った、瑞泉酒造さんの「びぎんのしまー」開発に携わった
ご担当の方のエピソードを交えて解説します。

まずはパッケージの化粧箱。
この祝い古酒の顔とも言えるロゴは書画家「間瀬八荒」さんの書。



パッケージのデザインイメージは
空と海をイメージした青の濃淡のグラデーション。
三線の天と棹をモチーフに水平線(ニライカナイ)を表現。

インテリアとして飾ってもいいように、ドンペリみたいな台座も。



ボトルは「琉球ガラス村」の職人さんがひとつひとつ吹いて仕上げた手作りの琉球ガラス。
本物の三線と同じ大きさに作るのには大変なご苦労があったそうです。



ヘビ柄をモチーフにした「BEGIN」の文字わかりますか?
アルバム「オモトタケオ・3」のCDにプリントされていたのと同じ柄です。

ボトルのキャップ部分ですが三線の天をイメージ。



最初、本物の三線の天の大きさで作ろうとしていたらしいのですが
試してみたら「バカ殿」みたいになってしまったので却下されたのだとか(笑)
これも耐久性の高いヒバ材を使った手作り。

そして見えない栓の部分にもこだわりが!
ひとつひとつ吹いたガラスは若干、注ぎ口の大きさも当然違うわけで。
シリコンのジョイント部分もそれぞれのボトルの口に合わせて調整しながら
作られているのだそうですよ!(感動しませんか?私だけ??)


そして「てぃーが(三線の胴を巻いている帯)」

金色の波と紺色の波
二つの波を重ねると魚の模様が浮き上がってきます

   

「和の紋」と名付けられた円の中の模様は
船を漕ぐオールを表し、BEGIN3人で力を合わせて頑張っていこうという
想いも込められているそうです。

 

和の紋の外側には「マンタ」もいますよ。
そして何と!この「海遊」と名付けられたてぃーがは
栄昇さん自らのデザイン!
紺色の下地はBEGINファンならお馴染み
沖縄のサトウキビの搾りカスの繊維&琉球藍をベースにしたSUGARCANEさんの
デニム生地を使っています!!!!

飲む、飾るだけでなく実際に使って欲しいという想いから
本物の三線にも使えるてぃーがなんですよ。
嬉しいじゃありませんか・・・。

ここまで来ると涙なしでは語れません。。。

20周年にふさわしいめでたい紅白の紐。



栄昇さんのご両親もこの紐を切るお手伝いをして下さったそうなんです。
ううう。。。何てありがたいことでしょう。。。

シリアルナンバー入りの木札。
写真だと分かりづらいのですが、凹凸があるのです。
これもひとつひとつ注文を受けてからレーザーで焼いて刻印しているそうです。



いや~素晴らしい!!
瑞泉さんへ伺って直接お話しを聞いたので余計に何倍もの感動が
まだまだ沢山の秘話があるんですけどね。。。

さてさて、お味の方ですが・・・?

流石にそう簡単にはあけられません
これだけ沢山の方の想いが詰まった祝い古酒ですから。
自分の夢が叶うその時までのお楽しみということで

その日が1日でも早く来ますように
カリホ~イ!