イスラム教のモスクには付き物のミナレット。
いくら「○○と煙は」と軽蔑されても登れるならば登りたい。そう思いませんか?
シルクロードの真珠と呼ばれるウズベキスタンには、数多くの美しいモスクが、そしてミナレットが残っています。
有名どころなら、受付でお金を払ってという正規の方法で登ることが出来るのですが、一見登れなさそうなところでも、実はほとんどのミナレットは登れてしまうのです。
でもどうやって?
困ったときは警察です。
モスクについたら、警備でうろうろしている暇そうな警官を探し、いかにもミナレットに登りた気な目をしてみて下さい。
きっと警官は「○○払えば登らせてやるよ」と言って寄ってきます。
ここで「ふーん、ウズベキスタンの警官は大変だなぁ。ミナレットの入場整理もやってるんだぁ」なんて呑気に感心していてはいけません。
この警官、絶対に最初は吹っかけてくるので、警官相手でもしっかりと価格交渉はしましょう。
何本かミナレットに登れば、だいたいの相場はわかるはずです。
警官に入場料(賄賂ともいう)を払ったら交渉成立。
でも入り口はどこ?
警官の後をついていくと、彼はおもむろに絵葉書売りのボードをずらします。するとあら不思議、そこには秘密の入り口が。
警官は、後は階段をひたすら登ればいいというところまで案内すると戻ってまた表の顔に変身です。
邪魔者も消えた後は自分だけの世界、ゆっくりとミナレットからの景色を満喫して下さい。
てっぺんからの景色は最高です。
皆さんもイスラム圏の国に行ったら、是非足がボロボロになるまでミナレットに登りまくってみてください。