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シングルマザーの子育て、子供の留学、DIY、ボクシング、MBA挑戦、そして世界へ!

スピーチコンテスト

2012年12月02日 | シングルマザーライフ
家族全員ともオンラインの英会話でレッスンを受けていますが

先日スピーチコンテストが行われるということをHPで知りQちゃんに

勧めてみましたが締切二日前で慌てて原稿を作成し録音して送りました。

タイトルは「私が英会話を学ぶ理由」


それから暫くして事務局から電話があり、エントリーした100名以上の中から

Qちゃんがファイナリストの10名に選ばれたと電話がありびっくりしました。

その間に受験も有り(残念な結果でしたが)ろくに練習する時間もなく

原稿の書き直しも思うように進まず

焦っており先週の日曜日にはまだ原稿ができていませんでした。

そして迎えた昨日の本選。

Qちゃんは2番目でしたが最初の男性は英語の先生。きれいな発音と経験豊かな

ストーリーは素晴らしく「参ったな~」と思いました。

その他のファイナリストも皆それぞれ自分の経験を織り交ぜながら

素晴らしいスピーチを展開し、私の中では少なくとも4名はQちゃんより

良かったと思っていたので休憩中に「いい経験だったよね。また来年頑張ろうね」と二人で

すっかり諦めていました。

そして2位、3位と発表され、最後に社長が優勝者を読み上げました。

「優勝は、、、、、、Qちゃん!!!」

うっそ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

思いがけない優勝に本当にびっくりして取り乱してしまいました。

社長はまだ若く起業家としても有名な方で大学院とも縁があり、

最後にお話をさせていただきましたが「Qちゃんは何かを持っていますよ。

自分でちゃんと道を切り開いていける力を持った子だと思います。

だから一番投資効果(賞はフィリピン8日間短期留学)があると思いますよ(笑)!」

と言って下さったことが本当に嬉しかったです。

挫折(大学に落ちたこと)があったこと、今回の優勝はきっと

Qちゃんの将来に大きな意味を持つと思います。

そして10番目のファイナリストの席は空席でした。

この方はつい数日前に亡くなり、喪服姿の娘さんが代読したいと

最後に涙を流しながら亡くなったお父さんのスピーチを読み上げました。

英語を学ぶことで世界が広がる。このことは事実だと思います。

Qちゃんのスピーチの通り、日本人が競争力を落としてきた要因は

英語力だけではないかもしれませんが、でも英語力が弱いことで

コミニケーション能力が低下し、世界的視野が狭くなりがちである

ということは否めない事実であると思います。

ファイナリストの中のある若い男性のスピーチの中でインドで

バックパッカーとして旅している時に8か国語を操る10歳の女の子から

「韓国人も中国人も日本人も皆同じ顔をしているのに

なぜ日本人だけ英語がしゃべれないの?」

と聞かれものすごくショックを受けたと言っていました。

カメラマンからインドの会社のエンジニアに転身した若い女性や

北京の大学へ留学中に出合ったオランダ人の彼氏ともっと

コミニケーションを取りたいという行動的で素敵な女の子や

会社をグローバル化するために世界の舞台で働きたいという

中堅の男性など、日本にはまだまだ魅力的な人間がたくさんいるんだと

つくづく実感させられQちゃんの優勝以上に素晴らしい時間を過ごした

1日でした。

賞がアメリカのホストブラザーが住むフィリピンセブ島留学というのも

何かの縁だなと思いました。

フィリピンがまた次へ繋がる新しい道を開いていくのだと思います。


(スピーチ本番の様子↓)
http://youtu.be/IqjHdeaWEPM

手料理の効能

2012年11月18日 | シングルマザーライフ
鈴木保奈美が久しぶりのTVの対談で

三食全部手作りしていると言っていた。

3人の娘には毎日お弁当を作っている。

本人は社会人になるまでは胃袋を征服できるのは自分だけだから

支配欲なんですよと謙遜していたけど、

そんな考え方を聞いたのは初めてで

ある意味素晴らしいなと思った。

彼女は、子供たちが成長するまでは自分が作ったものを口に入れて

それが子供達の体を作っているんですよ!と語っていた。

その言葉は征服欲というよりも子供達の体は自分が作るのだという

責任感からくる言葉だと思った。

もの凄く共感できた。




Jの野心

2012年11月13日 | シングルマザーライフ
英語漬けと言えばJが夏にロスへホームステイに行ってから

英語のオンラインレッスンをやりたいと言い出し、

この冬にもアメリカへ行きたいと言い、

更にはアメリカの大学、海外で働きたいと夢を語り出した。

オンラインの英会話レッスンはほぼ毎日予約をし、

英会話に励み、ふと部屋を覗いてみるとハリーポッターの映画をパソコンで

電子辞書片手に見ている。 マジだやる気だ!

シャイだと思っていたJがライブハウスで人前で歌えるようになったことだけでも

とても大きな成長だけど、ロスでたくさんの多国籍の仲間と毎日ディスカッションを

し、国際社会へ出ることの必要性と、そしてもっと自己主張をしてみたいという気持

ちがメラメラと燃えてきているのを見て母としては嬉しい。


行き詰まったら

2011年05月04日 | シングルマザーライフ
Jが高校の部活を初めて約一か月。その間救急車で運ばれる事故もあったけど最初のう

ちはまだまだお試し期間。

最近は帰ってくると家のチャイムを鳴らしドアを開けると呆然とした顔で家に入り

「メシ、、、」

と一言言ったまま動けない様子。

ひょこひょこと足を引きづって本当にしんどそうに見えるから少し足を揉んであげたら

そのうち寝ちゃうかなと思ったけど

「勉強しなきゃ」と自分を奮い立たせてる。

夜はしんどいみたいで朝早く起きて部活へ行く前に勉強している。

GWに入って気分をリフレッシュしようとジムへ行ってみた。

その間W君はプロボクサー資格を取り、おやじ軍団は試合にエントリーし、

時というものはどこにでも流れている。

今の自分はいくら時間があっても足りないくらいの勉強をしなくてはならないけど

どうしても見えなくなってしまう時は流れを変えないとだめだな。

ジムで汗を流すと不思議とすごいエネルギーをもらえる気がする。

自分一人の力には限界があるんだな。

人からもらうパワーはすごいと思う。

Jは学校に、部活に通う時、窓越しに見送ると、どんな時でも必ず振り向いて手を振っ

てくれる。


自分も頑張らないと。



Jの入学式

2011年04月08日 | シングルマザーライフ
今日はJの入学式でした。


家の裏の畑の梅もきれいに咲いて。。。晴れ晴れしく高校生活を出発しました。


自分の今後の思いと重なり感慨深い入学式でした。

式の中で紹介された吉田松陰の言葉が深く深く心に響きました。


「夢なき者に理想なし、

理想なき者に計画なし、

計画なき者に実行なし、

実行なき者に成功なし、

故に、夢なき者に成功なし」



この言葉を繰り返し繰り返し反芻していったらこの2年を乗り越えそうな気がします。


卒業式

2011年03月18日 | シングルマザーライフ
仕事をほおっておけないという気持ちもあったけど子供たちにとっての親は私だけ。

今まで経験した事のない胸が張り裂けんばかりの思いの卒業式。

合唱の場面で流れる市役所からの停電の放送。空襲警報は知らないけどきっとそんな不安が渦巻いている。

先生からの涙ながらの挨拶。父兄も卒業式なのに髪もボサボサの人が沢山いた。

きっとみんな色んな意味で大変な思いをしているのだろう。

子供達は強い。どんな場面でも笑う事ができる。でもその胸の内にどんな不安を抱えているのだろう。

Q-ちゃんは地震以来学校へ行けず毎日家の中にいてストレスが溜まってきて

私も仕事でイライラが溜まりきつい事を言ってしまうと布団に潜り声を殺して泣いている。

東京がこんな状況なら被災地の人達の不安、ストレスは一体どれほどのものだろう。


帰ってからすぐさま会社の情報を拾うと日経新聞に自分の会社のことがニュースになっていた。

会社に電話をすると上司は朝からエレベーターの動かないビルの階段を何往復もし走りまわっていてつかまらない状況だという。

こんな時に本当に申し訳ない。


地震以来小刻みにしか眠る事が出来ない。

特に停電の夜の時の恐怖感。何度も何度も玄関へ行って戸締りを確認する。

そして節電しなければと思いながらも電気をつけていないと眠ることが出来ない。

私が子供を守らなければとずっと思って生きてきたけど

自分の不甲斐なさが情けない。

怖い。


強いのは子供ばかりではない。戦火をくぐり抜けてきた我々親世代は本当に強いと思う。

父は食べるものがなく生の芋を食べ、結核で何度も吐血し死を目前にし生き抜いた。

いつでも死ぬ覚悟は出来ているのだろう。

自分達が築いてきた会社が揺らいでいても心配しながらも

「なるようにしかならない」

と言いきれる。


そうだ。仕事が無いという不安は何度も味わってきた。

いつの間にか仕事があるのが当たり前になっていたけど

あの頃の気持ちを考えればいつでもスタートラインには立てる筈だ。

不安は人を破壊する。その事を自分は良く知っている。

でも闇はいつか光へ向かう、その事も信じる事が出来る。

母は今まで大切に大切に育ててきた花々のスペースをひっくり返しすでに野菜の種を蒔いたという。

「いざとなれば自給自足よ!」

日本人は素晴らしい。

日本がこんなことになって、あらためて思い知らされた。