HOME SWEET HOME

シングルマザーの子育て、子供の留学、DIY、ボクシング、MBA挑戦、そして世界へ!

映画

2011年03月03日 | おすすめの本・映画
週末にJが最近習慣になりつつあるレンタルCDをしてきた中に一本映画があったらしい。(Q-ちゃんが発見)

特に気にも留めずいつ見るのかなと私は返却期日を気にしていた。

日曜日の夜にJがソワソワし出して家のスクリーンを引っ張ってみたり部屋を暗くしてプロジェクターをつけてみたり

なにやら映画をスクリーンで見ようとしてるのはわかったし、

こっちをチラチラ見て視線は感じてたけどQ-ちゃんはテスト前で

勉強に必至で見向きもしないし、私も花粉の季節で気分が乗らず「早く寝よー」とブツブツ言いながら

リビングで横になっているとJが準備した映画が始まり出した。

私は何借りてきたのかな~と確認だけして寝ようと思いストーリーが始まってみると。。。。


それは去年Q-ちゃんとJと三人で映画を見に行った時に予告版ですごく面白そうなものがあって

私がしきりに見たい見たいと言っていた映画だった。Jとツタヤに行った時もポスターが出てるのを見て

私は何度も「これ見たい」ってブツブツ言ってたけどJは特に反応もなく

聞いてるのか聞いてないのかわからないと思ってた映画だった。


でも私が見たいと言っていた映画を覚えていて、それをかりてきてくれたんだ

それも私に何も言わずお小遣いで


Jは私が見たかった映画だった事に気がついて真剣に見だすとゆっくりとソファに背中をつけて身を沈め

自分も集中して見だした。

そして最後まで一緒に全部見て

「面白かったね

と言って寝ました。

さりげない息子の優しさに布団の上でちょっぴりウルウル

父親が拉致された娘を命がけで救出するストーリー。



本4

2009年10月16日 | おすすめの本・映画
昨日は仕事で外出先への時間を間違え、早く行き過ぎたので本屋さんへ立ち寄りました。

さらっと見ていくと松下幸之助の本が目に入りパラパラとめくりましたが

その脇にやたら目につく本がありました。

帯には

「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」

そう書いてありました。


何でやりたいことをやらない?.........

その言葉が胸を突き刺し頭を離れませんでした。


私が明日死ぬとしたら何をやるだろう。

まずは愛する人たちへ感謝の気持ちを伝えるでしょう。

残された命が一日ならこれは間違いなくするでしょう。

もし1年の命があるとしたら、、、

貪欲に自分の生活が潤うために欲の塊となって生きるでしょうか?

平均寿命まで生きれると漠然と思って結局毎日をのんべんだらりと生きているのなら

明日死ぬのも変わりない。

自分がやりたいことってなんだろう。

自分が責任をもたなければならないことに日々翻弄されていると自分自身が求めている生き方がだんだん見えなくなっていってしまう。

いや、自分にはこれが課せられているからと言い訳をしているだけなのかもしれない。


この本の著者でありバングラディッシュで企業した山口絵理子さんMother Houseは国際協力という形で途上国の発展を助けたいという思いで

単身バングラディッシュに乗り込んだもののそこに滞在するうちに

厳しい現実の中でも生きる事を生きる目的とし力強く生きる人達を目の当たりにし、

いかに自分の人を助けたいという思いが傲慢だったかということに気がつき

現地の特産物であるジュートを利用したビジネスと言う形で彼らの役に立てるのではないかという思いに達する。



生きる事を目的として生きている人達が世界中には何億といることを考えれば

自分が考えている自分にとっての障害と見えしものは一体何だろう?

それは本当にちっぽけな自分のプライドや、自分が勝手に作り出した本当は存在しない壁。


日本はこんなに豊かな国なのに自殺者が世界一であるのは何故でしょう。


人が目の前で轢かれても誰も見向きもせず「人口が一人減った」くらいにしか考えないような国、

女の子が生まれれば線路の上に置いて殺してしまうような現実のある国から考えれば

もっともっといろんな可能性を試す事ができる環境に生きているのに。


その本は「裸でも生きる」というタイトルですが

心を裸にしてみれば本当に自分が手に入れたいもの、自分がどう生きたいか、

そして何のために生きているかは見えるはず。

生きる事を生きる目的としなくていいなら何度失敗したって立ち上がれるし、

本当は大抵のことは何だって出来るはず。


「なぜやりたいことをやらない?」

やりたいことはやってきたつもりだったけどそう問いかけられたら

本当にやりたいことはまだ何にもやってないような気がしました。







花の降る午後

2009年09月22日 | おすすめの本・映画
最近夢中になって読んでた本。


宮本輝の「花の降る午後」


内容を知ってる人が聞いたら


「願望入ってるでしょ」


ってつっこまれるだろうな(笑)


(確かに。。。)


最近はあまりピンとくる小説に出会えず実用書や心理学書、自叙伝などを好んでいたので小説らしい小説を読んだのは久しぶり。


主人公の心の動きがあまりにも分かりすぎて切なくて

久しぶりに感情移入しすぎて涙ボロボロ。


確かに願望がないと言ったらウソになるけど自分の人生観や恋愛観など色々考えさせられる本でした。


典子と雅道の余りにも違う境遇、それが絆を深めまた障害を生みだしている。

典子が雅道を追い大阪駅へ駆けつけた時、プラットフォームのベンチに座る

雅道を見て引き留めようとしていた自分の足が突如止まってしまう。

そして結局引き留めずに影から彼を見送ってしまう。

映画やドラマにはよくあるシーンだと思う。


今までの自分なら「何で追わないの?」って思うと思うけど

この本を読んでもし自分なら、今の自分ならやはり同じ選択を苦しみながらしただろうと

感じた。

たぶん恋愛以外のところでもどうしても捨てられないもののために

苦渋の選択をたくさんしてきたと思う。

それでいいんだと自分に言い聞かせながら。


でも最後の結末でその気持ちが解き放たれたから、許されたような気持ちになったから

とめどもなく涙がでたのだろう。


釣り合わないからとか、お互いが求めるものが違うからとか、

結果的に相手に対する条件の不一致を挙げてそう思うことがあるかもしれないけど

それは上手くいかなくなった時にわいてくるもので

人を好きになるということは最初は理屈じゃなくその人となり、

この世に二人といない唯一無二、ただその人であるからじゃないかと思う。



明日があるなら

2009年06月30日 | おすすめの本・映画
風邪をひいて学校を休むといつも「あしたのジョー」を最初から読んでいました。
ちょっとづつ買いだめて17巻まで買いました。
最後の内容はどうなるか知っていたけど、どうしても最後が見たくなくて結局20巻まで買いませんでした。

今でもあの頃と気持は変わりません。「最後が知りたいけど知りたくない。」



大人になってシドニーシェルダンの「IF TOMORROW COMES」(邦題:明日があるなら)という本を原文で読みました。
シドニーシェルダンの本は原文で何冊も読み、すべておもしろかったですがMASTER OF THE GEME(ゲームの達人)やBLOOD LINE(血族)と並びこれは最高傑作です。

ある意味、この中の主人公であるTracyのような女性が自分の理想の姿かもしれません。

でも、やはり最後は読みたくないのです。

原文で辞書を引かずに読んだ時はラストシーンを斜め読みし、なんとなくわかりました。

それから数年後全部辞書を片手にもう一度じっくり読んで最後のシーンにさしかったた時、
それまで一生懸命熟読してきたのに最後数十ページになったら読めなくなりました。


自分がそんな選択を、生き方を、潔くできるかわからないので今は最後をしっかりと読む自信無いのかもしれません。


この本は女性にお勧めです。

読むととても勇気が出てくると思います。





社員をサーフィンに行かせよう

2009年06月25日 | おすすめの本・映画
昨年かなり本気モードでサーフィンを始め、友人からロングボードも購入しました。

先月フルスーツのウェットも購入し、スタンバってますが今年は何かと忙しく、友人達も都合が合わずまだ海へ行けてません

そんなこともありタイトルと抜粋を読んでみて惹かれて購入した本ですが
内容としては著名なクラーマーであり、サーファー、カヤッカー、スキーヤー、鍛冶職人、環境保護主義者でもある
パタゴニア創業者の所謂経営論ですが非常に共感できる部分があります。




私が感じた事としては経営者は真実が見えていることが必要だと思いました。

真実とは現実ではなく、法則であり、智慧でもあります。

社員はいい波の時は実際に海へいつでも出かけるそうです。

羨ましい!!!

それはさておき、地球環境や自然との共生を考えた場合、こうした企業が発展していくことが非常に重要ではないかと考えます。