ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

相席

2019-03-07 21:17:37 | 日記

 きょうのお昼、うどんやさんへいったら、結構混んでいて。

 

 若い男性が独り店の外で座って待っていました。そのよこに私が座り、私のあとに会社の同僚と思える男女ふたりが座りました。なかから人がどやどやと出てきて、そろそろ席が空いたかなと思ったら、

 

 お店のひと「いま、4人席があきましたけど、ご相席お願いできませんか」

 

 4人。いっしゅん、顔をみあわせて、私が「いいですよ」と言ったら、ほかの3人も「構いませんよ」と言って、4人で座ることになりました。

 

 それで、当然4人掛けのテーブルと思っていたら、なんと、掘りごたつタイプの座敷席でした。

 

 一瞬、躊躇するも、流れで通されたコーナーへいく4人。

 

 若い男性が奥に座り、その隣に私、向かいに二人連れという配置。メニューもテーブルにひとつしかありません。二人連れの男子のほうが気をつかってこちら側から読みやすいようにメニューを差し出してくれましたが、私はすでに日替わりにすることを決めていたので、「私、もう決めてますので」というと、私の隣の若人も「僕も決めていますから」という。

 

 それで、メニューは二人連れの女子が頁をめくりながら決めかねていた。4人が決まってからオーダーしたほうがいいのか、ばらばらで言えばいいのか、へんな気遣いが頭をよぎり、たぶんとなりの若人も同じ思いをしていたと思います。

 

 4人が決まったところでお店のひとを呼び、若人が一番に「南高梅うどん」と言いました。え、そんなのあったのか、でもここでまねしたらお揃いにしてって思われるかと(そんなこと思うわけはないが)考え、「日替わりのごはん少なめでお願いします」と言いました。二人連れの男子は「ぼくも日替わり。ごはん多めで」。女子は「鯖の味噌煮定食、ごはん少なめ」。

 

 単品を頼んだ若人の南高梅うどんが一番にきて。若人は礼儀正しく、「お先にいただきます」と言って食べ始めました。なんだか律儀なひとだな。

 

 あとの3人のは同時にきて、普通に食べ始めました。半分くらい食べたところで、若人は南高梅うどんを食べ終え、その場から離れたそうにしている気配を感じたので、ちらと彼のほうを見ると、自分のぶんの伝票をもって、「すみません」と立ち上がったので、掘りごたつのなかで足をぶらんぶらんさせていた私は、あ、私も立たなくちゃ、と思ってお箸をおいて足を抜いてたち、若人が通って行ったあと、また掘りごたつに足をいれて座りました。

 

 なんかだんだんこのシチュエーションが可笑しくなってきて、笑いがこみあげてきたのですが、前のふたりが変に思うからがまんして、私もささっと食べて立ち去りました。

 

 うーん。なかなか思うような都会のランチができないな。

 

 

コメント
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