今日の産経新聞「産経抄」は
「本離れ」というテーマ。
「全国大学生協連合会の調査によると、
学生の『本離れ』はますます進んでいる。
昨年はとうとう、1日の読書時間ゼロと
答えた大学生が、初めて5割を超えた。」
「別の調査では、高校生の『不読率』も
5割に近い。」
そういえば、産経の一面コラムは、
本の紹介が、さりげなく多いのでした。
今日も、沢木耕太郎著「敗れざる者たち」と
本を紹介しているし、なによりも
コラムのはじまりは、こうでした。
「東大教授の福島智さんは、
ハードボイルド小説のファンを公言している。
福島さんは、9歳で失明、18歳で聴力を失った。
見えなくて聞こえない過酷な状況で生きる
ということは、毎日戦場にいるような感じだという。」
水曜日なので久々に曽野綾子さんの連載に目を通す。
こんな、言葉がありました。
「この世に生まれてくるのは、
人に会うためなのである。
人と出会ってその豊かな
才能を見ることが、楽しみ
でもあり豊かさでもあると、
私は始終感じている。」
今日の連載の最後は、
こう締めくくっておりました。
「外で服を買うとすればまず
似たような既製品を買う他はない。
しかし既製品の服ほどに、同じような
人間はめったにいないということを思うと、
この個性的な人間の存在を、
どれほど貴重なものと思うべきかを、
子供たちにも、幼い時からはっきり
教えるのも親の務めなのだろうと思う。
親が、人と会うのは楽しいことだ、
と言えば、子供は大体そう思う。
初めの教育が日本にはないのだろう。」
曽野さんの連載の下には
立腰教育の玉田泰之氏の「解答乱麻」が
ありました。
産経歌壇も水曜日でした。
小島ゆかり選のはじまりは
二十三冊一度も開いたことのない
古典全集老後の楽しみ
大阪市 渡辺たかき
選評】案外、思い当たる読者が
多いかもしれない。結句の表現に
含みがあっておもしろい。二十三冊の
古典全集、果たして、老後一度ぐらい
は開くかどうか。
はい。私は見栄っぱり、
「1日の読書時間ゼロ」とは答えない。
私ならば、新聞を開いただけで、
読書時間にカウントします(笑)。
「本離れ」というテーマ。
「全国大学生協連合会の調査によると、
学生の『本離れ』はますます進んでいる。
昨年はとうとう、1日の読書時間ゼロと
答えた大学生が、初めて5割を超えた。」
「別の調査では、高校生の『不読率』も
5割に近い。」
そういえば、産経の一面コラムは、
本の紹介が、さりげなく多いのでした。
今日も、沢木耕太郎著「敗れざる者たち」と
本を紹介しているし、なによりも
コラムのはじまりは、こうでした。
「東大教授の福島智さんは、
ハードボイルド小説のファンを公言している。
福島さんは、9歳で失明、18歳で聴力を失った。
見えなくて聞こえない過酷な状況で生きる
ということは、毎日戦場にいるような感じだという。」
水曜日なので久々に曽野綾子さんの連載に目を通す。
こんな、言葉がありました。
「この世に生まれてくるのは、
人に会うためなのである。
人と出会ってその豊かな
才能を見ることが、楽しみ
でもあり豊かさでもあると、
私は始終感じている。」
今日の連載の最後は、
こう締めくくっておりました。
「外で服を買うとすればまず
似たような既製品を買う他はない。
しかし既製品の服ほどに、同じような
人間はめったにいないということを思うと、
この個性的な人間の存在を、
どれほど貴重なものと思うべきかを、
子供たちにも、幼い時からはっきり
教えるのも親の務めなのだろうと思う。
親が、人と会うのは楽しいことだ、
と言えば、子供は大体そう思う。
初めの教育が日本にはないのだろう。」
曽野さんの連載の下には
立腰教育の玉田泰之氏の「解答乱麻」が
ありました。
産経歌壇も水曜日でした。
小島ゆかり選のはじまりは
二十三冊一度も開いたことのない
古典全集老後の楽しみ
大阪市 渡辺たかき
選評】案外、思い当たる読者が
多いかもしれない。結句の表現に
含みがあっておもしろい。二十三冊の
古典全集、果たして、老後一度ぐらい
は開くかどうか。
はい。私は見栄っぱり、
「1日の読書時間ゼロ」とは答えない。
私ならば、新聞を開いただけで、
読書時間にカウントします(笑)。