ひろし君の読書や旅日記

昨日より今日が少しは面白くなるかな て思って

北へ行く旅ー北海道を歩いた

2022-05-28 11:28:28 | 旅日記
先日、昨年行こうとしてコロナの影響で断念した北海道を歩いてきました。四月ではまだ寒く、六月になると北海道旅行は色々と費用が増えるので五月の連休明けがベストだと思いました。
     往復はフェリーが安くてベスト
北海道に行くには色々な手段がありますが、費用の面ではフェリーが一番格安ではないかと思います。今回利用したのは、「東京駅<ー>札幌駅」9,900円と言う格安プランです。東京駅からバスに乗って大洗港に着き、フェリーに乗り換えて苫小牧港まで行きます。苫小牧港から札幌駅までのバス代金も含まれています。あとは、フェリーの中の部屋で値段が大きくかわります。独り旅ならば、コンフォートと言うカプセルみたいな感じのものでも楽しめますよ。フェリーは夕方に出港して翌日の午後には苫小牧港に着きます。大きな船なので揺れもあまり感じませんでした。大浴場もレストランも有って、くつろいで船旅を楽しめると思います。ただ、顔を洗ったり歯を磨いたりする場所が無くて、トイレでしましたがあれは少し不満でした。
     札幌に着いたら、北を目指そう
今回の旅の目的は、北を目指す事なので札幌の観光名所はあまり見ないで北を目指します。でも、高い所に上るのが好きなのでさっぽろテレビ塔は、観光しました。この時期は、ライラックの花が満開で楽しめます。このテレビ塔の直ぐそばに有る「大通りバスセンター」から稚内に向けたバスが出ます。高速バスと書いてあったので、札幌から道央自動車道で旭川を経由して稚内を目指していくのかと思っていたら違いました。バスは途中で自動車道を降りて、一般道を留萌に向かいます。留萌からは、海沿いのオロロンラインをひたすら北上して稚内に向かいます。日本海に面したオロロンライン沿いに走って行くと、海に日が沈む少し長めの夕焼けが見れます。ただ、立ち並んでいる建物を見ていくと廃屋ではないかと思われる建物が、多く目につきます。この様な感想は、この旅の中でとても多く経験しました。それにしても、札幌から稚内まで約6時間ですから長いバスの旅です。
     稚内には北の記録がいっぱい
日本の最北端と言えば宗谷岬が有名ですよね。稚内に泊まってレンタカーで岬に向かいましたが、海沿いの道にはほとんど信号が無くて、地元の車がスピードを出すので私もついつい早く走ってしまいました。日本最北端の碑を見て、強い海風に吹かれていると何か遠くに来たなと言う気持ちに成るのでは。稚内駅に行くと、改札口の横から「最北端の線路」と言う看板が見えます。ここがJRの路線の一番北だそうです。その他にも「最北端のガソリンスタンド」みたいな感じの看板があります。また、礼文島に渡って晴れた日にはサハリンの島影が見れるという最北端のスコトン岬で、崖の下から吹き上げる海風を味わうのもいいですよ。

そんな訳で、今回はコロナの影響で伸ばし伸ばしに来た北に向かう旅の報告でした。それにしても、稚内周辺の観光はパック旅行の人達が一杯いて、お元気な高齢者が大半でした。
最後になってしまいましたが、北海道と言えば地元のコンビニの「セイコーマート」の事に触れないわけにはいきません。オレンジ色の看板ですが、少し地味なので最初はコンビニのお店と思いませんでした。調べると北海道以外にも店舗が有るそうですが、北海道では店舗の数は圧倒的に多く有ります。買い物をした感じでは、価格的には格安だと思います。例えば、通常500円位のお弁当が390円位です。日常生活の買い物では、品揃えの面でも不足感なく利用できました。北海道に行ったら、体感してみたらどうでしょうか。