ひろし君の読書や旅日記

昨日より今日が少しは面白くなるかな て思って

ロシア人はウクライナへの侵略に責任は?

2023-07-09 11:07:52 | 日記
ロシアと言う国が、隣国のウクライナに対して軍事進攻して500日が過ぎようとしています。先日からウクライナの軍隊による、ロシアの占領地に対するかなり大規模な反攻が開始されたと、多くのマスコミなどが報じています。この間、この戦争による死傷者の実態は両國ともに公表を控えているのでハッキリとは分かりませんが、合わせると十万人を超えている規模ではないでしょうか。また、ウクライナの多くの都市では、ロシヤによる空爆で国民の生活が破壊されています。この戦争はロシヤ国家による侵略戦争である事は明確です。国家として、ロシアは戦争と言う犯罪行為を行っています。
    では、ロシアの国民に責任はないのでしょうか
国家としての犯罪行為に、その国の国民はどの様な責任を負っている考えるべきなのでしょうか。この様な問いは昔から提起されてきました。第二次世界大戦時のドイツ・ナチによるユダヤ人の虐殺行為や、日本軍による中国・東南アジアへの侵略と破壊行為について今日でも謝罪や賠償を求める動きが有ります。歴史的に見れば今日の国家は、国民国家として成り立っています。ある種の国民の同意によって国家が成立していると考えられるます。その場合、その国家の為政者が行っている行為の責任は、その国の為政者を選択した国民が負うと考えるのが当然と考えられます。では、その為政者に反対して来た国民の中の相対的な少数派はどうでしょうか。
多くのウクライナへの侵略行為を報じる痛まし映像を見ながら、戦争評論家達のひらひらした言葉の向こうに有る社会を感じる事が必要だと思います。

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