たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

大縣神社(おおあがたじんじゃ)

2019-02-07 08:01:30 | 神社

大縣神社 愛知県犬山市字宮山3番地

ウィキペディアより引用します

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社伝によれば「垂仁天皇27年(紀元前3年)に、本宮山の山頂から現在地に移転した」とある


祭神は、大縣大神(おおあがたのおおかみ)としている。

大縣大神は、国狭槌尊とする説、天津彦根命(大縣主の祖神)とする説、

少彦名命とする説、大荒田命(日本武尊の三世孫で迩波縣君の祖)とする説

、武恵賀前命(神八井耳命の孫)とする説などがあり、

はっきりしない。いずれにしても、「大縣大神は、尾張国開拓の祖神である」とされている。



また同神社は、愛知県で二番目に大きい前方後円墳である茶臼山古墳(青塚古墳)も管理している。

付近には、円墳などの古墳群が点在する。

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本殿



姫の宮です


横から



最近は、そこから奥も整備されています


そして、400mほど進むと、



姫之宮 奥宮 鳥居に来ました。 今回、初めて訪問します。


姫の宮なんで、男の私は、今まで遠慮していました。




けっこう、坂が急できついですね、

鳥居から約170mほどで



なんか、空気が変わります。心地よい場所です。

祠のさらに上には、岩があります



いままで、ここには女性の神様が祭ってあると思っていましたけど、どうも違うようですね。

この神社の最初のころの祈祷の場所、磐座でしょう。




2013年の画像がありました。 
 
姫之宮 奥宮 の鳥居から、さらに奥へと行きます



けっこうきついので、今回はパスしましたけどね・・・


この場所は、大昔からの雨乞いをする所らしいです


縄文時代からの信仰の場所といわれます





その少し上に、山姥の祠とか言われるところ。

山姥の伝説は、苧ヶ瀬池(おがせいけ 岐阜県各務原市)が出てくるので、770年以後のこと

でしょう。池は、769年の洪水により出来たと推測されます。







そして、ここが奥の宮本殿





地図を見てみましょうか




大縣神社を通り、姫の宮奥の院の鳥居を通り、本宮奥の院の鳥居あたりから、ヒトツバタゴ自生地を通

る道が、古道(古東山道)と思われます。

250年~300年ごろでしょうか。


さて、この地にやってきたのは誰だろうと考えます。

当然、彦坐王がかかわっているでしょう。彼は、さらに春日井に進むのでここに居たのではありません。

丹羽郡という地名があります。現在は、大口町と扶桑町ですけど、以前は犬山市、岩倉市、

江南市の一部、一宮市の一部とかなり広かったようです。

大縣神社のかかわる領地は、この範囲と考えていいと思います。

丹羽郡の「にわ」の字は、調べると、「迩波(には)」、または「爾波」がでてきます。

でも、当時は漢字は無かったはず。

以前から、気になっていたのですけど、「丹波」と、「丹羽」ひょっとすると同じじゃないか?

そもそも、彦坐王=丹波道主命(たんばのみちぬしのみこと/たにはのみちぬしのみこと)

(このことは、水石亭主さんの、「尾張氏の謎を解く」で詳しく調べておられます。)

もしかしたら、当時は、この地を「には」ではなく「たには」と呼んでいたかもしれませんね。

ここまでくると、何の資料もないのでただの妄想になってしまうかもしれませんけど、ご容赦。

さらに妄想をすすめます。

 この、大縣神社の祖は、丹波から来た、彦坐王の妻である、

丹波之河上之摩須之郎女之命(たにはのかわかみのますのいらつめのみこと)と、彦坐王との間にできた

子の可能性が出てきます。

その子は次の4人のようです

日葉酢媛命    第11代垂仁天皇皇后で、第12代景行天皇や倭姫命等の母。

真砥野媛     垂仁天皇妃。

弟比売命     垂仁天皇に召し上げ。

朝廷別王     丹波之河上之摩須郎女の子。三川穂別の祖。


男性は最後の「 朝廷別王(みかどわけのみこ)」一人のようです

近くに「青塚古墳」があることからも、大縣神社の祖は、大和朝廷とのかかわりが深い人物でしょう。

そうすると、垂仁天皇以前に、この地に居た人物は、「朝廷別王」以外考えられませんね。

いかがでしょう?


 朝廷別王は、三川穂別の祖とされていますので、後に、東三河に進んだと思います。
















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