峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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2016年09月16日 | 将棋

今、将棋界が面白い。
9月2日・日曜日に行われた順位戦A級3回戦で、我らが深浦康市九段は屋敷九段を退け2勝1敗とした。また、11日・日曜日放映のNHK杯では先崎九段に決め手を与えず粘り抜き、最後は勝利をおさめた。今期のNHK杯は個人的に興味があるものを含め好カードが目白押しだ。

深浦九段は、今期ここまで12勝5敗と勝率7割台をキープしている。名人戦挑戦、そしてNHK杯優勝、夢は大きく広がる。
ちなみに、佐々木大地四段は今期これまで7勝5敗、勝率6割台までもう少しだ。ガンバレ!

ところで、将棋ファン注目の藤井聡太三段が9月3日に行われた奨励会三段リーグの最終日の最終局に勝ち、晴れて四段昇段を決めた。
藤井三段は14歳と2か月で、まだどこかあどけなさの残る中学2年生だ。同年齢でのプロ入りは、あの加藤一二三九段の14歳7か月を抜いて史上最年少になるという。
中学生のプロ棋士誕生は、加藤一二三九段を始め、谷川浩二九段、羽生善治三冠、渡辺明竜王に次ぐ快挙、4人の棋士は将棋界の歴史に燦然とその名を刻む大棋士ばかりだ。

また、藤井三段は超難関の三段リーグをわずか1期・半年で抜けた。藤井三段に続き四段昇段を決めた大橋貴洸三段が6年を要していることを考えれば、藤井三段のその大器ぶりがうかがえる。
四段デビュー後の藤井聡太三段の戦いぶりが今から待たれる。

 

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