便利な機能

「Hey　Siri！！明日の天気は？」

このほどiPhone12を購入した次女が、楽しそうにその機能を試しておりました。

「しりぃってなあに？？」と浦島太郎は質問しました。
『OK、Googleと同じ、音声認証システムだよ』

ほほぉ～、お-け-ぐ-ぐるなら、おやじも知っているぞ。

うちの車にも付いている。
恥ずかしがり屋さんで活舌の悪いおやじが、
思い切って「じじっ自宅！」と言ったら、そば屋に案内されたけど･････


しかし、便利な世の中になったものだと感心するのは悔しい。
そう、そんなの大したことないよ。

お父さんを見なさい。
お母さんやあなた達に「ねぇ、パパ」と言われれば、すぐに起動するではないか。
iPhoneはお風呂掃除はしてくれないぞ。


以上、
最近の奥さんとの
「ねぇ、パパ、今日の天気はどうなの？」
『毎朝聞くけど、俺はお天気おじさんじゃねぇっつうの』
という、ごく日常のやり取りから、そんなことを思い浮かべました。

あの世行き

「今日乗ったバス、【あの世行き】だった。」

昼間に【相鉄線二俣川駅行き】のバスに乗った次女が言っておりました。
そう、時間によってあの路線は･････
病院を目指すお爺さんとお婆さんで全席優先席となっております。

僕がこの地に引っ越してきた頃、
環状２号線開通に伴って、新築マンションがいくつも建ち、
若い世代が増えたことで、公園には子ども達がいっぱい遊んでいました。

あれから２５年･･････子どもの姿はめっきり減り、町の高齢化を感じます。


例えば、僕の日課である朝のジョギング。
6時過ぎに外に出ること自体が、僕がすでに高齢化しているという話ですが、
公園には６時半のラジオ体操に標準を合わせたお年寄りが集結して参ります。

ゾンビのように何処からともなく現れる、若干ガタピシした人々。
広場中央にセットされたラジカセを取り巻くように集まります。

「ラジオ体操第一～！腕を前から大きく上げて、背伸びの運動から～1，2，3，4」
体操もかなりガタピシしていて、音が無かったら何だかさっぱりわからないでしょう。


僕は思いました。
「これ、どっかで見たことある。」

僕はその集会の横を走り抜け、帰り道で思い出しました。


「そうだ！あれはスリラ－だ。　うっ！だっ！」
マイケルもびっくりの「早朝スリラ－」であります。



15年後、僕も仲間入りさせて頂こうかと思いますので、怒らないでね。

思わず興奮してしまう話

先日、仕事仲間と家族の近況について雑談することがありました。

その方は、僕よりもちょっと年上で、娘二人。
恐妻具合、尻に敷かれ具合、ともに申し分なく、
昔から互いの傷を舐め合っては、仲間意識を高めて参りました。

「下の娘が今度結婚するんですよ。」
『それはおめでとうございます。』
「でも、娘23、相手34歳なんですよね～」
『なぬっ！？（しばし絶句）そいつは、何処の馬の骨ですか？！』

昔から話を聞いていた娘さんなので、
僕は自分のことのように興奮してまいりました。

「今度、家に連れてくるそうなんですよ。」
『ん～それは代わりにぶっ飛ばしてやりましょうか。』
「あはは、いや、もう好きなものはしょうがないかなぁ～って。」
『ううううぅぅ････ではせめて一発お見舞いしてやりましょうよ。』


「お父さん」などとぬかした暁には、
「まだ貴様にお父さんと呼ばれる筋合いはない！」とか、
「娘を不幸にしてみろ、出刃で三枚におろしてやるから覚悟しておけ！」などと、
お決まりのくだりで、本人置いてきぼりで興奮する僕なのでありました。


ホント、自分の時にはどうなっちゃうんだろう。
「よろしくね」とか言っちゃうのかな。
あ～やだやだ、想像したくない。

気はしっかり持たなくては！
よ～し、あの野郎、間抜けズラでのこのこ現れてみろ、返り討ちにしてやる！

（って、どの野郎？）

パンは空気

「最近、お腹が空いてしょうがないの」

小さい頃から食いしん坊の長女が、
夕飯の冷やし中華を食べ終わろうかという時に申しておりました。


「えっ、お昼はパンを結構食べてたよね？」

「パンって食べた気がしない。パンは空気」

出ました。またもや長女の名言が。「パンは空気」
「マックのバ－ガ－＆ポテトはおやつ」から更に進化している。

あのチーズたっぷりバタ－パンは、空気にしては重くはありませんでしたか。

でも、お年頃の女子に「食い過ぎ」などと乱暴なことを言って傷つけてはいけません。
「そうだ、アメリカンドックあるよ」（よせばいいのに）
「うん、食べる」（げっ食べるんだ）

冷やし中華にアメリカンドック
助っ人外国人選手が２打席連続で場外ホ-ムランかっ飛ばす感じです。


幸いにも長女は太っていないのでよいのですが、
そのお顔のニキビは････食い過ぎだよ（小声で）

疲れる機種変更

先日、二女（19）のiPhoneの機種変更をしました。
中高使っていたので、もう６年。ん、よく我慢したぞ。


「最新iPhoneは、12万円でございます。」
「えっ･････」

知らぬ間に、本体価格って高くなった･････のね？
昔、高級時計店とは知らず、所持金3万円で入っちゃったときの事を思い出しました。
しかし、その時みたいに「しゅゆゆゆ～」とエビスタイルで退散できません。。

「これを頼もう！」

いやぁ～でも、ドコモの契約内容ってホントよくわからない。
ころころ変わるし、複雑過ぎるし、殆ど向こうの言いなり。
また、昔に比べて店員さんのレベルが下がってないかな。
本契約の女性はちゃんとしてたけど、待っている間のその他勧誘タイムにくる人
「ぶっちゃけこちらのプランが安いです！」
何？そのぶっちゃけって。俺はあなたのお友達じゃないよ。


まあまあ、雷頑固おやじ話はそのくらいにして、
今回びっくりしたのが、スマホのガラスコ－ティング。
何でも防弾ガラスの技術を応用しているそう。
長女の時にこれがあったなら･･････買った当日に画面割らなくて済んだのに･････（これホント）


それが、本体に液体垂らして、ふきふきふきふき。
ふきふきふきふき･･･････永遠とふきふきするのです。

最初、それをコーティングとは知らず、長女に
「あんなふきふきしたら、魔法使いがじゃじゃじゃ～んて出ちゃうよね」
「ふ、いやこれは･････････」
鼻で笑われたのは言うまでもありません。


なんでも、薄いコーティングは出来上がりが目視では判別できないので、
目の前で実演することになっているそうです。

という事で、機種変更って怒ったり驚いたりホント疲れるなぁ～

ハリ－コニックJrの歌は最高

「悲しい気持ちのときに悲しい曲を聴くことは、郷愁、心の平和や優しい気持ちを感じることができ、
また、自分の心や精神の状態に近い曲を聴くことは精神の安定を保つ効果がある。」
だそうです。

ジャズヴォーカリストのハリ－コニックJrの新作「Alone With My Faith」


コロナ禍で滅入った時に手にし、まさにその通り、心が平和になりました。

ロックダウンの中、ハリ－一人でスタジオにこもり、全てのパートをこなしたそうです。
ハイレベルのマルチプレイヤーぶりにただ驚くばかり。

最高のボーカル＆コーラス、味のあるハモンドB3、キタ－にトランペットまで･････
内容はゴスペル、ニュ－オリンズ的なのですが、今風のコーラスアレンジやサウンドが新しい。
「いやぁ～、こりゃええな～」
こういう状況でなければ生まれなかったアルバムかもしれませんね。


ところで、ここ数年のハリ－コニックJrは無精ひげを生やしております。
ハッキリ言って似合ってない。
せっかくイケメンなのに勿体無いと、全くイケない顔の僕は言いたい。


そもそも無精系の髭は、似合う人少ないんじゃないかな。
僕も一度試しましたが、鏡の向こうに「昔の泥棒」がいたので即剃りました。

すっきりくっきりのジョンレノン

数あるジョンレノンのベスト盤の中でも異彩を放つ「gimme some truth」
買ってみました。


Amazonの評価を見ると意見が別れるようですね。
ボーカルを鮮明に大きめにミックスしています。結構大胆。

長年、ジョンレノンを愛したガチのファンには不評のようですが、
僕のようなポール派にとっては、このスッキリ感が心地よく、何度も聴き返しています。
（ポールをおちょくった「how do you sleep？」を初めてまともに聴きました。意外と悪くないじゃん。）

ジョンはさほどこだわっていなかったのか、
ボ－カルの音が割れててバンドサウンドがモコモコしてるのが僕のイメ－ジ。
それがパッと晴れた感じです。

改めてジョンはポールより繊細ないい曲を作ってた？
ビ－トルズが続いていたら、すごいアルバムが出来たなとか、
思いを巡らすのでありました。

因みに僕の一番好きな曲は「just like starting over」
唯一、リアルタイムで聴いたから。
（just like starting overだけはオリジナルの方がいいかな）