「弟子が誰も来ねぇんですよ」と渋い顔の権さま。
今回はおじさんさんと二人きりだそうで。
そんなわけで、おじさんさんも師匠も出囃子なしの登場。
お弟子さんには悪いけど、師匠の持ち時間たっぷり、
2席とも最近行われた独演会と同じ演目だったという、
1500円でなんとも贅沢な会でありましたよ。
『たらちね』柳家おじさん
ずっと避けてたという「たらちね」を。
なぜ避けてたのかは謎ですが・・・。
どこかで聴いたことがあるような気もする。
『1人酒盛』柳家権太楼
「落語界にも大きな出来事がありました」と。
家元の死に触れないわけにはいかないですよね。
晩年の芝浜がよかったのなんだのって言うけど、
若い頃のあれやこれが何と言ってもよかった・・・と。
でも、晩年の迷いのある高座には納得できなかった様子。
落語やってる最中に自己分析するもんじゃないっていうような。
自分が知ってる談志はこんなじゃないっていう思いなんでしょうか。
1人酒盛は初めて聴きました。
ほとんどが熊さんのモノローグ。
演りようによっては熊さんが嫌な奴になっちゃうから、
そうならないように演るようにしてるそうです。
留さんに意地悪してるわけじゃなくて、
本当に酒が好き過ぎて、周りが見えなくなってるだけ、
っていうそんな熊さん像に映りました。
納得いかないと何度でも同じ噺をかけるし、
おさらい会のチラシにも「ネタ出ししてあっても
出来ないものは絶対やらない」と書いてありました。
この前の独演会であまり満足していなかったのかな。
どっちにしても、この会でこの噺が聴けたのは僥倖です!
『居残り佐平次』柳家権太楼
居残りも権さまで聴くのは初めてです。
絶対面白いでしょう、どう考えたって!
調子がいいだけじゃなく、可愛らしさもないと
佐平次はあれだけ人を丸め込むことは出来なかったと思う。
幇間みたいなプロフェッショナルな客あしらいじゃなくて
なんか呼びたくなる魅力がないとね。
居残り聴くと「幕末太陽傳」観たくなるなぁ。
今回はおじさんさんと二人きりだそうで。
そんなわけで、おじさんさんも師匠も出囃子なしの登場。
お弟子さんには悪いけど、師匠の持ち時間たっぷり、
2席とも最近行われた独演会と同じ演目だったという、
1500円でなんとも贅沢な会でありましたよ。
『たらちね』柳家おじさん
ずっと避けてたという「たらちね」を。
なぜ避けてたのかは謎ですが・・・。
どこかで聴いたことがあるような気もする。
『1人酒盛』柳家権太楼
「落語界にも大きな出来事がありました」と。
家元の死に触れないわけにはいかないですよね。
晩年の芝浜がよかったのなんだのって言うけど、
若い頃のあれやこれが何と言ってもよかった・・・と。
でも、晩年の迷いのある高座には納得できなかった様子。
落語やってる最中に自己分析するもんじゃないっていうような。
自分が知ってる談志はこんなじゃないっていう思いなんでしょうか。
1人酒盛は初めて聴きました。
ほとんどが熊さんのモノローグ。
演りようによっては熊さんが嫌な奴になっちゃうから、
そうならないように演るようにしてるそうです。
留さんに意地悪してるわけじゃなくて、
本当に酒が好き過ぎて、周りが見えなくなってるだけ、
っていうそんな熊さん像に映りました。
納得いかないと何度でも同じ噺をかけるし、
おさらい会のチラシにも「ネタ出ししてあっても
出来ないものは絶対やらない」と書いてありました。
この前の独演会であまり満足していなかったのかな。
どっちにしても、この会でこの噺が聴けたのは僥倖です!
『居残り佐平次』柳家権太楼
居残りも権さまで聴くのは初めてです。
絶対面白いでしょう、どう考えたって!
調子がいいだけじゃなく、可愛らしさもないと
佐平次はあれだけ人を丸め込むことは出来なかったと思う。
幇間みたいなプロフェッショナルな客あしらいじゃなくて
なんか呼びたくなる魅力がないとね。
居残り聴くと「幕末太陽傳」観たくなるなぁ。