ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

自由すぎる老い人の世界

2018-01-28 19:36:30 | 日記

 きのう書いたとおり、私ははじめて老人会のカラオケ祭に行ったのですが、かなり驚きの世界でした。

 

 7つか8つの老人会のカラオケ部の合同の「新春カラオケ祭」。出場者は60人あまり。ちいさな会館のこじんまりした部屋で、簡単な舞台とカラオケの機械、バックにも映像と歌詞がうつるようになっています。運営している人も大変だろうなぁ、と、運営目線でみてしまいます。

 

 舞台には2段くらいの階段がついていて、ちゃんと両側に手摺もあります。じっと立って歌えない人は、その手摺に掴まって歌うこともできます。いろいろ考えてあるなぁ。

 

 運営がきちっとしているわりに、参加者の自由さに驚きます。

 

 知り合いを見つけては立ち歩いておしゃべりする人。出入口でもない、ガラスの引き戸をあけて家族からの差し入れを受け取る人、ビールを配布して立ち歩く人。

 

 「静かに!」と書かれた団扇がところどころから振られていますが、おかまいなくしゃべりつづける人。

 

 人が歌っているのに、宴会用スペースを勝手に作る人。まぁ、お祭りだからいいのかな。

 

 でも、ちょっと歌いづらそうにしているひとの歌が流れると、みんなが一緒に歌い出したりするのです。それはもういままでの暗黙のルールというのか、わかりきっているみたいで、不思議な空間と時間でした。

 

 ちゃんと、自分の番の3番前くらいになると、前の控え席に移動して待機して。カラオケの機械をセットする人はもう7番先くらいまでどんどん歌を予約していきます。廊下には老人会ごとの大きな四角いカゴが置いてあって、そこにお弁当がくるみたいでした。

 

 両親はみなさんに大切にされているみたいで、楽しそうにしていました。私たちが実家をでてから30年。築いてきたコミュニティなのでしょう。

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おじいさんの気遣い

2018-01-27 18:49:07 | 日記

 きのうは私の父の病院の付き添いのため、実家へ帰りました。

 

 診察という診察はなく、医師との会話は30秒ほとで、次回の内視鏡の検査の予約をしたのみ、という感じで、なんだかなぁ。そのために凍っている場所もところどころあるような高速道路を1時間、こわごわ走ってきたんだけど・・・ まぁ、早く終わったので、両親と3人で「豆の花」という実家のちかくの健康食ビュッフェへ行きました。

 

 父は焼きそばやちらしずしばかり食べていました。スイーツや紅茶の種類も充実していて、私はとても気にいって、またいきたいと思いました。

 

 今朝は、7時ごろから階下でばたばたしている様子。 きょうは老人会の新春カラオケ祭の日。 病後の父が参加できるか心配していましたが、とりあえずエントリーだけはしておいた、ということで。母は午前の17番目、父は午後の2番目。9時半からスタートで、ご近所の人が9時に父を迎えに来てくれることになっていました。

 

 私が8時ごろに降りていくと、玄関で母が父にブローチをつけていました。ブローチというのか、昨年、30回連続出場の記念に父がいただいた、歌っているすがたを木彫りにした手作りのブローチです。父を含めて3名がもらったのでした。それで、父は他の2人に電話をして「いっしょにつけていきましょう」と朝から電話をしていました。そのうちのひとりはすでに家をでたあとで、もうひとりは「どこにあるかわからないなぁ」という返事だったようです。

 

 父はもらった3人がブローチをつけていったら、彫ったひとも、表彰してくれたみなさんも、喜んでくれると思ったのでしょう。

 

 「俺は、誇りに思っていて、大事にしてるのになぁ」 

 「まぁ、それならもっと前に言ったほうがよかったね。当日の朝にブローチつけてきてっていっても、男性ならどこへやったかわからないっていうのが普通だと思うよ」

 

 私と母は1時間遅れで会場へ徒歩で向かいました。 うしろのほうの席に座って、父の様子を見ていたのですが、ブローチのことをいってくれる人がいたり、彫ってくれた人に「つけてきたよ」と父が話しかけていたり。そうそう、それでいいじゃない、と思いました。

 

 父の知り合いのひとが入れ代わり立ち代わり、私に挨拶にきてくれて、人数分のおやつしか用意されていないのに、わけてくださったり。

 

 痴呆の人もおられたそうですが(母からの情報)、みんな楽しそうに舞台にあがって歌っておられました。 よそのひとが持って来ていたかっぱえびせんを手づかみでもらってきて、「食べて」と私のプログラムの上に広げるおじいさんもいて、「あ、どうも」といいつつ、食べるのに躊躇しました。

 

 母が舞台にあがっているときは、「おかあさん、じょうずやで」「見てる方が緊張するでしょう」とか、気遣って話しかけてくるひとが絶えず。あの、歌を聴きたいんですけど・・・・という状態でした。 母はよくとおる声で、しっかり歌っていました。

 

 みなさんにはお弁当が支給されるのを知っていたので、私は会館の近くのお好み焼きを食べて、妹に報告していると、「こっちはかなり吹雪いているけど、大丈夫?」という情報が。もしかして、午後もゆっくりしていると帰れなくなるかも・・・と思って、会館に戻り、両親に「お父さんには悪いけど、帰れなくなったら困るからもう帰るね」と告げて、会館の廊下を歩いていると、父が追いかけてきて、「おうい、ちづる~」 振り返ると、「これ持って帰れ」

 

 配布されたお菓子に知り合いからもらったお菓子が追加された袋をくれました。ビニール袋におかきや飴やクッキーやチョコが入っています。

 

 ふふふ。 ちいさい子みだいだなぁ。

 

 高速道路は京田辺までは普通でしたが、その先が交通量が少ないせいか、白くなっていて、こわい~と思いながらゆるゆる帰ってきました。城陽の出口をでたとたん、雪が強くなってきて、やっぱり早めに帰ってきてよかったです。

 

 いろんなおじいさん、おばあさんに気遣われた日でした。

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平日歌会、第33回あなたを読む会

2018-01-25 22:59:04 | 日記

 きょうは平日歌会、そのあとは第33回あなたを読む会でした。

 

 塔事務所へむかうときは雪もちらちらしていました。事務所のビルの入り口あたりに置いてあった消火用のバケツの水に氷が張っていて。お昼の12時半くらいなのに。いままでにないような寒さです。しかも、事務所のエアコンが壊れていて、ガスストーブと、パワーゆるゆるの小さな電気ストーブ(ストーブというか、ゆるい温風のでるもの)しかなくて、窓際は相当寒かったです。きょうは参加者17名でなんとか人の多さで寒さも紛れました(?)が、2月と3月の初校作業に行く人は寒いと思います。はやく新しいエアコンがつきますように。

 

 きょうの歌は「その人らしくない歌」がいろいろあって、批評も褒める人、批判する人のバランスもとれていて、おもしろかったです。

 

 ちょっと残念だったのは、あきらかにすぐに誤字だとわかる言葉や言い回しの歌があって、言い回しのほうは自分では気づきにくいかもしれないけれど、誤字は調べればわかることだから、歌会に出して、ほかの人の意見をききたいと思うなら、間違っていたら司会者が修正してくれるだろう、なんて人任せにしないで調べてから出してほしいと思いました。

 

 16時に歌会は終了して、あなたを読む会。いつもはみんなとお茶へ行ってから、18時半スタートなのですが、雪もまた降るかもしれないし、はやくスタートしてはやめに帰りましょう、ということで、16時半からスタート。

 

 ひとり欠席で、4人でじっくり読みました。短歌の連作44首、24首、17首、15首、10首+7首。 44首は圧巻で、感情を抑えつつそれでも憤りや不安がにじむいい連作でした。今回はシリアスな連作が多くて、考えたり、唸ったり。私もいまの状況をストレートに歌にしたので、どうかなぁと思いましたが、粗くてもそのときにしか詠えないものがあるので、それはそれでいいかなと思いました。

 

 2時間はやく始めたのに、終わったのは20時。いつもより1時間早いだけでした。じっくり読み合えて充たされました。

 

 「きょう、私たち、8時間もここで短歌のことやってるよ」と誰かが言って、ほんとだ! と笑いあって別れました。

 

 来月はカイロを貼っていこうと思います。

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本格的よ

2018-01-23 21:30:57 | 日記

 親のこと。結構まぁ大丈夫かなあと考えていたところ、そうではない状況であることを認識せざるを得ないこのごろ。

 

 3月までは有休を全部使い切ってなんとか対処するつもりです。

 

 義母も元気がなくて、まったく外へでなくなってしまったので、「たまには買い物へも行って頭の運動しましょう」とか、いいながら励ましていたのですが、きょうは義姉と電話していて、そういう段階ではないということがわかりました。

 

 さっそく、ダイアナに電話して、ダイアナの義父母が去年入所された施設についていろいろリサーチ。

 

 おととい、私の父が自転車で出掛けて途中で道がわからなくなったことを妹に報告すると、きょうは母が病院Aからの予約確認時に病院Bの日にちを言ってしまったらしいとのこと。えええ。病院Aには妹が付き添い、翌日に病院Bには私が付き添う予定なのに。ううーん。大丈夫かなぁ、みんな。

 

 義姉曰く、「来週の介護認定の面接は、ちづるちゃんにかかってるから、現状をちゃんと話してね!」 は、はい、がんばります。

 

 ちょっと気が重くなって、帰宅した夫にもろもろの話をすると、

 

 「行きたいところへは早くいっとかなな」

 

 こういう根っからの呑気さにきょうは助けられました。いつもはなんでそんなに呑気なのよ!って思ったりするのですが。

 

 私たちも動けるうちにいかなくちゃ。 どうか広場さま、お守りください。(←最近は玄関の絵が祈りの対象になっている)

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京都文フリ、塔再校作業

2018-01-22 00:03:21 | 日記

 きょうは10時から夫の実家で家族会議。 義父母の病院の付き添いのスケジュールを確認して、シフトを組みました。

 

 それからみやこメッセへ。  東福寺駅からバスに乗っていくのが近いことがわかったので、きょうもそのコースを利用しました。 お昼も食べていなかったので、さささっと文フリをみて、塔のブースにもちょっとだけ行って、フリーペーパーをいろいろもらいました。それからスタバで軽くお昼をとって、塔の校正作業へ行きました。

 

 ちょっと迷ったりしているうちに13時15分くらいに作業の部屋へ行ったら、もう満席(!)で、16個の椅子が埋まっていました。

 

 それで、パイプ椅子を足してもらって作業スタート。 集中してやったら、5個の間違いが見つかって、なんか仕事した気分になりました。

 

 そのあとは近くの居酒屋で新年会。参加者は19名。 賑やかで楽しかったです。

 

 それから徒歩で寺子屋へいき、また話のつづきをしてさきほど帰宅。結構歌会についてとか、真剣な話もできました。学生会員の会費のことについて質問があったとき、咄嗟に答えてしまって、自分でも驚きました。なんでしょうね。反射的に。

 

 今朝まで風邪気味だったのに、帰ったら治っていました。 またあしたから寒くなるみたいです。みなさん、お気をつけて。

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