五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

素直になれなくて

2010年05月29日 | その他の音楽
シカゴの往年のヒット曲がタイトルのこのドラマ。
流行のTwitterで出会う若者たち、という着眼点は良かったものの、
ツッコミどころ満載すぎて、素直に見れなくて・・・(笑)

なにしろ、ナカジがモテすぎでしょ。
仲間のほとんど(男までもが!)がナカジのことが好きで、
その上不倫の彼女もいて、編集長にも狙われてて・・・
っていう、ナカジ1人ハーレム状態

いつもの仲間が集まったバーで流れる本家の「素直になれなくて」
そこで、「この曲親が聴いてた」という彼ら。
そうか、もうそんなナツメロなんだ。
リアルで聴いてた私も、考えてみたら親世代。
そりゃモニカのお兄さんも父親役になるわけだ

シカゴのおじさんたちも、後年この自分たちの代表作が、
「スナナレ」なんて軽い略され方で呼ばれることになるなんて
想像もしなかったでしょうねぇ。

スナナレも好きでしたが、この曲も好きでした。「If you leave me now」
動画探してきたら、なんと1976年のTV番組の録画!!
サーファーカットみたいな髪型とスタジャンが懐かしい



この曲も好きだったなぁ。「Saturday in the park」
私が若い頃は、週休2日制じゃなくて、土曜日は半ドンだったけど、
週末の開放感みたいなものを感じる曲でしたね。



ついでに「素直になれなくて」も。
こちらは82年のTV。ロン毛から短髪になってます。


第4回平成特選寄席@赤坂区民ホール

2010年05月26日 | 落語
26日、青山通りにある区民センターへ。

ロビーでらく太さんと志ら乃さんが次回のチケット売ってました。
行きたいけど、これっていつも第4火曜日なのよね。
第4火曜日は委員会なので、日勤になってしまうのよ。
昨日は何とか仕事終わらせて飛び出したから間に合ったけど、
遅刻するリスクが高すぎて、チケット買う勇気が出ません。
買ったからには、絶対最初から最後まで聴きたい貧乏性の私・・・。

会場内は男子率高し!!
特に私の周囲は全て男子!っていうかオヤジ!!
なぜ?産経新聞だから?顔付けがオヤジ好み?
とにかく前の席の人が汗臭くて、それに耐え忍ぶ苦しい2時間でした

『看板のピン』立川らく次

この会では、開口一番役のらく次さん。
開演2分前に登場し、開演後6分かそこらで退場しました。
あっという間の高座だったので、あまりアピール出来なかったかも

『粗忽長屋』古今亭菊六

菊六2DAYSになっちゃった
SWAのメンバー2人と志らく師匠という顔付けの中で、
マイペースにきっちり本寸法落語。パンフに頭髪も本寸法って書かれてた(笑)
でも、粗忽長屋はあまり菊六さんぽくないかなぁ~。
だって、粗忽っぽく見えないもん、どうみても。

『はじめてのフライト』三遊亭白鳥

主人公が小沢一郎で、JALと沖縄基地問題と北朝鮮と・・・
時事ネタてんこもりの、まさに今しか面白くない旬の新作です。
聴きたいと思ってたネタだったので、うれしい~
とにかく最初から最後まで大笑いの連続。
やっぱり白鳥さんすごいわー。会場が一気に温まったもの
この噺、観客参加型なので一緒にやらなきゃいけないところがあるんですが、
私の周囲が全て男(オヤジ)だったので、全員微動だにしない!
最初私もやってたんだけど、気づいたら周り誰もやってないので、
なんか恥ずかしくなってしまったじゃないか~
オヤジはおばちゃんよりマナーはいいけど、ノリが悪いなぁ。
それでも、全体的には鈴本よりノリ良かったみたいです。

中入り

『天狗裁き』林家彦いち

彦いちさんお初です~
前座時代のきく麿さんのしくじり話がマクラ。
寄席で年間300席開口一番やってて、すっかり過信してたら、
大ホールに満員のお客さんを前にテンパってパニックになるという・・・。
声が出なくなっちゃったきく麿さんが出す奇声がおかしかったです。
落語の方は、古典でしたが、古典もなかなかGooです。
わりとオーソドックスにやってましたけど、テンポもいいし、
彦いちさんの持ち味もちゃんとあって、面白く聴けました。
天狗のかわりに死んだ円楽師匠も登場~

『寝床』立川志らく

トリは志らく師匠
持ち時間35分ほどだったので、マクラなしだったのが残念。
そのかわり、ものすごく濃い~寝床でした。
とにかく、旦那の義太夫の破壊力がハンパない。
楳図かずおだったり、シャイニングだったり、もう魑魅魍魎の世界!
病気になる使用人の数もすごく多いし、
先代の番頭さんのエピソードも、すごすぎる~
「寝床」っていうホラー映画つくった方がいいかも、志らくさん。
生卵反芻する旦那と、”すいっちょんすいっちょん”が忘れられません。
サゲを大幅にアレンジすることもあるらしい師匠ですが、
今回はごく普通の終わり方でした。全体的にはキョーレツでしたけど。
もしかしたら好き嫌い分かれるのかも・・・私は大好きですけどね

いーふろん亭inらくごカフェ

2010年05月26日 | 落語
25日、雨の降る中、神保町へ
らくごカフェは、私服で太鼓を叩く噺家さんという珍しいものが見れます。

開場したときは、ちょっと蒸し暑い感じだったんですが、
始まると冷房ががんがん入り、冷蔵庫のような寒さ!
オーナーの基準なのか、馬るこさんの基準なのか・・・。
ここは香港か!?と思いました。(あ、オーナー香港帰りらしい)
これからは上着持って行こう。

開口一番『道潅』柳家まめ緑

やっぱり柳家さんは「道潅」から始まるんですねぇ。
前座になって半年だと、あんなものなんでしょうか。
ちょっとハラハラしながら聴いてました(笑)

『ファイティングまつこ』神田蘭

とてもおキレイな講談師の蘭さん
「らんらんらんらん神田蘭♪」の振り付け(?)を一緒にやりながら、
あ、テレビ埼玉で見たことあるっって思い出しました。
やっぱりこういう会ですから、ノーマルに講談はやりませんね。
婚活三部作の中の一席だそうです。結構笑いました。
しかし、「まつこ」っていう名前・・・どうしても大きいあのマツコを思い出してしまう

『転失気』鈴々舎馬るこ

元々笑える噺ですが、さらに大爆笑ものにアレンジされています。
和尚さんのブラックさと、小僧さんの後半のグレっぷりがナイス
和尚さんが転失気とは何かを推測するところ、お店屋さんの断りの理由、
いちいち笑えます。それに、馬るこさんのあの豊かな表情が加わり・・・。
ネタバレになるので、詳しくは書けませんが、
馬るこさんの高座は、是非いーふろん亭びでお寄席で見ていただきたい!

中入り

『夏泥』五街道弥助

音源だけしか聴いたことなかったけど、なかなかいいなと思ってたので、
らくごカフェで弥助さんにお会いできてうれしいな
私の中で、若手の噺家さんのカテゴリを勝手に作ってるんですが、
「おじいちゃんの古いアルバムの集合写真に写ってる人」というのがあり、
わか馬さんや、菊六さん、時松さん、扇辰さんなどが当てはまります。
弥助さんを拝見して、わー同じカテゴリ!と即座に思いました。
渋い着物で登場した弥助さん。本名も「田中弥助」とかなんじゃないかと思えます。
雲助師匠の一門って、あまり今まで縁がなかったけど、結構好きかもです。
場面は終始長屋の一間で、貧乏人と泥棒との2人の会話という、
下手すると単調になりがちな噺なのに、間もテンポも良くて、聴き入っちゃいました。
またもや勝手に、私の中の弥助株が赤丸急上昇中です。

『子は鎹』古今亭菊六

こちらも”おじいちゃんのアルバム”カテゴリに属す若年寄な菊六さん。
菊六さんは、いつもご自分のブログに「イーフロン亭」って書いてて、
そこがまた、慣れない外来語を無理して使おうとするおじいちゃんぽい
噺を聴いてると、菊六さんが熊さんに見えたり、おかみさんに見えたり、
生意気でかわいいマルコメ風の坊主に見えたりします
「子別れ」はわたし的に弱い話なんです・・・バツイチだからね。
別れた亭主とより戻すことは絶対にありえないですけど(笑)
昔は、女が1人で生きていくことは大変だったんだろうなぁ・・・
なんて思いつつ、ちょっとうるっとしながら聴いてました。

チャカ⇒シャブ

2010年05月23日 | 日々是好日
ヤクザがチャカを持ってる妄想の患者さん、
5月3日の記事参照)
今度は同室者がシャブ打たれてる妄想してます

いわく
向かいの患者のところに、注射器を持った人が入って行った。
私は善意に解釈して、具合悪くて注射をしたものを解釈したけど、
・・・ホントのところはどうなの!?
ですって。
(ちなみに注射器を持って入ったスタッフなどいません)

同室者全員ヤクザの手先で、面会者もヤクザ、
チャカ持ち込んだり、シャブ打ちに来たりじゃ、
確かに心が休まらないですよねぇ。

どんな危険な病院なんだうち。


アニメの原点

2010年05月22日 | 映画とかテレビとか
なにげなくTVをつけたら、アニヲタの外人が出てて、
あら面白そうとそのまま見てたら、
そのアニヲタたちが、歌舞伎を初鑑賞。

大好きな日本のアニメとの共通点を見つける彼ら。
それもそのはず、日本のアニメの「決めポーズ・決め台詞」は、
歌舞伎からきているというではありませんか

確かに外国アニメにはないですね。ああいうクサイ演出。
日本のアニメは、変身するんでも、敵を攻撃するんでも、
いちいちポーズとって決め台詞を叫ぶものね。
あれって、歌舞伎からきてたのかぁ・・・。
じゃ、「かめはめはぁーーーーっ!」とか言ったら、
そこで「音羽屋!」とか声掛けるべきなのか?(いや「サイ屋」か?)

ちなみに、ゴレンジャーも白浪五人男からヒントを得てるそうですよ。
五人のキャラが出てきて、いちいち自己紹介するあたり、確かにそうかも。

番組の中で出てきた、江戸指物の合引きと呼ばれる正座用椅子。
あれ欲しい~~~落語協会用に欲しい~~~
折りたたんで持ち歩けるという優れものなんですのよ。


でも、お値段五万円・・・・・・・・・無理

スードラだもの

2010年05月21日 | 日々是好日
”看護師なのに”何故易々と騙されるのか!?
と疑問をお持ちの方は多いかもしれませんが、
”看護師だから”騙されるのですよ、きっと

医療業界は医師を頂点としたカースト制社会です。
エライ方に対して下層階級の者は、口答えなんて許されません。

きっと、このナースは医師の指示に疑問を抱かない習性が身についてたのでしょう(笑)
「センセイ、これ本当にビタミン剤なんですかぁ?」なんて疑って、
センセイの逆鱗に触れたら大変ですものね。

骨の髄までナースな人なんですよ・・・きっと

聖子ちゃんonSONGS

2010年05月20日 | 映画とかテレビとか
松田聖子はデビューして30周年らしい。すごいー大御所やん
「SONGS」は記念ということで2週連続聖子ちゃん。

確かに、聖子ちゃんが我々同世代女子に与えた影響は計り知れないよ。
私ですら聖子ちゃんカットだったもんなぁ
「ユーミン作曲の「赤いスイートピー」から女性ファンが増えた」
って本人が言ってたけど、ホントその頃から人気出てきましたね。
それまでは、かわいこぶりっこぶりぶりぶりっこアイドルで、
人気の男性アイドルと共演したり、ウソ泣きしたりして、
むしろ女性の敵っていう位置付けだったもの。
短大の時に、仲良し5人組で清里(ベタだなぁ・・・)行ったとき、
往復の車中のBGMは、ずっと聖子ちゃんとユーミンでした。

久々の聖子ちゃん・・・いやもう聖子師匠というか、聖子教祖というか・・・
30年間一定のクオリティを保ち続けているその姿は天晴れです
彼女もいろいろあったけど、私もいろいろあったよねぇ・・・
なんて自分の人生30年分も思わず振り返ってしまいます。

歌も、昔より上手くなっているのはよくわかるんですが、、
当時の歌「Sweet Memories」や「風立ちぬ」なんかを歌うと、若干違和感が・・・。
ベテランの歌手ほどやりがちなんですけど、ためて歌いすぎなんですよ。
要所要所でためるのは、メリハリがあっていいんだけど、
全編それやられちゃうと、曲のリズムが崩れてしまい聞き苦しいんです
特に、「風立ちぬ」は爽やかでみずみずしい雰囲気の曲なので、
あまりに情感たっぷりに歌われると、興ざめしてしまいます。

やっぱり、歌には「」というものがありますね。
新曲は、その粘っこい歌い方が合っているので良かったですもん。

あーなんか昔の曲を聴いてみたくなったなぁ
わたしゃ「瞳はダイヤモンド」が好きでしたねぇ。


幕末太陽傳

2010年05月18日 | 映画とかテレビとか
ずっと見たかったこの映画、ようやく見れました。
1957年、昭和32年の作品です

かつての品川宿・当時の北品川の風景が冒頭で映し出されます。
うあー昭和32年の品川ってこんなだったんだ!
ここだけ何度も見てしまいました。
昭和33年に廃止される直線の赤線街。
この映像自体が貴重な資料です。

ストーリーの方は、「居残り左平次」を中心に、
「品川心中」とか「お見立て」とか「三枚起請」とか、
古典落語が盛り込まれてるというものです。
落語を知ってると言う前提で作られた作品ですから、
当時はいかに落語が浸透してたかってことなのかな?

こうやって、落語の世界をビジュアル化したのを見ると、
このほかの廓噺も、情景が描きやすくなってきます。
それにしても・・・

フランキー堺 若っ

石原裕次郎 若っ

小林旭 超男前っ

左幸子と南田洋子と芦川いずみ めっちゃキレイ

小沢昭一 あまり変わらないか・・・?

菅井きん この頃から婆さんキャラ・・・

山岡久乃 この頃からおかみさんキャラ・・・

2人ともまだ30そこそこなのに。

この映画に出た俳優さんのほとんどがもうこの世にいないという・・・
若者役だった人さえ、かなりのご高齢なわけです。

仏壇屋(殿山泰司)の奉公に出された息子役の方、
すごい男前なんですが、俳優業は間もなく辞めたのか、
ほとんど情報がありません。

気になる・・・。

第135回志らく一門会

2010年05月17日 | 落語
上野広小路亭は大入り満員!補助席も出ました。
椅子席は後ろへ行くにつれ、足が入らないほどの狭さに・・・。

『子ほめ』らく八

『干物箱』らく次

『二人の花嫁』志ら乃

     中入り

『岸柳島』志らべ

『天災』志らく

志ら乃さんのマクラはバスの中の出来事。
普通に聞けば微笑ましいいい話なんですが、
そこで終わらないのが志ら乃さんです。
水木しげるの妖怪とは・・・すごい発想
噺のほうは新作。だけど舞台は江戸?
登場人物はお馴染みの方々ばかりなんですが、
やっぱりストーリー展開は意表をついてます。
ちょっぴり怖くもある話なんですが、
縁結びの神様の軽薄さに和みます

志らく師匠は、志らべさんの「雁首」の発音をダメ出し。
「雁首」じゃなくて「雁首」が正しい江戸弁なんですね。
標準語と江戸弁は違うそうなのです。
「ごくせん」の再放送見てて、宇津井健が「任侠」と言うのが
気になって仕方なかったとのこと。正しくは「任侠」とか。

舞台「疝気の虫」の虫のイメージから家元の話も。
本当にどこまでも自由な人なんですね。
聞いてる分には面白いけど、弟子は大変そう

「天災」は紅羅坊先生もいい味出してました。
八っつぁんのボケっぷりも1人芝居ももちろん大爆笑。
お決まりのボケでも、志らくさんがやるとやっぱり笑っちゃう。
表情の細かさや、動きの滑稽さも絶品ですね。
なんでこんなに面白いんだろう!
これはやっぱりDVD欲しくなっちゃうなぁ~

新大久保今昔

2010年05月15日 | お出かけ日記
1年ちょっと前に食事をしに行ったことはあるけど、
ゆっくりとお店なんかを見て回るのは何年ぶりだろう・・・。
久々に新大久保散歩へ行ってきました

昔よく行ったお店で昼食
改装してちょっとオサレになって、若い従業員もいたけど、
うーん・・・味がちょっと落ちたかなぁ。
言わなきゃ水も持って来ないし

グッズ屋や韓国料理屋も着々と増えてますね。
岩盤浴だったドンキの地下もその先の普通のビルだったとこも、
みんな無理やり改装してグッズ屋さんに早替わり。

しかも
新大久保中が東方神起だらけになっとる!
昼食とったお店も、㌧の曲新旧日韓まぜこぜでシャッフルで流してる、
入るグッズ屋もすべてBGMが、これでもかっていうくらい㌧!
お茶しに入ったお店は、三方に掛けられた大型スクリーンで、
韓国の何かのライブを延々と流しております

グッズ屋も、ペ様はじめ俳優グッズはすっかりなりを潜め、
㌧中心に、若いK-POPグループのグッズが席巻してます。
㌧専門店?っていうくらいの店もあれば、
お店のひと部屋が「㌧の部屋」になってるところもあり、
昔より若干若めのお客がきゃーきゃー言ってるではありませんか。

ツアーなどのオリジナルキャラクターを勝手にグッズ化したり、
いろんなところから寄せ集めた写真集だとか、
相変わらずの新大久保クオリティ
中華圏から輸入したとおぼしきグッズも増えました。

ううむ・・・隔世の感
5年前、東方神起の「と」の字もなかった新大久保で、
「おっ!5人組」と思えば、大体神話でした。
近所の韓国食品問屋「カンシネ食品」をそそのかして、
㌧のグッズを輸入させ、グッズ通販部まで作らせてしまったのは、
ハイ・・・我々当時の㌧ヲタです。

それよりもっと前の、韓国色があまりなかった頃の
新大久保を知っている私にしてみたら、
なんじゃこのお祭り騒ぎはーーっっていう感じですよ。

今となっては、新大久保で買うものもないワタシ・・・。
娘にキム・ヨナのファイルやなんかお土産に買いました。
あと”真露”靴下と、辛ラーメンボールペン・・・
って、ただの韓国観光土産になってますが・・・



お茶しに入ったお店に、昔懐かしい占いの機械が置いてある!
と思ったら、なんと上に呼び出しボタンがついてます。
しかも、注文・お水・お会計・呼び出しというように用途別に分かれてんの!
これ、なかなか画期的ですねぇ