ザブさんの趣味は人生です。(*"o"*)v

趣味に生きるちょっと変わった人。ザブさんの独り言のブログです。
ざぶっとstart:2006/09/16

ダメな会社に、就職/転職しないためにチェックすべき事。

2015-08-15 07:44:05 | ブログ連載コラム
 僕は、良いか悪いかは別として、色々な会社に勤めました。
 ヤメた理由はそれぞれ、胸を張って説明が出来るので、恥ずかしいとは思いませんが、日本において転職回数が多いと言う事は、単純にマイナス評価につながります。
 そして、仮に同業種に転職しても上級管理職クラスの転職にならない限り、給与水準は転職前より下がるのが一般的です。
 そんななかで、ダメな会社にも入ってしまった事が何度か有ります。
ダメ会社といっても「ブラック企業」や「グレー会社」という感じではなくて、ずさんでテキトーな会社という意味です。
 ブラック企業はダメ会社の延長線上に有ると思いますので、以下のチェックポイントも参考になると思います。

 僕が感じた、ダメな会社に就職/転職しないためにチェックすべき事をまとめました。

 また、転職や就職の面接において、会社側が自分を見るのが面接と思いがちですが、(分かっている人も多いと思いますが)僕らの方も会社や従業員を見に行くのが面接です。

 さらに、ある会社で僕は求人応募の電話対応や面接等をする係をしていた事も有ります。
なので、求人応募の電話で合否の6割から8割がきまる。と言っても良い程、電話での応対が重要になります。
電話で「この人はダメだな。。。」と思ったら、採用担当者は、かなり強くマイナス評価をするし、「この人良いかも。」と思ったら、とても高い評価を得られます。
なので、最初の求人応募電話には特に丁寧に、かつ、大きな声で明瞭に会話する事が重要です。

 さて、前文が長くなりました。

 ダメ会社に入らないためにチェックすべきポイント

~事前調査編~
1)ホームページが無い。
2)求人広告や求人票から具体的な仕事内容が分からない。
3)会社のホームページや登記簿などの「書類上の本社」と「営業上の本社」の場所が違う。(本社=社長が常駐し経営のベースとなっている場所)
4)会社の外観が悪い。

~応募から面接編~
5)会社の電話応対が悪い。
6)面接した場所(会議室など)がボロい。
7)トイレが汚い。(故障中のトイレが未修理のまま長期間経っている。等を含む)
8)なんか暗い。
9)すれ違った従業員から挨拶等が無い。

~入社後編~
10)ユニフォーム等が支給される会社で、自分のユニフォームやロッカーが準備されていない。
11)社内ルール等(タイムカードの押し方から有休や残業等の申請方法など)の説明を受けない。(オリエンテーション等が無い)
12)お給料の振込先が、ホームページ記載の取引先銀行ではない。(その銀行や支店が、会社の本社の近くにない。を含む。)



=解説=
~事前調査編~
1)ホームページが無い。
⇒今の時代、どのような会社でもホームページは有るべきです。法人客のみとの取引でも、有るべきです。
有るべき物が無いと言う事は、やはり良く無いです。

2)求人広告や求人票から具体的な仕事内容が分からない。
⇒これは、もう完全にアウトでしょう。
採用担当者がアホなんです。アホの下で働くのは不幸です。

3)会社のホームページや登記簿などの「書類上の本社」と「営業上の本社」の場所が違う。(本社=社長が常駐し経営のベースとなっている場所)
⇒少し前のトヨタもそうでしたが、トヨタの場合は例外中の例外でしょう。
やはり、書類上の本社と事実上の本社が違うのは、ダメです。
実態に合わせるべきです。
公共事業等で、「入札に有利」という思惑が有るなら、その地域の営業所を支店登記するべきです。
本店移転の登記費用と司法書士経費をケチっているだけです。
これはダメ会社の典型例です。

4)会社の外観が悪い。
⇒賃貸ビルにしろ、自社ビルにしろ、外観(会社前道路の雑草や敷地内の植木)に、気とお金と時間を使わないとダメです。

~応募から面接編~
5)会社の電話応対が悪い。
⇒これは、応募する我々にも言える事ですが、電話応対は重要です。

6)面接した場所(会議室など)がボロい。
⇒ある意味で会社にとって、一番重要な場所です。来客の応対をする会議室がボロいのは全てがボロい証拠です。
その会社には入社しない方が良いです。

7)トイレが汚い。(故障中のトイレが未修理のまま長期間経っている。等を含む)
⇒このトイレが、来客用か従業員用かにもよりますが、来客用にしろ、従業員用にしろ、トイレが汚かったり、故障のままなら、その会社は完全にダメです。
「こういう事に気がつかない。」「こういう事にお金を使わない。」という会社は、従業員にも気も使わないし、お金も使いません。
絶対に入社してはいけない会社です。
完全に、ダメ会社の典型例です。

8)なんか暗い。
⇒定義が難しい所ですが、暗いと感じた会社は、キツいですね。

9)すれ違った従業員から挨拶等が無い。
⇒面接の前や後などのすれ違う従業員さんの態度が、会社の本質的な部分です。
よく見るべきです。
また、可能であれば、面接後に職場見学をさせてもらった方が良いでしょう。
会社側にも「やる気」をアピールできるメリットも有るし、実際に自分が働く場所や人を見て感じるのは、何よりも重要な事です。


~入社後編~
10)ユニフォーム等が支給される会社で、自分のユニフォームやロッカーが準備されていない。
⇒いい加減な会社の典型例です。
体型が極端なサイズで、発注をしたが間に合わない。という例も稀にありますが、標準体型なら入社までに用意するのが会社側の誠意です。
ロッカーなどにしても1日あれば準備できるはずなので、これらが準備されていないのは、会社に誠意が無い証拠です。


11)社内ルール等(タイムカードの押し方から有休や残業等の申請方法など)の説明を受けない。(オリエンテーション等が無い)
これも、いい加減な会社の典型例です。
転職活動を継続した方が良いでしょう。

12)お給料の振込先が、ホームページ記載の取引先銀行ではない。(その銀行や支店が、会社の本社の近くにない。を含む。)
⇒これは、とても微妙な問題で、何とも言えませんが、コンサルティング会社などの例外はありますが、取引先銀行=お金を借りている会社。です。
お金を借りているメインバンクから給料を従業員に振り込まれます。
その銀行とその支店に従業員の給料振込先口座をつくるのが、口座振込手数料を節約できるのは理解できますが、会社の本社がA市にあるのに、給与振込銀行がB市にあるB支店にあるのは違和感を感じますよね。

これは一概にダメ会社とは言い切れませんが、「この違和感」は重要です。

~~
僕の中で、とくに重要視するのは(3)本社の住所(7)トイレの2つです。
他の部分は当たり前と言えば当たり前です。3と7は気がつきにくい人や気にしない人が多いのですが、僕の中ではこの3番と7番がダメだったけど、良い会社だった。と言うのは、見た事も聞いた事も有りません。

12番の末尾に書きましたが、実際に会社を調べていくうちに「違和感」がよぎると思います。
この違和感は、きっと当たります。
きっと、その違和感は永遠に拭いきれないです。(これは経験則ですが。)
その違和感があるのなら、いつか必ず退職する日が来るでしょう。
それが早いのか1年、2年先なのかは、自分次第です。

以上。参考になれば幸いです。


併せてこちらも読んでみて下さい。

『就職や転職活動の面接にて必ず聞きたい4つの事。』
http://blog.goo.ne.jp/zabu1120/e/94545bbd028b9b7bd65e924a8437ea17


最新の画像もっと見る

コメントを投稿