心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

実はひとりになりたかった

2024年03月04日 | 日記
「久っしぶりの一人だぁ~」

奥さんと二人の娘が、長男の転勤先(福島県)に泊まりで遊びに行きました。
考えてみれば、家族5人で「わぁ~っ!」と日々追われている二十数年の間、
一人になる事なんて無かった。
一人にしてもらえなかった。

出発の朝に車で最寄り駅まで「じゃあ、気を付けてね~」と送ったときは、
何だか寂しくなりましたが、そのあと、段々と気持ちが変わっていきました。


いつもの家事(掃除洗濯、アイロン掛け)も、テレビは一切点けず、
この前購入したジャズCDをかけたりして、大人な感じが落ち着く。
奥さんはひとの音楽はうるさいって言うくせに、自分は大きい音でドラマ観てきゃ-きゃ-言うんだよな。


おやじランチは、自分のためだけには営業しません。
ご飯作る気がしないので、わざわざバスに乗って夜の街に出かけました。

行きつけの店で
「土曜日にどうしたんですか~?」(店の主人)
「何十年ぶりの仮釈放でシャバの空気を吸いに」
「そりゃ最高ですね」

もも焼き

ルッコラと蒸し鶏の生春巻き

菜の花の胡麻和え

手羽たたき

ここの鶏はいつ食べてもうめえなぁ


翌日は、神田まで古書とCDと楽器巡りして、お蕎麦食べて、
早めに帰って、お昼寝して、
夜遅く奥さんたちを最寄り駅まで迎えに行ってお一人様終了。


家族は、仲間外れの僕にお土産やら何やらで気を使ってくれたけど、
「あら、これって意外と楽しい。考えてみれば、家事はいつもやってるし、
一人でも意外と大丈夫かも♪」
という独り言を言っていたのは内緒です。
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