ひろし君の読書や旅日記

昨日より今日が少しは面白くなるかな て思って

腐った反社集団・統一教会と自民党

2022-07-30 13:00:33 | 読書感想
現在までの様々な報道によると、壺や印鑑などの悪徳霊感商法によって日本の国民から強奪した数千億円を、韓国に送金している統一教会は非道な反社会的勢力と言えると思います。この統一教会による悪徳霊感商法によって、多くの人達の生活が破壊されているとこの事に携わる弁護士達が訴えています。この様な反社会的な統一教会が、多くの自民党の国会議員などの選挙運動に関わったりその政策立案に深く関与している事が明らかになって来ました。
    自民党は昔から、反社会的なのです
何故自民党は、こんなにも腐った反社会的集団・統一教会に近づいて行ったのでしょうか? 安田浩一「右翼の戦後史」を読むと、1945年の終戦直後から反共の大義の元に自民党は、物騒な人たちを集めていた事が分かります。1951年、時の法務大臣・木村は博徒やテキヤなどを集めて「反共抜刀隊」と言った組織を構想し呼び掛けていました。それ以降も、岸や自民党保守派の人達はこの統一教会も含めて右翼・暴力団関係者など反社会的集団と緊密に付き合っているのです。
    安倍は反社会的勢力の存在を誤魔化した
銃撃された安倍は、この様な状況をまずいと感じたのか「暴力や威嚇、詐欺的手法を駆使して不当な経済的な利益を追求する団体・個人」を反社会的勢力と定義されていた事を変更した。それは2019年の桜を見る会に反社会的人物が参加していた事を指摘されて同年12月に「あらかじめ限定的、かつ統一的に定義することは困難だ」と解釈変更をしてしまったのです。自分の仲間に統一教会を含み反社会的勢力が多くいる事を、よく知っていたのです。
この様な状況は、実は自民党と言う政党自体が反社会的勢力と一体的な存在である事の証とも言えると思います。その事が良く表れたのが、自民党の福田総務会長が今回の事に付いて「正直言う。何が問題かよく分からない」と言う発言です。自民党にとっては、統一教会に応援して貰うなんて当たり前で何の問題もない、と言う感覚が良く分かります。
こんな腐った政党が、政権党である事は日本の不幸と感じてしまいます。
  


暴かれた悪徳霊感商法と政治家の癒着

2022-07-13 16:24:04 | 日記
奈良・西大寺駅前の銃弾は、元総理大臣の命を奪うと言う重大な結果をもたらしました。この様なニュースに接すると、私達は「誰が?」「何で?」と言う様に感じると思います。その様な事に対する答えらしき物が、だんだんと明らかになって来ました。
    犯人・山上の家族は統一教会の霊感商法の犠牲者だった
今日までの種々の報道によると、犯人・山上の家族は母親の統一教会に対する厖大な寄付によって破産してしまい、家族はバラバラになってしまったらしい。山上の叔父と言う人の話によると、母親は自分の父親から相続した土地を売却したりした資産を一億円以上統一教会に献金したと言われています。犯人・山上の兄は、癌を発症していたにも関わらず母親に捨てられた様な生活をしていて数年前に自殺してしまつたそうです。この統一教会による所謂霊感商法では、壺や多宝塔を数百万円で売付ける事が問題になりました。私の以前いた会社の人の奧さんが、多宝塔を500万円で買わされて家族が大騒ぎになった事を聞いた事が有ります。この統一教会の悪徳商法に対する過去35年間の相談件数は3万4千件・被害金額は1230億円に上ると消費生活センターや弁護士などが明らかにしています。
     元総理はこの団体の集会にメッセージを送っていた
この様な悪徳霊感商法を行っていた文鮮明・統一教会の関連団体で、文鮮明の妻が主催した集会に安倍元総理はビデオメッセージを送っていたのです。2021年9月に行われた集会に送ったメッセージの中で安倍元総理大臣は「皆様に敬意を表します」と、賞賛の言葉を統一教会の関係者に送っていました。犯人・山上はこのビデオメッセージを見て殺害を決意したと言われています。
政治的な力を得るためには、たとえ悪魔とでも手を結ぶという様な、どす黒い癒着のほんの一端を奈良・西大寺駅前の銃撃は白日の下に曝け出した様に思います。本当の意味で「民主主義の危機」を作っているのは、一発の銃弾か黒い癒着なのか?