五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

朝鮮王朝時代の医療従事者は命がけ!

2011年05月27日 | 映画とかテレビとか
今見てる韓国ドラマは「ホジュン~宮廷医官への道」
朝鮮王朝時代の医者のサクセスストーリーです。
実在した人物みたいですね。当然ドラマは脚色してるけど。

物語は、ならず者だったホジュンが、
素晴らしい医員である師匠ユ・ウィテと出会い、
医官を目指し、数々の困難を乗り越えて科挙に合格し、
宮廷の内医院の医官になるというもの。
毎回押し寄せる様々な苦難。それを克服するホジュン。

類稀なる能力を持つホジュンに嫉妬して、
何かと出世を妨害する上司や先輩や同僚。
しかし、そんなことはものともしないホジュンは、
純粋な心と情熱でもって、数々の功績を上げていきます

まるでサラリーマン出世物語みたいな展開も面白いけど、
当時の疾患と、それに対する治療法が興味深い。
薬草と鍼と灸くらいしか治療法がない時代のこと、
病気を治すといっても限界があります。

しかし、そこは王朝時代のこと。
宮廷の医官は社会的地位こそあるものの、
不正や不祥事を起こせば即左遷や追放、
医療ミスをすれば両手を切り落とされ、
治せなければ死罪もあり得るのです

医者をやるのも命がけです。
ホジュンは不可能を可能にする男
でも、胃がんは鍼と灸では治せんだろうと思うけど(笑)

「医女」というのは、当時の女医のことで、
内医女は宮廷の妃や側室の治療を担当していたとか。
が、実態はいまの看護師に近い立場という印象です。

その上、医女の仕事のひとつに酒宴での接待とか、
明国からの使節団の御伽をするなど、
妓生としての役割もあったとは驚きです
おばちゃんになると免除されるみたいですが(笑)

当時の国王の暴君ぶりとか、
女性の地位の低さとかがしのばれます

平成の医療従事者でよかった

五月の鯉のTuesday☆@歌謡会、いやいや火曜会

2011年05月26日 | 落語
久々の火曜会。
この三之助さん×小せんさんの会は
一度震災後で中止になったんですよね。
その時は行けなかったから、私にとってはラッキー

前半は落語一席ずつ。
でも、たっぷりです。
小せんさん「井戸の茶碗」
三之助さん「大山詣り」

井戸茶とか三方一両損とかはねぇ。
江戸っ子の見栄の張り合いって感じですよね。
うちの母親がそうなんですよ。
変なところ見栄張ったりやせ我慢したり・・・。
そんなつまらんことこだわらんでも、っていつも思う
井戸茶だってねぇ。千代田さんと高木さんの間で
あたふたする清兵衛さんがお気の毒(笑)
そんな清兵衛さんのお人好し感が良かったです。

三之助さんは表情がくるくる変わり、
人の好い長屋の住人から、乱暴者の熊さんまで
それぞれの人物がしっかり演じ分けられてました。
なんだかんだいって、楽しそうな団体ツアーです

そして、仲入り後は、噂のあのユニットがゲストに!

昨日は「五月の鯉のTuesday」という1日限定ユニット名。
ブログのタイトル変えようかしら・・・。

選曲もバラエティに富んでいたし、
お二人のハーモニーもばっちり決まってました
是非「梅雨の晴れ間のTuesday」も見たいものです。

もちろん、1年後の「五月の鯉のTuesday」再結成も期待してますぞ

中国からの贈り物

2011年05月21日 | 日々是好日
友達のAちゃんから宅配便が届きました。
彼女は中国にいた時ルームメイトだった子。

Aちゃんは、今年のGWに20余年ぶりに中国を訪れ、
なんと!初恋の人に会ってきたそうなのです。
お互い結婚もして子供もいて、という今だから会えたのかも。

高校でハンドボール部の選手だったAちゃん、
交流試合で中国を訪れたのが留学のきっかけ。
試合を通じて知り合った李くんという青年と文通をしてて、
再会を果たしたものの、Aちゃんにはすでに彼氏がいて、
傷心の李くんは、ほどなくして田舎へ帰ってしまいました。

李くんがまだ我々の大学のある省都にいた間、
彼や彼の友達連中と、よく一緒に遊んだものですが、
李くんの家には、今もその時の写真が飾られていたそう。
私のことも懐かしがってくれて、お土産を託されたとか。
それがこれ。サンザシの飴と西瓜とヒマワリのタネです。
ハムスターのエサじゃありません。中国では定番のおやつです。



この素朴なチョイスにウケながらも、ちょっと涙・・・
もっと微妙なお土産もあってたくさん持たされたようですが、
厳選して送ってくれたものでコレ・・・なんです(笑)
中国の田舎とはいえ、もうちょっとシャレたものもあるだろうに、
あえてこの昔ながらのお菓子ってところが李くんらしい。
それをちゃんと持ち帰ってくれたAちゃんも偉い

田舎のおばあちゃんみたいなんですよね、中国の人って。
荷物になるだろうとか、こんなものは日本にもあるだろうとか、
そんなことは考えない。とにかく品数揃えて持たせようっていう。
私が香港へ引っ越すときも、李くんの友達が見送りに来てくれて、
お菓子やお茶や果物を持たせてくれたんだけど、中にバナナがあって、
「これから南国・香港へ行くのにバナナかよ」って笑っちゃいました。
しかも、荷物になるし早く食べちゃわなきゃいけないのに・・・。

今回の贈り物も、Aちゃんが帰国する前に、私へのお土産を託そうと思い、
近所のスーパーかどっかで急ぎ買ってきたものなのでしょう。
そんな気持ちがとてもうれしくて、しばらく眺めていました

私よりだいぶ年下のAちゃんですが、それでももう40代になりました。
家も遠いし、今までは子育て真っ最中でなかなか会えなかったけど、
Aちゃんの子供ももう大きくなったから家を空けても大丈夫。
近々中国の旅報告会をすることになりました。
楽しみです

上野はパンダで大賑わい

2011年05月18日 | お出かけ日記
今日はパンダ好きの友人と上野動物園へ。
まずは年間パスポートを購入。
入場料600円でパスポートは2400円。
年4回行けば元が取れるわけです。

パンダ舎は、昔から変わらず動物園入ってすぐのところ。
ちょっと列が出来ていたけど、どんどん進み、
パンダのお部屋が見えてきたけれど・・・あらいない。
今日は曇っててちょっと涼しいせいか屋外にいました。

竹をばっさばっさ選り分けて、笹を食べてます。
パンダに笹はよく似合うな。



うん、これがいいかな。



カメラ目線で「美味い!」



↑は女の子のシンシンみたいです。丸顔で可愛らしい♪
男の子のリーリーはたぶんこちら(自信なし)



笹を食べ終わると、ぐるぐる歩き回ってましたよ。
今までパンダを見に行っても、大体寝てることが多かったけど、
今回は、笹をもりもり食べたり、アクティブに歩き回ったりする姿を
存分に見せてくれる大サービスぶりでした。

パンダのみ2回見て、パンダ焼き買って動物園は終了!
上野公園入口のレストランでランチ。
パンダカレーは、まったくスパイスのきいてない白カレー。
シチューにカレー粉ちょっとだけふったような中途半端なお味でした。
このお店に入ったら、普通のカレーにした方が良いと思います・・・。



そして、パンダのロールケーキはスポンジがかなり硬め。
菓子パンだと思えば腹も立たない、というクオリティでした。
それにしちゃ高いけどね。ローソンの方が美味いです。



そして、上野エキュート!!
どこもかしこもパンダだらけなので、目移りしてしまう。
今半にまでパンダ柄の折に入った牛肉弁当が・・・。
タンブラーとあんパン、マドレーヌ、ストラップ
などなど買い込みました。あ、上野エキュート限定鈴本Tも!
欲をいえば、もっと雑貨屋さんがほしいかな~。
そんなに食料品ばかりは買えませんからね。


ニフティ寄席@大森ニフティ本社

2011年05月14日 | 落語
今日からキネカ大森で「落語物語」上映。
しかも映画が13:06に終わり、ニフティ寄席が13:30開場
という、まるで打ち合わせたかのような時間配分。
これは見ない手はないなと思い、見てからニフティへ

今日のネタ帳は、扇ちゃんのイラスト付き



扇ちゃん、ずーっと前に見たような気がするけど、
上手くなったかな?与太郎のトボけた味が出てました

正太郎さん、ニフティ初登場ということで楽しみにしてました。
噂通り、二つ目になってまだ1年半ちょっととは思えぬ安定感
思いっきり単純でおバカな半公が、なんとも可愛らしかったです。

菊六さん久しぶりだなぁ~。やはり安心して聴ける。
小心者で間抜けな道具屋のキャラが最高に面白い。
ちゃんと古典の世界なのに、これだけ笑わせるってすごい
つくづく落語は”何を”じゃなくて”誰を”聴きに行くかってことだなと。
次世代の「火焔太鼓」は菊六さんの十八番にしちゃっていいと思うよ。

秋の浦和市民寄席では「目黒のさんま」だった遊一さん。
今日も殿様モノ。なんか合ってるんだよね、殿様。
顔は中東っぽいんだけど(笑)あ、アラブの石油王!?

大門の話したときの源兵衛(太助?)のうろたえぶりったら!
そして、甘納豆があるかと思って、と戸棚を探す源兵衛(太助?)
食べる仕草が難しいからやらないんだよ!って台詞に笑った。


今日は、一緒に見る予定だったクゥーちゃんが仕事で遅刻。
しかし、時間を過ぎてしまっていたので入れず・・・
14:30を過ぎると、仕事に忠実な守衛さんが閉めてしまうそうな。
ニフティー社員の方のお友達も入れなかったことがあるとか。
セキュリティの問題があるので仕方ないですね。
土曜日はほぼニフティ関連以外出入りのないビルですから。

母の日

2011年05月10日 | 高校生の母ライフ
母の日に、娘がごちそうしてくれました。
手打ちそばにするか、モスバーガーにするか、
悩んだ結果、ハンバーグ&ステーキのレストランへ。
ここは、メインが選べてサラダバーにカレーやスープ、
しょぼいけどデザートもついててお得なお店です。



人のおごりは何でも美味い!!



食べすぎた~。
そして、サラダににんにくチップかけすぎて臭い!

せめ達磨31林家きく麿作品集@明大前キッド・アイラック・アートホール

2011年05月09日 | 落語
サブタイトルは「ヘ長調第三番 誰じゃソナタは?」
大震災で中止になった3月の分の振り替え公演です。
明大前、初めて降りた!こういう小屋があるのも、
落研が盛んな明大の近くならでは・・・なのかしら?



『撤去します』古今亭駒次

駒次さんは、お得意の鉄道ネタを仕込み、自分らしさを出してました。
フィリピーナの真似だけはやりにくそうだったけど・・・(笑)

『エスパー集団』古今亭今輔

今輔さんは、胡散臭さと呆れるほどのバカバカしさを見事に演じてました。
特に、プロモーションビデオのメンバー紹介には大爆笑。
まんじゅうの餡の透視が役に立つとは・・・!衝撃のラストです(笑)

『ダレダレダイエット』三遊亭ぬう生

ダイエット部にはちょっと体重が足りないぬう生さんだけどね。
さすが、きく麿さんはデブの気持ちがよくわかってる!
と、おデブな私にはとても共感できる噺でした。
ダイエット部のくせに、全然ダイエットになってないところ、
「ダイエットは明日から♪」のデブの生活そのままです。
これは是非きく麿さんご自身のも聞いてみたいものです。

『不幸自慢』春風亭百栄

すごいなぁ。きく麿作品なのに、完全に百栄ワールドになってる。
女2人の会話だけで進行する噺なんだけど、すごい面白い。
ちょっと百栄さんで聴いた「トンビの夫婦」を思い出します。
女性の噺家さんでも聴いてみたい作品でした。

ー仲入りー

『パンチラ倶楽部』立川らく里

聴いてみたかったこの噺、らく里さんで聴くとは!
らく里さんの新作にこのタイトルが登場するのが、
この噺が割り当てられた理由なのかしらん。
「震災直後はもちろん、普段でも不謹慎」という噺を、
今日聴けてよかったな♪不謹慎大歓迎!

『おやつ兄妹』三遊亭天どん

遠足のおやつをめぐる兄妹のやり取りと、その後の意外な展開。
おやつの品名に関するこだわりは、天どんさんには理解不能らしい。
無理やりな展開にも、「なんだこの噺!?」と
ところどころツッコみ入れたり、「そう台本に書いてあるから」
と弁解したりと、そんなところも天どんさんらしい。

『ベタさん』(ネタおろしのため仮題)林家きく麿

ベタなギャグが嫌いなのに、ベタなことしか言わないベタさん。
キャラの面白さと、台詞のくだらなさに爆笑の連続。
「向こう三年間布団干させないからな!」
「警察手帳のメモ欄全部にニャロメの絵を描くからな!」
のところで、笑いのツボに入ってしまい涙が止まらなくなった・・・。
西田ひかるの好物が餃子の皮とか、面白すぎるよ~。


きく麿さんの真打昇進祝いに、作品をメンバーが演じるという企画。
それぞれの作品を、きく麿さん自身が割り振ったそうです。
そのせいか、全員違和感なくはずれのない面白さでした。

今回まとめてきく麿さんの作品を聴いてみて感じたのは、
バカバカしさをとことん追求した、ある種の職人気質。
台詞やギャグのディティールにこだわりを感じました。
きく麿さんの持つとぼけた可笑しさ、ほのぼのした雰囲気が、
どんなネタでも下品にならないのが良いです。
きく麿さんの独演会にも行ってみたくなりました☆

三遊亭鬼丸真打披露公演@さいたま市文化センター

2011年05月03日 | 落語
去年の9月から始まった真打披露公演の最後は浦和で。
いつもチャリで行く図書館の隣にあるホールです

『桃太郎』三遊亭歌扇
『蜘蛛駕籠』柳家花緑
『代書屋』柳家権太楼
『天皇陛下初めて落語を聴く』三遊亭圓歌
=仲入り=
口上
紙切り:林家正楽
『唖の釣り』三遊亭鬼丸

歌扇さんが小憎らしい金坊でほどよく会場をあたため、
花緑さんが駕籠かきやお客のやり取りで会場を沸かせ、
ゴン様がテッパンのでぇしょ屋で大爆笑を巻き起こし、
圓歌師匠の懐かしいエピソードに場内「うんうん」うなづきまくり。
この噺は1年に1回くらいしかやらないって言うのはお約束(笑)
ついこの前もそう言ってどっかでやってたけどね。

そうそう、最近ゴン様のだいぶ昔の録音の代書屋聴いたんだけど、
今の方が断然パワーがある還暦過ぎて大病もしてるのにスゴイなー
しかし、今日はこの公演が2回あって、夜は鈴本でトリでしょ。
身体大丈夫かしら・・・とついつい心配になってしまいます。

そして、口上では花緑さんが進行役で、
正楽師・鬼丸さん・圓歌師・権師と並び、
右端に座ってた私はゴン様側でラッキー
なんでも、鬼丸さん憧れの師匠なんだそうです。
「真打双六は上りがない」っていうコメントが印象に残りました。
あれだけの人気者になっても、いまだにそういう気持ちで
落語に取り組んでいるんだなぁ・・・とちょっと感動。
もう真打だから上りだ!って思ってるような人はダメですね。

正楽師の口上という珍しいものも聞けました。
紙切りのときと同じ、飄々とした調子が可愛かった
歌之介さんの自伝を読んだばかりだったので、
圓歌師の口上にもなんとなくホロリ・・・。
それにしても、なんであんなにツヤツヤなんでしょ

鬼丸さんの「唖の釣り」面白かったです。
与太郎もバカっぷりと、七兵衛のパントマイムが
こういうバカバカしい噺から、人情噺まで、
オールマイティな憧れのゴン様に近づくべく、
真打として成長していってほしいと思います~。

金棒と鬼と、1人だけまぎれてる鬼丸鬼があしらわれてる手拭い。


地震とパンダ

2011年05月02日 | 日々是好日
四川のパンダ保護センターのドキュメント番組を見る。
赤ちゃんパンダの可愛らしいことといったら・・・!
パンダ保育園に1日いても飽きないだろうな。

パンダの赤ちゃんの可愛らしさというのは、
三頭身でお尻ふりながらハイハイする
人間の赤ちゃんの形状に似てるからだとか。
無条件に「可愛い!」と思わせる条件を兼ね備えてるんですね。
旭山動物園の園長(?)さんがそう言ってました。
でも、可愛くない動物にも注目してやってほしいと・・・。
確かに、パンダは可愛いから得だよなぁ。

1日の半分以上を寝て過ごすパンダに、私はなりたい。
可愛い可愛いと大事にされて、動物園でも優遇されるしね。
でも、パンダ自身はどう思ってるか知らないけど。

「普通のパンダに戻りたい!」

って、心の中で叫んでるかもしれないけどね。

赤ちゃんパンダに萌えながら番組を見終わると、
この番組は2006年に制作されたもので、
2008年に四川大地震に見舞われ被害を受けた。
と、解説で言ってました。

そうだった!
あの時、パンダも救出されて避難してたんだった。
野生のパンダはどれだけ死んだかわからない・・・と。
でも、あれから赤ちゃんもたくさん誕生したとか。
よかったよかった!

東日本も大地震に見舞われた今年。
パンダがやってきて、少し活気を与えてくれました。
早く可愛い赤ちゃんが生まれるといいな。