五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

7/22ノラや寄席・三遊亭白鳥独演会@koenjHACO

2012年07月25日 | 落語
狭い会場に詰められるだけ詰めた客席。
仲入りには外に出て身体を伸ばさないと、
エコノミー症候群になりそうでした。

『禁酒番屋α』三遊亭白鳥

エスニック着物で登場。
この着物を作ったいきさつなどを説明。
なんちゃって襦袢や半襟がついてるので、
1枚着るだけでよく、夏の移動には便利だそうです。

前回のこの会で、”試し”禁酒番屋をやり、
その後、あちこちですでにかけているこのネタ。
今回は完成版ということで披露してくれました。
酔いどれショートコントが進化しており、
会場からのお題で即興にも挑戦。
小さい会場だからこその趣向ですね。
白鳥さんの目論見通り爆笑・禁酒番屋に仕上がってました。

スタンダップコメディー:寒空はだか

高座の真ん前という、客席と超至近距離!
あまり派手なアクションは出来ないですね。
地下鉄ネタ、ほんと笑っちゃいます。
大江戸線乗るたび思い出してしまいそう。
ラテン小噺~ラテン落語も好きだなー。

=仲入り=

『エロ浜』白鳥

前回のピンクの白鳥で口演した作品。
せっかく作っても寄席ではできないと。
事前に客席に了解をとってから始めました。
ピンクの白鳥に行けなかったので、あちこち検索したら、
詳しく書いてあるブログがあったんですが、伏字ばかりで(笑)
・・・にもかかわらず、後日見たらサイトに削除されてました。
決して下品なエログロじゃないのに、ひどい~。

そうです、白鳥エロ作品は健全なエロ。
実にバカバカしくおかしくて、でもよく出来たお話。
ご存知「芝浜」がベースではありますが、
途中から「火焔太鼓」もミックスされてくるし、
左甚五郎は出てくるし、ハチャメチャな展開。
サゲでも大笑いさせてもらいました。
しかし、〇〇師匠の〇ッ〇〇〇〇をヒントに、
よくここまで話を膨らませたもんです。
白鳥さんの才能に脱毛、じゃなくて脱帽!

7/18鈴本演芸場7月中席夜の部

2012年07月19日 | 落語
久しぶりの寄席、久しぶりの鈴本。
ワタシ的には好みの顔付けなのに、空いてたのが勿体ない。
客層は全体に若めで、少数精鋭のいい感じ。
いつもこうだと寄席も居心地いいんだけどなぁ。

開口一番:『金明竹』扇

うーむ、やっぱり扇ちゃんは高校時代の
バレー部のエースに似てる。女子高でモテるタイプね。

『手水廻し』八ゑ馬

読者モデル=読モについての家族の会話が始まったので、
新作なのかと思ったら、上方の噺でした。
いちべえさんが頭を回すところがオモロイ。

奇術:ダーク広和

3年に1度のマジックの大会に出てきたそうです。
上位3名は全部韓国人なんだって!意外~。

『あくび指南』一之輔

寄席で普通に一之輔さんが出てくるとお得感あるな。
おなじみの噺だけど、何度聴いてもやっぱり笑っちゃう。
指南所を訪ねる八五郎の、気合がちょっと足りない感じが
したのは暑さのせいかしら・・・?

『家見舞い』仲蔵

お初なので、協会HP見たら、
前座の時の名前が「若蔵」っていうのウケた。

太神楽曲芸:鏡味仙三郎社中

『道灌』文左衛門

あーもう何度も聴いて暗記できそうな道灌なのに、
文左衛門兄ぃのはどうしてこうもおかしいんだろう。
冒頭テンション低めなだけに、どんどん面白くなってくる。

『紙入れ』菊之丞

寄席の丞さまは「町内の若い衆」かこの噺率し。
おかみさん色っぽいし、面白いからいいけどね。

=仲入り=

漫才:にゃんこ・金魚

スカイツリーのかぶりもの初めて見れたー♪
流れはいつもと一緒だけど、細かいところだいぶ変わったね。
金魚さんのカステラ一気食いには笑った!

『寿司屋水滸伝』百栄

キョンキョン作品だけど、この噺すごく百栄さんぽい。
これといったオチもない噺なんだけど、
百栄さんのそこはかとないおかしさが活きてる、
ちょっと集中的に百栄さんを聴きたくなってきたぞ。

粋曲:小菊

小菊さんの都都逸聴くと、
ああ、寄席に来たなぁって思う。
昔の寄席にすごく憧れがあるので、
ちょっとだけそんな気分にさせてくれるというか。

『ねずみ』小せん

小せんさんもお久しぶりだなー。
相変わらずイイ枯れっぷり。
「小せん」という名前も板についてきた感じ。
小せんさんの「ねずみ」は初めて聴いたけど、
なんかほのぼのしててほんわかした感じ。
甚五郎が自分のことを「おじちゃん」て呼ぶのがカワイイ。

で、千秋楽はやっちゃうのかな?アレ。
千秋楽に行きたかったよぉ~(涙)

桂宮治VS立川吉笑@らくごカフェ

2012年07月14日 | 落語
近頃ばかに評判の2人の会。
これは行くしかないでしょ、と予約。
そしたら完売だって。すごいなー。

オープニングトーク

この会の打ち合わせの時の話などいろいろ。
宮治さんがガンガン吉笑さんをいじる。
吉笑さんは苦笑・・・あれ、吉笑と苦笑って似てる?

『片棒』宮治

いやー面白い片棒だった!
おとっつぁんの人形の顔が強烈すぎて夢に出てきそう。
その人形がからくり仕掛けで高座のギリギリ前まで
出てくるものだから最前列の人はトラウマになるかも。
マンガのキャラにしたいくらいの顔芸でした。
それに限らず、宮治さんの顔自体何かのキャラ風で、
くるくる変わる表情が本当に楽しい。
私はどうもこういう丸々としたマンガチックな人が、
汗かきながら一生懸命喋るのが好きみたい。

『舌打たず』吉笑

宮治さんとは対照的な印象の吉笑さん。
飄々とした雰囲気で、淡々と喋るんだけど、
なんとも不思議なおかしさがあります。
ものすごいくだらないことを一生懸命やってる姿は、
面白いものである、というようなマニアックなネタ。
あくび指南にも通じるような・・・。
吉笑さんの高座は前座のとき一度見たきりで、
その時は「道灌」をごく普通にやっていたものの、
前座らしく控えめにはさむ、さりげないギャグに
光るものを感じました。それはやはり錯覚じゃなかったんだな。

=仲入り=

『狸の恩返しすぎ』吉笑

嫌がらせかっていうくらい狸が何度も恩返しに来る噺。
狸の可愛らしさに負けてしまうという設定なのに、
あまり狸が可愛くないというのがおかしい。
狸が小噺をするときに「そんなにハードル上げて大丈夫か?」
というところを「そんなに石垣を上げて大丈夫か?」
と、さりげなく変えるあたりが結構好き。
吉笑さんは、立川流の誰とも違った芸風。
師匠の談笑さんにふと口調が似てる瞬間もあるけど、
やっぱり独特の世界を持ってますね。

『大工調べ』宮治

打ち上げの方に気持ちが行ってしまっていたようで、
参加者の確認のために4回くらい手を挙げさせ、
女性が少ない・・・とその都度落胆。
結果的には楽しかったみたいで良かったです。
棟梁の啖呵もお見事でしたが、なんといっても与太郎!
もーこの与太郎の馬鹿さと可愛らしさといったら。
吉笑さんに「やることや言うことが中学生みたい」
と言われてた宮治さんですが、そんな素の性格を活かした
抱きしめてやりたくなるような与太でした。


勢いのある若手の会は楽しいですね~。
完成されたベテラン真打の至芸も捨てがたいけど、
未知数のなりたて二つ目さんの”今”を見ておきたい。
なりたてで、これほどの力を持ってるんですから、
今後どうなっちゃうのか?楽しみで仕方ありません。
この2人は追いかけていきたいなぁ。

ゴーヤ観察日記

2012年07月12日 | 窓際ナースのお仕事
病棟ベランダのゴーヤもすくすく成長中。
だいぶカーテンぽくなってきました。



まだまだ日差しをさえぎるほどには至ってないけど。



茄子も花が咲いてます。



3階で日差しがイマイチなせいか、ひまわりの成長は今ひとつ。



最近、ナースのお仕事カテゴリがこんな話題ばかり。
それだけ、平和ということですね。

7/6こしらの集い@お江戸日本橋亭

2012年07月08日 | 落語
気温はそれほどでもないのに雨降りで蒸し暑い1日。
朝から汗流して家事をしてたら疲れちゃったけど、
日本橋に着いたら元気になった!

『たらちね』

まくらは末広亭楽屋初体験の巻。
放送作家の先生が芸協の芝居に出るので、
着付けのお手伝いのために初めて行った、
というそれだけの話なんだけど、これが面白い。
まずは、楽屋入口がわからなくて右往左往し、
入ってからもギィーカイ人になりすましてたのに、
あっさりバレちゃってたという・・・。
こしらさんにダメ出しした前座さん、どなたかしら?

たらちねのお嫁さんはものすんごく声が小さい。
そして、嫁が来るまでの間の妄想がエロい。
大家さんが来たとき、思わず嫁役のまま出ちゃってるし。
お馴染みの前座噺もこしらさんにかかると爆笑噺に。

=仲入り=

『壷算』

大筋は普通なんだけど、道具屋さんが計算してる途中で、
別な面倒くさい案件が飛び込んできてしまう。
ひとつでかなり悩んでるのに、ふたつは無理!
と道具屋大混乱で終了、という流れでした。


そうそう、今回は師匠になるので町名で呼ばれたい、
「本塩町」と呼んでほしいとご本人からのリクエスト。
「江戸っ子は・・・」の後に声をかけるそうです。
根本的にタイミング違うよね(笑)
でも、お客さんも律儀に声かけてました。

7/1馬るこ&ぴっかり草津温泉ツアー2日目

2012年07月03日 | お出かけ日記
草津2日目。
この日は馬るこさんのワークショップがありましたが、
カピバラさん>馬るこさんということになってしまいました。
ゴメンなさい馬るこさん。我々は草津熱帯圏へ。
実は、そちらへ行くと時間がかかると思ってたのですが、
これが大間違いで、ワークショップ参加しても全然余裕でした。

「日本一楽しいと評判の動物園」と自分で宣伝している草津熱帯圏ですが、
実は存続の危機らしく、「任侠流山動物園」を思い出してしまいます。



交通が不便な熱帯圏と周辺ホテルは持ちつ持たれつみたいで、
どこからでもマイクロバスで送迎してくれます。
中に入るとまずサル山があり、その奥に熱帯のドームがあります。

カピバラのまりもちゃん。寝てます。



触ることも出来ます。



触られてむっくり起きたまりもちゃん。



もう一頭相方のももちゃんというカピバラがいたそうですが、
骨折で亡くなってしまったそうです・・・合掌(-人-)
まりもちゃんも芸を仕込み中なんですが、集中力がないため、
1~2分しか行えないと書いてありました。その公開時間が12時。
ちなみにこのとき9時半・・・・・・・。待てないよ、まりもちゃん。
「カピバラと遊べる動物園」というのは誇大広告じゃないのか!?

この熱帯ドームの中にはほかにも亀や蛇、ワニ、鳥、アリクイ、サル
などなど、結構いろんな種類の動物がいました。



外に出るとラマさんも2頭いました。



・・・・が、やはりカピバラだけでは弱いなー。
最後にフィッシュセラピーなるものもやってみたけど、
あっという間に終了。所要時間1時間もかからなかった。

というわけで、今度は再び湯畑へ。
温泉街でお昼を食べたり、はちみつソフトを食べたり、
お土産買ったり、ぶらぶらしました。
TVでよく見る饅頭屋さん、片手に饅頭、片手にお茶持たされて、
ハイハイ傘はたたんで腕にかけましょう。さあさあこちらへと、
あっという間に店内に拉致されるという強引な商法。
日本人は悪いと思って買っちゃうんでしょうね。
あいにくこちとら中国系日本人なんでタダ食いです(笑)

片岡鶴太郎美術館へも行きました。
貸し切り状態で居心地良く、寛いでしまった。
飼っている鳥の絵があり名前が「ピーちゃん」
昔、ピーちゃんの物真似やってたの思い出します。



雨の草津もまた風情がありますね。



そうそう、湯畑のセブンは民家風でロゴも渋い。温泉まんじゅう色?



お土産屋さんにご当地アイドル「AKG」がいました。
赤城と「明るく可愛く元気」をかけてるそうです。
小学生~中学生くらいかな?みんな可愛かった。
可愛い女の子好きの娘が、お話したくてウロウロしてたんだけど、
ファンの男性軍が占領しちゃってて無理。娘、本気で怒ってました。

真夏でも平均気温18℃という草津ですが、この日は雨だったので、
何℃くらいだったんだろう?かなり寒くて冷え切ってしまい、
湯畑の足湯にずーっと浸かって暖をとっていました。



あっという間に集合時間になり、再びバスの旅の始まりです。
帰路はカラオケ大会ということで、大いに盛り上がりました。
馬るこさんはもちろんのこと、ツアーの皆さんも歌うますぎ!
娘が「このメンバーでCD出せるんじゃない?」なんて言ってました。
名前はKST21とかどうでしょう?avexさん。
中でもMVPは竹のこさん!いやぁ、最後の最後に爆笑させてもらいました。
「壊れかけのRadio」って、壊れかけてんのは竹のこさん、あなたですよ!!
続いて「十五の夜」「また君に恋してる」をすべてライブVer.で大熱唱。
竹のこさんの秘めた才能と将来性を感じました。これから注目していきますよ。

2日間濃くて楽しいツアーを提供してくださった
馬るこさん、ぴっかりさん、竹のこさんに感謝です。
来年もまたあったら行きたいなぁ~♪

6/30馬るこ&ぴっかり草津温泉ツアー1日目

2012年07月02日 | お出かけ日記
馬るこさん企画のバスツアー、絶対楽しいはず!
温泉&馬るこさん好きの娘を誘って二人で参加してきました。
オフレコ話と個人の写真はNGでレポします~。

バスは新宿を出発、順調に進んでいきます。
車中では、馬るこさん・ぴっかりさん・竹のこさんが、
ずっとこちらを向いてトークしてくれていました。
(竹のこさんはこの時すでにバス酔いしていたそうです)

トークもあんな話やこんな話で盛り上がりましたが、
馬るこさんが用意した「落語ソング大全集」が素晴らしい!
落語家が歌った歌、落語を題材にした歌、色物さんの歌、
などなど、今となっては聴けない貴重な音源もあり、
馬るこさんの収集能力に感心してしまいます。
そして、また解説がいちいちおかしくて・・・。

コンセプトが不明な小朝師匠の「シャンプー音頭」
歌う必要があったのかが謎な円丈師匠の「恋のホアンホアン」
寄席のある場所ばかりで、もはやスカイツリーは何の関係もない
結城たかし先生の「東京スカイツリーラプソディ」
放送禁止用語連発のデュークエイセス「与太郎の唄」
さわやか系ニューミュージック風のたい平師匠etc・・・

中でも、京ちゃん&ミネオちゃんの「もうダメだ/墓参り」
が、なかなか衝撃的でした。ミネオちゃん何と1922年生まれ!
うちの母親よりずっと年上じゃないですか。
最近「もうダメだ」と言ってる母に聴かせます。



宴会の抽選会で、このディスクの1枚が当たり、
帰宅後、娘はさっそくipodに入れておりました。
志ん朝師匠の語尾上がりが粋な「ソロバン節」がお気に入りらしいです。

そして、本邦初公開のぴっかりちゃんの歌!
なんとも可愛らしい歌声で癒されます。
ぴっかりちゃんの高座は何度か拝見していますが、
私服で、しかもこんな間近で見ると、本当にカワイイ。
小さくてほわんとした雰囲気で女の子女の子してますよね。
これは、応援してあげたくなりますよ。おばちゃんでも。
ツアーのお客さんに中学生と間違われたウチの娘には、
ぴっかりちゃんを見習いもっと女子力を上げるよう言っておきました。

あ、あと「笑点」の歌をみんなで合唱もしました。
笑点のあの曲って、歌詞があったんですねぇ。
そんなこんなで笑いながら草津ナウリゾートホテル到着~~!



夕方の予定まで時間があったので、近所を散歩してみました。
チャペルなんかもあって、結婚式も出来るようですよ。
そういや「三年目の恋に効く」っていうポスターもあったけど、
それ見た娘が「三年目の浮気」って、それはダメだろー。



山の上の方なので、特に近所には何もなく戻ってきました。
夕方、マイクロバスで湯畑へ移動。んーすごい硫黄の匂い!
湯もみショーを見学しました。



湯畑。いかにも効きそうな感じのする温泉です。





湯もみショーが終わると、またバスで一旦ホテルへ戻りました。
宴会場でまずは竹のこさんの「黄金の大黒」を聴きながらお食事。
抽選会では豪華景品が全員に当たり、盛り上がりました。

そして、またまたバスで湯もみショーの会場へ移動。
今度は落語会の会場に早変わりです。



ここで、一般のお客さんたちと一緒に、
ぴっかりさんの「悋気の独楽」と、
馬るこさんの「ハングル寿限無」を聴きました。
ぴっかりさんの高座は二つ目に昇進してからは初です。
確実に上達してるし華もあるし、売れっ子なのもわかります。
馬るこさんは、お得意の爆笑ネタで会場を沸かせました。
会場にいた子供たち、最初はちょっと落ち着かなかったんですが、
馬るこさんの高座が始まったら身を乗り出して聴いてました。
ふらりと寄った風のお客さんも、みんな大笑いしてましたよ。

終わって出たら、夜の湯畑もなかなかイイ感じ。
うーん、今度は湯畑の近くのホテルに泊まりたいなぁ。




お部屋に戻ると、お三人が部屋を訪ねて来てご挨拶。
これは、氷川きよしツアーを参考にしたそうです(笑)

おやすみなさいの挨拶も終えたので、さっそく温泉へ。
あまり長く入っていられないんですが、気持ちいい~。
お湯がなんとなくトロリとして、お肌がしっとりする感じ。

露天風呂に移動すると、そこには外国の金髪セクシーお姉ちゃんが2人。
岩にもたれかかる姿もなんかグラビアみたいで、ついつい盗み見←オヤジか!

・・・と、そこで事件勃発!
お湯につかってたうちの娘が、勢いよく上がろうとした瞬間、
目の前の柱に激突したのです。すっごい音がしました。
パツキン美女たちが、必死で笑いをこらえてる姿を見て、
ああ、笑いをこらえる仕草というのは万国共通なのだ、と発見。
その夜、娘は頭の痛みにこらえ、私のイビキに耐え、寝たのでした。

2日目へつづく☆

6/29きたくなるまち区民寄席@北とぴあ

2012年07月02日 | 落語
こ、この会は贅沢だっ!と衝動的に先行でチケットとったので、
まさか草津に行く前日だったとは・・・しかも夜勤明けで・・・。
でも、もちろん老体に鞭打って行ってきましたよ。

『寿限無』三遊亭小曲

お名前からどなたのお弟子さんなのか全く見当つかず、
帰ってからググってみて、小遊三師匠だと判明しました。
なかなか達者なので安心して聴けました。

『唐茄子屋』柳家さん弥

一門会などでお見かけしたことはあるさん弥さんですが、
落語は初めてかなぁ?聴いたことあったかなぁ?
くらいの印象です。北とぴあの若手のグランプリを取られたんですね。

『粗忽の釘』三遊亭歌橘

美肌王の歌橘さんもお初かなぁ。
台詞がチャキチャキしてていいですね。
あんまり滑らかなんで、ついついスイマーが・・・。

『片棒・改』立川談笑

ここでパッチリ覚醒(笑)
志の輔さんと共演なのを意識してか、
談春さんと間違われるのを防ぐためか、
「持ちネタで一番激しいのをやります」と。
オカマの長男で、場内を爆笑の渦に巻き込みました。
地域寄席らしい年齢層の高めのお客さんも
涙を流して大笑いしておりましたよ。
やっぱりすごい破壊力だわ!

=仲入り=

『トンビの夫婦』春風亭百栄

百栄ちゃんが・・・マッシュルームカットじゃない!
と、まずちょっと衝撃を受けたんですが、
イメチェンを図ろうとしているのか、床屋に行ってないだけなのか?
まずは、いつものボケのマクラで笑いをとって「トンビの夫婦」
百栄さんの独特のテンポと間が好きだなぁ。
「何とか言ったらどうなのっ!」と詰め寄るおかみさんに、
「にゃー」と答える亭主。
時々百栄さんが着物着た猫に見える瞬間です。

太神楽:鏡味正二郎

お初だわーって思ったら、芸協の方なんですね。
安定感のある芸を楽しませてくれました。

『新・八五郎出世』立川志の輔

チケット取るのが大変そうなので、見る機会ないなぁ、
と諦めてたので、こういう会に出てくれるのは嬉しい。
マクラですでにどっかんどっかん大うけ。
噺に入ると、会場中が笑ったり泣いたり、
志の輔さんワールドに引き込まれてるのがわかります。
八五郎のまっすぐな馬鹿さ加減が愛おしい。
母親目線の私は、いつもお袋さんの台詞にぐっときます。
この「新・八五郎出世」特に改作でもないのですが、
なんで「新」なんだろうとCD聴いてた時は思ったんですが、
最後に、殿様が士分に取り立てると言うのを断るからなんですね。
お袋さんを1人にしてしまう、一緒に連れてくるのも無理、
井戸端がないと生きていけないから。井戸端ごと来たらイヤでしょ?
っていう展開だから。むしろ「八五郎出世せず」ですね。