和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

林野に安處(あんじょ)せり。

2024-02-17 | 道しるべ
2月14日(水)に法事がありました。いつからか、
できるだけ、お坊さんについて声を出し読むようにしております。
意味はわからなくても、いいや。とりあえず、声を出し読みます。

読経とでは延ばし方が違っているため、お坊さんの読経に
あわすことができないのですが、それでもいいや。と思うことにしてます。
そのうち、それなりに印象に残る所があるものです。
こんかい、気になった箇所を、引用しておくことに。


    三界(さんがい)は安き事無し。
    猶(なほ)火宅(くわたく)の如し。

    衆苦充満して甚(はなは)だ怖畏(ふゐ)すべし。
    常に生老病死の憂患(うげん)あり。
    
    是(かく)の如き等(ら)の火、
    熾然(しねん)として息(やま)ず。

    如来は已に三界(さんがい)の火宅を離れて、
    寂然(じゃくねん)として閑居(げんこ)し、
    林野に安處(あんじょ)せり。

    今此三界は、皆是れ我有(わがう)なり。
    其中の衆生は、悉(ことごと)く是れ吾子なり。

    而(しか)も今此處は、諸(もろもろ)の患難(げんなん)多し。
    唯(ただ)我一人(いちにん)のみ能く救護(くご)をなす。


はい。今回は、読経のこの箇所が気になりました。
久しぶりに集まって昼食を共に語りあっていたら、
この箇所も、すっかり忘れてしまっておりました。
今日になり、お経本をひらいておもいだしました。



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2 コメント

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お経 (きさら)
2024-02-18 08:44:54
命日などで 実家に住職さんが来られて
読経される際には 私達も一緒に詠んで下さいと
言われるようになりました。
ただ聴いているだけでは いつも退屈だったので(笑)一緒に唱和させて頂くと 楽しいです。
ちっとも覚えられませんけれど。

母方の祖父は 毎朝仏壇でお経を唱えていました。
間違っていても 誰にも分らなかったけれど(笑)

母は 住職さんのお経を録音させて頂いて
毎朝仏壇前で 流していました(笑)
おはようございます。 (和田浦海岸)
2024-02-18 10:54:04
おはようございます。きさらさん。

そうですか、きさらさんも唱和されるんですね。
ただ、お坊さんのお経聞くだけじゃつまらない。
やっぱり、いっしょに読経するのはいいですね。

それにしても、『住職のお経を録音して、
毎朝仏壇前で、流していました』というのはお見事。

せめて、法事の時だけ、唱和している私は、
いやに、ちっぽけに見えてきます(笑)。

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