深浦九段 800勝

今月3日、将棋の深浦康市九段が王将戦挑戦者決定リーグ戦において斎藤慎太郎七段に勝ち、歴代19人目となる公式戦通算800勝を達成した。
ちなみに、通算成績は1257戦して800勝457敗、勝率0.636（11月9日現在）。なお、現役棋士中1000局以上指しての6割3分6厘（11月9日現在）は、羽生善治棋聖の0.7121に次ぐ高勝率である。

深浦さん、おめでとうございます。

子供のやる気

メディアにもたびたび登場していた広島大学の名のある教授が今年３月、鹿児島県内の海に浮かぶ船の中で指導する男子学生の足を払って転倒させ、学生に馬乗りになって「死ね」と首を絞めるなどし、顔にツバを吐きかけたと昨日、大きく報道されていた。
被害者の学生が気の毒でならない。

しかし、これとて氷山の一角。小学校から大学までこの国の閉鎖的な教育現場でこのようなことが少なからず起こっているのが現実だ。教育改革で最初に問われるべきは教員の人としての資質ではなかろうか。
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長崎新聞に「全国中学生選抜将棋大会」県予選の結果が掲載された月曜日、有紀さんの１年生の時の担任が新聞に彼女が紹介されていることを現担任に報せた。
現担任はそれをコピーし、クラスの壁に張り出してくれた。

さらに今日、学校の全体集会で校長先生が有紀さんが県代表になったと、全生徒の前で報せてくれたらしい。
帰宅するや、そのことを報告してくれると共に、
「お父さん、私、８月まで月・水・金と将棋の勉強するけん。」

学校での、先生方の配慮が一人の子どものやる気を引き出したのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　2003年5月27日（火）記