五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

末廣亭12月上席

2009年12月10日 | 落語
池袋演芸場の上席と、結構カブってる噺家さんが多くて、
しばらく悩んだけど、やっぱり新宿へ。
決め手は、新宿のみ出演の川柳川柳と菊乃丞かな

ほかにも、聴いてみたかった柳屋三三とか、
桃月庵白酒とかも出るし、正蔵や円丈も出るし、

ロケット団も・・・って思ったら新宿は休演
がーん!!大ショックです。
代演の笑組さんは、昼夜2回出演なのに。
池袋演芸場下席でリベンジだっ!

まっ、でも全体に楽しかったです。
川柳川柳師、元気すぎ!
扇橋師と同年代とは思えません(笑)
昼の部のお客さんの平均年齢がかなり高かったので、
皆さん川柳師匠の軍歌やラテンにノリノリでしたよ。

持ち時間が短い寄席だと、ショートストーリーが続き、
もうちょっと長めの噺も聴きたいな、と思ったあたりでの、
昼トリ扇治師「竹の水仙」。ワタシ的にはナイスでした。
左甚五郎って人は、早い話水戸黄門みたいなもんなのか?

続いて夜の部。
ええ、もちろん昼夜ぶっ通しです

前座に続き、NHK演芸大賞に出てたきく麿さんが、
同じ九州版「金明竹」やりました。何度聴いてもオモロイ。

浅草でも見た玉々丈さん。
あの時は車バージョン「寿限無」やってて、
台詞を間違えて、オチをいいそうになったり、
名前に入れたはずの1フレーズが途中から抜けて、
最後まで忘れてたり、とちょっとテンパり気味でしたが、
昨日は落ち着いて出来ていたようです

夜の部お目当ての菊乃丞師匠は「転失気」
ここんとこ続けて何度も聴いてた噺だったし、
ちょっと菊乃丞さんのイメージじゃないなぁ、
なんて思ってたけど、すごい笑った!!
粋で優雅な感じの風体とギャップのあるボケキャラも、
見事に演じることの出来る菊乃丞さんってすごい~

ちょっと時間の関係で、夜トリまでは見られなかったけど、
楽しかったー。満足です。
昼の部は椅子席ほぼ満席で、ちょっと息苦しかったけど、
夜の部は4~5割の入りで、いい感じにリラックス

しかし、末廣亭のあの年代物の据え置き式エアコン!!
家具調で、「霧が峰」の巨大箪笥版みたいな感じの・・・。
この前は、暖房入れる時期じゃなかったからよかったけど、
昨日は寒くて暖房入ってたんです。

これがきくのきかないのって
ひとたび運転を始めると、すごい熱風がぼーぼー吹いてくる。
暑いの暑くないのって
たちまち場内は熱帯と化し、頭はボーっとしてくるし、
眠気は襲ってくるし、なんだか気持ち悪くなってくるし・・・。

で、温度が上がりすぎるので、従業員さんが止めると、
外からぴゅーぴゅーすきま風が入ってきて、寒いっ

古いエアコンって、微調整がきかないんですよね
うちに1台現存する古い家具調エアコンもそうです。
ひたすら冷やす!冷やす!冷やす!
冷房のみ!ドライなんてない!温度設定なんてない!
そんなシンプルこの上ないものですが、壊れないんだこれが。

末廣亭の、あの箪笥エアコンも壊れないんでしょうな。
それに、最新型のエアコンなんて、似合わないし。
暑くて寒いの我慢するから、座敷席とともに残しておいてほしいものです