イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

JAPON MUTFAGI(日本の台所)

2009-02-11 08:44:08 | Weblog


Hurriyetという新聞の別刷土曜版で「EN IYI 10(最も良い10)」という特集があります。内容は様々、「街」だったり「スキー場」だったり「カフェ」だったり「パン屋」だったり「建物」だったり「パザル」だったり「海岸」だったり…。どうしてもイスタンブルにEN IYIが集中するきらいはありますが、たまに見ています。2週間前の特集は「EN IYI 10 JAPON MUTFAGI(最も良い日本の台所10=レストラン)」でした。



大昔にツアーでトルコへ来た時のイスタンブルでの食事が日本食だったような気がしますが、最近はこんなにたくさんのお店ができたのですねえ。イズミルにもその昔「木挽」というレストランがあったのだそうです。以前友人が働いているウエディングドレスのアトリエに行った時に社員食堂へ行ったらそこのコックさんが偶然「木挽」で働いていらしたそうで「あの頃はよかった」と懐かしんでいらっしゃいました。今も何軒かなんちゃって「SUSHI」のようなものを出すカフェはあるようですが、日本レストランを名乗っているところはイズミルにはありません。 

Hurriyetでは次のように紹介されています。

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エルトゥールル号の日本訪問後の遭難(1890年)は、2国間の関係において歴史的なシンボルとなりました。2010年はその120周年を記念して「トルコにおける日本年」を祝うことになっています。日本総領事館によるとトルコ在住約950人の日本人に対し、日本では10000人のトルコ人が住んでいます。日本の文化と共に日本の台所にもトルコでは大きな関心がもたれており、日本料理を提供するところも次第に増えています。日本料理といえばすぐに「スシ」が思い浮かびますが、他にもたくさんの美味しいものがあるのです。

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写真をクリックすると、インターネット版にリンクします。1位から10位までのそれぞれ青文字の店名をクリックするとお店の紹介文を見ることができます…がトルコ語ですね。日本人の板前さんがいらっしゃるお店はどうも余りないようですね。食に保守的な多くのトルコ人に「なんちゃって和食」ではないもので勝負して欲しいものです。紹介文の最後にそれぞれのお店のだいたいの予算がlira表示で書かれています。私は唸ってしまいましたが…。

さて、わが台所の「日本」、今回は「巻き寿司」です。


このところ色々なブログにお邪魔すると「恵方巻」なるものをよく見かけました。最近日本の節分は全国的に「恵方巻」のようですが、もともとは関西のものでしょうか。私は関西には住んだことはないのでなじみのない言葉でした。





美味しそうな太巻きを見て私も食べたくなったので、ついに決心して朝からお寿司作りに励んでみました。賞味期限の切れた「すしの子」や「干瓢」を駆使してまあまあそれなりのものが出来上がりました。お寿司大好きな夫は「なつかしね~」とここだけ変な日本語。土曜日の午後のおやつにしみじみしながらお味噌汁と一緒に頂きました。






昨日はカリフラワーのTURSU(漬物)を漬けました。これが我ながらいいお味~♪
     






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