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本4

2009年10月16日 | おすすめの本・映画
昨日は仕事で外出先への時間を間違え、早く行き過ぎたので本屋さんへ立ち寄りました。

さらっと見ていくと松下幸之助の本が目に入りパラパラとめくりましたが

その脇にやたら目につく本がありました。

帯には

「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」

そう書いてありました。


何でやりたいことをやらない?.........

その言葉が胸を突き刺し頭を離れませんでした。


私が明日死ぬとしたら何をやるだろう。

まずは愛する人たちへ感謝の気持ちを伝えるでしょう。

残された命が一日ならこれは間違いなくするでしょう。

もし1年の命があるとしたら、、、

貪欲に自分の生活が潤うために欲の塊となって生きるでしょうか?

平均寿命まで生きれると漠然と思って結局毎日をのんべんだらりと生きているのなら

明日死ぬのも変わりない。

自分がやりたいことってなんだろう。

自分が責任をもたなければならないことに日々翻弄されていると自分自身が求めている生き方がだんだん見えなくなっていってしまう。

いや、自分にはこれが課せられているからと言い訳をしているだけなのかもしれない。


この本の著者でありバングラディッシュで企業した山口絵理子さんMother Houseは国際協力という形で途上国の発展を助けたいという思いで

単身バングラディッシュに乗り込んだもののそこに滞在するうちに

厳しい現実の中でも生きる事を生きる目的とし力強く生きる人達を目の当たりにし、

いかに自分の人を助けたいという思いが傲慢だったかということに気がつき

現地の特産物であるジュートを利用したビジネスと言う形で彼らの役に立てるのではないかという思いに達する。



生きる事を目的として生きている人達が世界中には何億といることを考えれば

自分が考えている自分にとっての障害と見えしものは一体何だろう?

それは本当にちっぽけな自分のプライドや、自分が勝手に作り出した本当は存在しない壁。


日本はこんなに豊かな国なのに自殺者が世界一であるのは何故でしょう。


人が目の前で轢かれても誰も見向きもせず「人口が一人減った」くらいにしか考えないような国、

女の子が生まれれば線路の上に置いて殺してしまうような現実のある国から考えれば

もっともっといろんな可能性を試す事ができる環境に生きているのに。


その本は「裸でも生きる」というタイトルですが

心を裸にしてみれば本当に自分が手に入れたいもの、自分がどう生きたいか、

そして何のために生きているかは見えるはず。

生きる事を生きる目的としなくていいなら何度失敗したって立ち上がれるし、

本当は大抵のことは何だって出来るはず。


「なぜやりたいことをやらない?」

やりたいことはやってきたつもりだったけどそう問いかけられたら

本当にやりたいことはまだ何にもやってないような気がしました。







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1 コメント

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Unknown (A花母ょり)
2009-10-18 10:05:13
こんにちは^ー^
生きてるうちにやっておきたいこと、私も考えてみました。
明日急に亡くなったら・・・一番気になることはやっぱり、子どものことかな・・・
私の生きてる役割って、子どもを一人前に育てることだと思ってるから。一人前って、どこまでなのか線引きできないけど、自律してるっていうか、生きていく術を身に着けてるってこと。難しいけど、命を大事にして前向きにいきてほしいから。
あとはダーリンも、たまには大事にしてあげなくては~

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