ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

春がぷっくり

2019-03-09 17:55:55 | 日記

 きのうは半年に一度の父の胃の検査&診療日。お休みをもらってつきそう。

 

 10時に予約をしていたので、自宅を6時45分に出た。ラッシュ時に大阪市内近辺を高速で走るのは怖いので、はやめにと思って。どきどきしながらなんとか実家に着いたのは8時ごろだった。

 

 私「やっとついた~ ああ、怖かった」というと、

 父「早くからありがとうよ」

 母「まぁ、車も慣れだからね」

 

 む・・・ なんでこのひとはいつも上からなんだろうと思う。自分は運転したことないのに。母はいつも「あんたたちはお父さんばっかり大事にする」っていうけど、父は私たちを心から労ってくれるし、心底悪いなぁと思ってくれているのがわかるから、こちらも「いいよ~」ってなるだけなのだ。それが人情というものだ。

 

 朝ごはんを食べて、9時に家を出る。K大病院は久しぶりなので私も受付などでもたもたする。でも、5月も別の検査があるのでなるべく両親ふたりでも行けるようにしないと、と思ってあえて見守ることにする。看護師さんに検査室をきいたり、受付カードを取りに戻ったり。まぁ、老人ひとりできている人や老夫婦で来ている人もいるんだから、大丈夫よね、と思う。

 

 父の検査中は私は本を読もうと思って買ったばかりの小説を持ってきてたのだけど、母はおしゃべりしようと思ってなんにも持ってきてない、というので、おしゃべりする。去年にでかけたお寺の写真や花の写真を見せると、いいわねぇ、今年はいってみたいわぁとか言うので、ここなら私の運転でもいけるところだから、お花が咲くころに行こうよ、というと、でもお父さん置いていけないでしょ、と言う。お父さんも一緒によ! (父はひとりで留守番はできなくなっている。)

 

 11時半ごろ検査室から父がでてきて、つぎは診察の待合へ移動だというときに、父はちょっと待ってくれ、と言って持っていた肩掛け鞄のポケットから櫛をだしてきて白髪を整えていた。をを、まだ身だしなみに気遣う余裕がある。大丈夫だ。真っ白になった父の髪を手で直してあげようと触れたら、綿のようにふわふわだった。

 

 検査結果を診察時にきいた。癌の再発は見受けられませんね。どこも異常ありませんよ。ああ、よかった。ほっとしたら朝を抜いてきた父はお腹がすいたようで、病院の食堂でちゃんぽんを食べた。みんなほっとしたせいか、にこにこ美味しく食べた。

 

 今朝から夫がやってきて、お雛様を片付け、お昼はビュッフェでもりもり食べる。食が細くなってきた母もかなり食べていた。

 

 買い物をしたあと、城陽へ。 15時すぎにでたのに、着いたのが16時すぎ。まだ明るかったので夫は車を洗い、私は花の手入れ。ひさしぶりにお昼に植物と向き合う。お正月の葉ぼたんはのびていたけど葉っぱがレースみたいできれいでしばらく見つめる。ジャスミンのつぼみもぷっくりしてきてもうちょっとで咲きそう。棒みたいだった紫陽花からもあおあおとした芽がでていた。

 

 みんなえらいな。もう春だね。

 

 

 

 

コメント
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