ひろし君の読書や旅日記

昨日より今日が少しは面白くなるかな て思って

山梨県議会のドロドロの戦いが面白い!

2022-01-08 17:43:42 | 日記
昨年から、山梨県議会の中での知事と県議のドロドロの戦いが「仁義なき戦い」の様相を呈いていて面白くなっています。元々は山中湖周辺に有る富士急行が県から借りている賃料を巡る、県知事と富士急行の争いでした。
     賃料が安すぎるから出ていけ!
2019年に知事に就任した長崎知事(名前が長崎です)は、今まで年間3億3千万円の賃料は不当に安すぎるから賃貸借契約は「違法無効」だと主張し始めたのです。まあ簡単に言えば「3万円の賃料は安すぎるから、部屋から出ていけ」と大家から言われた様なものですね。この様な騒ぎの本当の原因は、2005年の「郵政選挙」の時のパラシュート候補で東京からやって来た長崎が山梨2区で富士急行の社長の堀内光雄と対立して敗北した怨念があるのです。マア大蔵官僚出身のプライドが傷つけられて、何年経ってもネチネチと富士急行・堀内一族苛めに走らせているのでしょうね。今の官僚の体質て、こんなものだとおもいますよ。
     そこに絡んだのが県議の場内乱闘
この騒ぎに当初は自民党県議の多数派は、県議会の「県有地特別委員会」で県知事を追及する姿勢でいました。いくら何でも2017年に賃貸借契約を結び直したばかりなのですから。しかし、時間経過と共に自民党県議団は「知事派」と『反知事派」に分裂して行きます。現状では、「知事派」が多数派になってしまいました。この様な事にどうしてなったのかは、市井の市民には全くと言っていいほど分かりません。多分、想像出来るのは何らかの利権絡みの力が働いたのでしょう。今、自民党県議は分裂状態になっています。
     二階派知事にすり寄る哀れな立憲民主党系県議
この様な知事・「知事派」・「反知事派」の三つ巴のドロドロの乱闘に、山梨の県議の立憲民主党系は何を思ったのか「みらい山梨」と名乗って知事の支持派を作ってしまいます。二階派の知事の味方をして、一体何をしようとしているのでしょうか。更には知事のこの様な動きを検討するための「県有地特別委員会」の廃止に、「知事派」と共に立憲民主党系の人達は賛成してしまうのですから、もうどうしようもないよね。哀れ、没落の道を進んでいるみたいです。
そんな訳で、山梨県議会のドロドロの面白い戦いは、更に今年も続いて行くようです。