五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

12月初演の会

2009年12月21日 | 落語
大森から御徒町へ移動して、夜は初演の会です


馬桜 『宿題三題噺』

馬るこ 『浮世床』(フルバージョン)

たけ平 『扇の的』

馬桜 『火事息子』


宿題三題噺のお題のひとつが、自分の出したものだったので、
どんな噺になるのか、楽しみだったんですが、


・・・結構さりげなく流されちゃったかな


内容は口止めされてるので、秘密です(笑)
来月のお題も出て、そうなるとまた聴きたくなる・・・。
という「連鎖」の「エンドレス初演の会」なのであります

昨日は期せずして大森→御徒町と、たけ平さんと同じコースだったので、
追っかけみたいなことになってしまいました(笑)

いや、追っかけますよ!
馬桜師匠・たけ平さん・馬るこさん=初演の会トリオをどこまでも・・・

ご本人方は、今回の演題があまり満足のいくものではなかった様子なので、
また進化した噺をどこかで聴きたいな、と思います。

とりあえず、来月の初演の会も行けたら行きたい。
あと、DVD発売記念の落語会@らくごカフェは行きます



赤提灯の角を曲がれば、落語協会~

ニフティ寄席

2009年12月20日 | 落語
ポッドキャスティングの配信用の落語会。
抽選に当たったので、大森のニフティ本社まで行って来ました

オサレなオフィスの普通の会議室にしつらえた高座。
不思議な空間と化しておりました。


前座・小んぶ『子ほめ』に続き・・・


たけ平『竹の水仙』

朝太『干物箱』

仲入り

才紫『妾馬』

わか馬『夜鷹の野ざらし』



の4席でした。
1人あたり30分前後の持ち時間があるので、
なかなか充実してましたよ。
これで無料とは、申し訳ないくらいでした

控え室になってるらしきスペースのすりガラス越しに、
前座さんが着物を畳んでる姿が見えて、なんかヘンな感じ
普通の会社に着物姿の人がウロウロしてるという図・・・。
なかなか見られないですよね(笑)

婦人雑誌を読む

2009年12月17日 | 日々是好日
美容院に行きました。

美容師さんと話すのが面倒くさいので、
いつも本を持参して、読みふけるのですが、
ちょうど読む本がなかったので、店内の雑誌で時間つぶし。
普段、女性誌はまったく読まないので、興味深く熟読しました


1冊目「女性セブン」

10分ほどで読み終わる。
ほんっと中身のない雑誌で楽しいですね
市橋容疑者の逃亡中の仕事ぶりとか、
芸能界おしどり夫婦の円満の秘訣とか、
のりピーの息子の近況とか、
まったく何の役にも立たない情報ばかりです


2冊目「STORY」

40代女性のバイブル的な雑誌なのでしょうか。
1冊丸ごとほとんど「アンチエイジング」の話題ばかり。
ページをめくってもめくっても、それ一辺倒。
化粧品とかエステとか美容外科とかサプリメントとか、
とにかく年齢より若く・キレイに見られるための、
ありとあらゆる情報が満載です。
そりゃ、美を追求することは素晴らしいことですが、
それだけでいいの!?中身はどうでもいいの!?
・・・って叫びたくなるくらい、美容オンリーの雑誌ですね
読むところがないので、こちらもあっという間に終了。


3冊目「ミセス」

昔っからあったような気がする雑誌ですが、
昔よりかなりオシャレになってます
こちらは、ファッション・美容だけでなく、
インテリア・料理・教養etcと、話題も幅広く、
読み物も多いので、結構時間がつぶせました。
美術館の特集がなかなか良かったです
「STORY」読者の、ファッショナブルなイマドキの奥様に比べ、
ちょっと堅実で知的で上品な奥様という印象です



4冊目「家庭画報」

これも昔からあったような・・・。
初めて読みましたけど、ミセスよりさらに上流感満載。
一流ホテルのダイニング特集とか、世界のクリスマスとか、
歌舞伎役者のインタビューとか、読み応えあります
気の利いた贈り物特集も、ちょっと世界が違う
着物と同柄の桐の衣装箱(っていうのかな?)とか、
名入れの足袋、職人が作ったこだわりの茶道具とか、
庶民の私の生活には、まったく必要のない品ばかり(笑)
それだけに、美術書でも見てるようで楽しいですけどね。
広告も、老舗の和菓子店など、渋い!!
「セレブ」をただ小金を持ってる人と履き違えてる日本において、
真のセレブというのはこういうもんじゃと教えてくれる
良い教科書のような雑誌でございます。いい勉強になりました

仁人気

2009年12月16日 | 映画とかテレビとか
職場でも人気のドラマ「JIN-仁-」
医者もナースもクラークさんも見てて、
最終回の予想をああでもないこうでもない・・・と。

ある介護福祉士さんが、患者さんに向かって、
「神は乗り越えられる試練しか与えないのよ!」
って言い聞かせてる場面があってニヤリ
この台詞、使えるじゃないか!

最初見てなかったけど途中から見始めた、とか、
最初の方見てたけど、今見てない。でも最終回は見る!とか、
いろいろなんですが、私はそういうのダメなんです。
ドラマは初回から最終回まできっちり見たい主義。
初回を見忘れちゃったり、途中1回でも抜けちゃうと、
あーもういいやって思っちゃう。

そういう意味では、「坂の上の雲」3年間見よう!って決めたものの、
前回見ながらうっかり寝ちゃって、3回目にして早速挫折・・・。
まあ別に司馬遼太郎ファンでも歴史ファンでもないんで、
わりとどうでもよかったりするんですけど、正岡子規は好きだし、
サプライズ的に、突如噺家さんが出てくるので目が離せません!

再放送あったら録画しとかなくては

岩槻で吹奏楽

2009年12月13日 | 高校生の母ライフ
娘の所属してる吹奏楽団のクリスマスコンサートがあり、
岩槻の公民館まで行ってきました。

大宮から東武野田線で5駅目。
そんなに遠くはないんだけど、精神的に遠い(笑)
しかも、公民館は駅から遠いというのに、
唯一の足・コミュニティバスは土日運休。ありえん・・・

日頃、与野のさいたま芸術劇場を練習場として活動してる団なので、
当然、団員は浦和・大宮・与野近辺在住というわけで、
岩槻はまったく未知の街。なぜ岩槻!?という感じだったんですが・・・
無料なので、近所の方々が暇つぶしに来ていたようです。



クリスマスの曲や、大河ドラマの曲、連ドラの曲のほか、
嵐メドレーやディズニー曲、ちびまるこちゃんエンディングなど、
ちびっこ向けの選曲だったので、楽しめたのではないかと。
近くの席の小さい女の子、嵐メドレーでノリノリでした

「泳げ!たいやきくん」はスイング調にアレンジされてて、
なんともオシャレな感じになってました。
改めて聴いてみると、なかなかいい曲だったんですねぇ。

面白トークに、踊りもあり、観客参加コーナーもあり、
相変わらずサービス精神旺盛な吹奏楽団です
全員にクリスマスプレゼントもあり、私も頂いてきちゃいました。



岩槻は人形の町として有名なので、おトイレの表示もお雛様です。



名前に「大手門」とか「本丸」とかつくところがあるので、
聞いてみたら、昔岩槻にはお城があったそうですよ~

夜の病院

2009年12月13日 | 窓際ナースのお仕事
夜の病院は怖いイメージがあるみたいです。
なんか出そうな感じがするんでしょうかね
私は幸い何も感じない体質なんで、全然平気です。

それにうちの病院って、急性期じゃないってこともあり、
夜といえどもなかなか賑やかなんです。

毎晩、寝ない患者がその辺ウロウロしてるし、
ベッドには寝てても、ナースコール連打して、
「お汁粉持ってきてー」
「あんパン買ってきてー」
とか、わめいてる患者もいるし、

入院以来、老人会の研修旅行に来ていると思ってるばあちゃんが、
みんな寝たかどうか見回る、と10分ごとに部屋からフラフラ出てきたり、

「今から帰ります」と荷物まとめてる人もいる。

転倒防止の各種センサーと連動してるのもあるせいで、
バッハのメヌエット(注:ナースコール)は一晩中鳴りっぱなし

夜、時間ごとに病室の見回りをしていると、
患者のベッドがもぬけの殻で、
真っ暗な中、床に転がってたり、
部屋から匍匐前進で出てくる人がいたり、
全裸で寝てる人がいたり・・・etc

あと、ご本人がトイレにいってる間に、
別な人がそのベッドに寝てた、なんてことも。

びっくりしますよー、そりゃ

夜の病院で何が怖いって、生きてる人間ですって

あ、ちなみに精神科でも認知症専門でもありません。
脳外科から来た患者が多いので、そうなっちゃいます~

師走だけど

2009年12月12日 | 窓際ナースのお仕事
12月に入ると、時の流れが速いですねぇ

年中無休の稼業なので、年末を感じるのは、
リース業者や出入りの床屋さんが何日までとか、
物品の発注は何日までとか、そんなことくらい。

我々の勤務はもちろん通常通りなので、
たいてい気づくとクリスマスが終わってて、
うっかり年も明けてたっていう具合です。

で、三が日をだいぶ過ぎてから、慌てて初詣に行くという。

まあ、最近は年内から福袋は売ってるし、
着物姿の人なんて寄席でしか見かけないし、
年末とか正月という風情はなくなってきてますけどね

ちなみに今年は大晦日は休みだけれど、
元旦・2日は働きます!平和だといいなー

年始年末期間中につき、患者は全員強制外泊とか、
夜間休業にして、ナースコールお断りとか、
そんなシステムに出来たらいいんだけど・・・

休日体制で人が少ない、医者もいないってときに限って、
急変したり、容赦なく忙しかったりするものなんですよね。

人使い荒いです・・・

末廣亭12月上席

2009年12月10日 | 落語
池袋演芸場の上席と、結構カブってる噺家さんが多くて、
しばらく悩んだけど、やっぱり新宿へ。
決め手は、新宿のみ出演の川柳川柳と菊乃丞かな

ほかにも、聴いてみたかった柳屋三三とか、
桃月庵白酒とかも出るし、正蔵や円丈も出るし、

ロケット団も・・・って思ったら新宿は休演
がーん!!大ショックです。
代演の笑組さんは、昼夜2回出演なのに。
池袋演芸場下席でリベンジだっ!

まっ、でも全体に楽しかったです。
川柳川柳師、元気すぎ!
扇橋師と同年代とは思えません(笑)
昼の部のお客さんの平均年齢がかなり高かったので、
皆さん川柳師匠の軍歌やラテンにノリノリでしたよ。

持ち時間が短い寄席だと、ショートストーリーが続き、
もうちょっと長めの噺も聴きたいな、と思ったあたりでの、
昼トリ扇治師「竹の水仙」。ワタシ的にはナイスでした。
左甚五郎って人は、早い話水戸黄門みたいなもんなのか?

続いて夜の部。
ええ、もちろん昼夜ぶっ通しです

前座に続き、NHK演芸大賞に出てたきく麿さんが、
同じ九州版「金明竹」やりました。何度聴いてもオモロイ。

浅草でも見た玉々丈さん。
あの時は車バージョン「寿限無」やってて、
台詞を間違えて、オチをいいそうになったり、
名前に入れたはずの1フレーズが途中から抜けて、
最後まで忘れてたり、とちょっとテンパり気味でしたが、
昨日は落ち着いて出来ていたようです

夜の部お目当ての菊乃丞師匠は「転失気」
ここんとこ続けて何度も聴いてた噺だったし、
ちょっと菊乃丞さんのイメージじゃないなぁ、
なんて思ってたけど、すごい笑った!!
粋で優雅な感じの風体とギャップのあるボケキャラも、
見事に演じることの出来る菊乃丞さんってすごい~

ちょっと時間の関係で、夜トリまでは見られなかったけど、
楽しかったー。満足です。
昼の部は椅子席ほぼ満席で、ちょっと息苦しかったけど、
夜の部は4~5割の入りで、いい感じにリラックス

しかし、末廣亭のあの年代物の据え置き式エアコン!!
家具調で、「霧が峰」の巨大箪笥版みたいな感じの・・・。
この前は、暖房入れる時期じゃなかったからよかったけど、
昨日は寒くて暖房入ってたんです。

これがきくのきかないのって
ひとたび運転を始めると、すごい熱風がぼーぼー吹いてくる。
暑いの暑くないのって
たちまち場内は熱帯と化し、頭はボーっとしてくるし、
眠気は襲ってくるし、なんだか気持ち悪くなってくるし・・・。

で、温度が上がりすぎるので、従業員さんが止めると、
外からぴゅーぴゅーすきま風が入ってきて、寒いっ

古いエアコンって、微調整がきかないんですよね
うちに1台現存する古い家具調エアコンもそうです。
ひたすら冷やす!冷やす!冷やす!
冷房のみ!ドライなんてない!温度設定なんてない!
そんなシンプルこの上ないものですが、壊れないんだこれが。

末廣亭の、あの箪笥エアコンも壊れないんでしょうな。
それに、最新型のエアコンなんて、似合わないし。
暑くて寒いの我慢するから、座敷席とともに残しておいてほしいものです

wuyue日記

2009年12月06日 | 日々是好日
世の人もすなるTwitterといふものを我もしてみむとてするなり。



Twitterでつぶやくと、gooブログに反映されるってんで、
試しに登録してつぶやいてみました。
1日につぶやいた内容がまとめてUPされるようです。

まとめたつぶやきを見ても、何のこっちゃ?って感じですけどねぇ。

しかも、私のブログは追記設定にしちゃってるので、
見出しがなんだかわけのわからないことになっています


見出し設定が記事毎に出来ないのも、gooの弱点・・・


元祖追っかけ

2009年12月06日 | 落語
先ほど、「坂の上の雲」を見ていたら、
正岡子規らが寄席に行くシーンが出てきました。

美人の女義太夫が目当ての若者たちが、
前座に引っ込め!と野次を飛ばしています。
おや、この落語家役、菊六さんかな?
と思ったら、やっぱりそうでした。
明治の落語家の雰囲気ありますもんね~

女義太夫が出てくると、男たちが鈴なりになって、
うっとりと聴き入っています。
かつて、女義太夫には「どうする連」という
男の追っかけがたくさんいたそうです。

「志ん生を撮った!」(金子桂三著)という本には、
昭和30年~40年代の寄席の様子が描かれていますが、
志ん生には金原亭駒子という美人女義太夫のお弟子さんがいて、
高座に上がると「イヨッ駒子!」と声がかかったそうです。
今のアキバ系アイドルみたいな人気だったのかも

この本、今はなき人形町末広を中心に、
昭和の名人と言われた噺家さんたちを撮り続けてきた
カメラマンが書かれたものです。
昭和の寄席の雰囲気とか、噺家さんたちの素の様子とか、
貴重な写真とエピソードで綴られています



今は亡き昭和の名人たちは、明治生まれで、
その親が江戸時代の人だったりするわけですよね。
著者も書いている通り、落語というものは、
面白おかしく話をするというだけでなく、
江戸の文化や風俗を伝承するという役割もあるわけですね。

そういう意味では、やはり名人の噺は貴重なんでしょうが・・・
私は現代の人間なんで、やっぱりある程度若くて、
滑舌の良い、勢いのある噺家さんが好きですね~

ただ、江戸時代をしのぶことが出来る古典落語は、やっぱり魅力的です