ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

結果がすぐに見えるということ

2020-03-29 16:34:51 | 日記

 ずいぶん昔に、実家の隣のおばさんに誘われてヨガ合宿に参加したことがあった。

 

 2泊3日だったけれど、心と身体によいことが次々と用意されているプログラムで、自分で好きなものを選択もできた。たとえば、清流での魚の手掴みというのはちょっと苦手っぽいので、森林浴のコースにするとか。そのときはなにげなく受けて帰ってきたのだけど、いま思えば、心と身体によいことというのは、「結果がすぐに見える」ということなんだな、ということかなと思う。あの夏の合宿から長い年月のあいだに少しずつ体得し、身に着けてきたことだ。

 

 世の中が不安でいっぱいで、さらに不安になる情報が氾濫しているとき、今週やったのは鍋やピアノやトイレの手洗いボウルを磨くということだった。目に見えてきれいになっていく。やればやるほど成果があらわれる。それは心にとってとてもいい。

 

 きのうは夫が予定していたカヌーツアーが中止になってしまったので、夫の実家へ行って、リビングダイニングを掃除した。先日、義母の三回忌の法事をしたときに、なにげなく冷蔵庫をあけてみたら、空っぽにしたはずなのに電源を切ったせいかカビがきていた。うう、見なかったことにしたい・・・と思いつつ、近々やらないといけない、と思っていた。

 

 ちょうどいいじゃないか。やろうじゃないの。ついでに放置していた調味料とか保存食品の引き出しもやろう!! とスイッチがはいり、午前2時間、午後2時間かけて掃除した。冷蔵庫の引き出しをぜんぶはずして丸洗いし(夫が)、私が重曹スプレーで拭いていく。引き出しを外したあとのレールとかもくまなく拭く。

 

 使いさしの調味料とか賞味期限のきれたもの(ほぼ99%はきれていた)をシンクにどぼどぼ流し、もうなにかわからない果実をつけたものとか、えんぴつの削りカスになったようなパン粉とか、じゃんじゃん処分する。プラごみ、燃えないごみ、燃えるごみがそれぞれ大きな袋(45リットル)1つずつできた。

 

 そして、重曹と激おちくんを駆使して床を磨いた。 なんか達成感がある。 これが大事なのだ。

 

 きょうはずっと気になっていたもじゃもじゃのアルメリアの株分けをした。1つの鉢にぎゅうぎゅうになっていて、春がきたから思い思いに伸びて、生きる気まんまんの茎には赤い筋が見えていた。「はやく広い場所に移して!」という叫びのような赤さ。よし、まかせて! やるわ!!

 

 アルメリアの株分けは初めてだけど、ほかのものに比べると簡単。適当にぽきぽき折って土に挿す、という作業を繰り返す。1つの鉢から8つの鉢に植え替えた。鉢を並べて悦に入る。

 

 ほかのことでもいい。草ひきとか、お料理とか、手や身体をうごかして集中しながらやる、すると視覚、触覚からあたたかいエネルギーが身体に満ちてくる、気がする。

 

 来週、実家へ帰ったら、両親に草ひきを勧めてみよう。

 

 

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休休通信(2)

2020-03-27 22:10:15 | 日記

 石川美南さんが発行している「休休通信(2)」が届いた。

 

 ハガキというスタイルをとっているのがすてきだ。パソコンにしてもスマホにしても、文字を大きくしたいと思えば指先で自由になる、という便利さに慣れてしまっているこのごろ。ハズキルーペもどきをかけ、文字や歌と出会う。なんとなくこのレトロな感じがいいのだ。

 

 ハガキをさきに見た夫が、「なんやぎっしり文字のつまったハガキきてたで」というので、あ、それは楽しみにしている「休休通信だ」と思った。ハガキの宛名面の下半分に今回のゲストのプロフィールや石川さんの近況がぎっしり書いてある。今回のゲストは相原かろさん。かろさんの歌の自由さが好きなので、ををーとなった。

 

 裏面にはふたりの歌の往復。楽しんでやっているのが伝わってきてこちらも楽しくなってくる。

 

 それぞれ4首で合計8首だから、そのなかの一部をとりあげても面白さは伝わらないかもしれないけれど、

 

 ・検索を知りそめしとて母親が稲干しポニーを見せてきますよ 相原かろ

 

 これが一首目。なんかおかしくてわははと笑う。稲干しポニーてなによ。って思いながら私も検索してしまったよ。ああ、これか、みるみる。しかしなんでこんなの検索したんだろう。と思うとまた面白い。

 

 この歌への石川さんの次の歌が

 

 ・午後五時ともなれば家路は真つ暗の検索窓に「カマキリ 母子」 石川美南

 

 たしかに、検索窓っていうなぁ、あれは窓なんだなぁとへんなところで感心する。石川さんも「カマキリ 母子」を検索するって、どういう必要があって、、とか考えると不思議なんだけど、ふたりとも検索へ至るプロセスをとばして思いがけないものをもってくるのが楽しい。

 

 また、

 

 ・二歳児が食べたいと言い茹であがるユメタマゴなり夜から覚めて 相原かろ

 ・目覚めれば視界ひらけてつるつるとツリー跡地を子どもは歩く  石川美南

 

 という2首もイメージの共有と距離がいいなと思う。

 

 このすてきなハガキ。バッグにいれて通勤時に持ち歩いていた。スマホがどんなにコンパクトでも、ハガキの薄さと軽さには負ける。バッグのポケットに忍ばせて、ときどき眺めてはにんまりして幸せな気持ちになるのだ。

 

 しばらく会えなくなってしまっている、高槻ランチ歌会のメンバーのひとりが郵送で歌のノートを回しましょうというすてきなことを考えてくれた。歌を書いたり、コメントをつけたり、近況を書いたり。受け取ったひとがまた何か書いて次の人へ郵送する。

 

 ゆったりと楽しみに待つ、という喜び。 私たちは最近急ぎすぎているのかもしれないと思った二つの出来事だった。

 

 

 

 

 

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家にいる平日

2020-03-26 20:58:53 | 日記

 仕事は事業の切れ目となって、20日から30日までお休みになっている。

 

 毎年、3月の終わりにはこんなふうに時間ができるので、そういうときは旅行に行ったりしていた。しかし、今年はそうはいかず。テレビもネットもスマホもコロナの情報がつぎつぎに入ってきて滅入ってくるので、最低限の情報だけは取り入れてあとは家事をしている。

 

 ほぼ家にいる。

 

 月曜日。先週末に新しいゴミ箱を買ったので、キッチンまわりを整理する。一度にやろうとするとしんどいので、きょうはここ、というふうに決めるとやりやすい。山は低いほうが登りやすい。そして気分転換に外へでて、冬の植物を整理して、春の花を植えた。午後は母が焦がした鍋を預かっていたので、ダイアナにもらった磨き粉で磨く。やっぱりよく落ちる。バックミュージックは欅坂46。歌詞が立ち向かったり闘ったり、というのが多いので挑むモードになっていい。

 

 火曜日。トイレを掃除。床にちいさな水たまりができている。少し前から気がついていたけど、まぁ、ちょっとだし、と思って放置していた。トイレを改装してもらった業者に電話するもお休み。午後はピアノを磨く。ワックスもかける。ををーぴかぴか。何年振りだろう。

 

 水曜日。私の誕生会がのびのびになっていて、ミキコさんとランチへ。ほんとうは大阪の天満橋のチェコ料理のお店に行きたかったけど、電車自粛ということで、車で新田辺へ。自宅から20分くらい。ミキコさんおすすめのかわいいお店だった。でもすいていたなぁ。そのままお花見にでもと考えたけど、やはり家にもどる。そのまま17時すぎまでおしゃべり。

 

 木曜日。朝、ふたたび業者に電話。すぐにきてくれる。ウォッシュレットの不具合だということで、リクシルに電話すると、午後一番にリクシルの修理屋さんがきてくれた。部品を交換しないといけないらしい。ねじをはずして、がばっと便器の座席部分がはずされる。普段は磨けない場所だからかなり埃がたまっていた。作業しているあいだ、これ磨いててもいいですか、ときいたらいいというので、磨く。

 修理が終わりそうになったころ、火災保険屋さんがやってきた。もうすぐ契約がきれるから更新をしないといけないらしい。日程をきめて書類を作ってきてもらう約束をする。修理屋さんと保険屋さんが帰ったあと、カレー鍋を磨き始める。欅坂46をかけてふたたび挑む。内側がきれいになったので、裏側も磨いていく。なんだか磨きモードが止まらない。

 まとまったお休みがあると、なんか心に余裕ができる。しかもひとりというのがいい。少々朝ごはんや昼ご飯が遅くなっても、自分のペースでできる。

 夕方、友達の子犬さんからかわいいものが届いた。わー。ご褒美だ。ミキコさんからもとても実用的なものをいただいて、磨いたばかりのピアノに並べている。(ピアノはそういうために使うものじゃない・・・・)

 

 あしたはパソコンの整理と写真のまとめをする予定。

 

 

 

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塔再校作業

2020-03-24 21:10:42 | 日記

 このあいだの日曜日、塔の再校作業に行ってきた。1月の新年会に永田邸には行ったけれど、あのときは文フリの帰りに合流しただけだったので、作業をするのはひさしぶり。

 

 コロナウィルスで人手が少ないかなと思って出掛けたら、同じように思ってきたひともいたみたいで、20人以上が参加されていた。さすが。

 

 手作りのおにぎりやピザやきんかんティを飲みながら、作業。

 

 作品2欄の一部と、歌会記の一部を担当した。 作品2欄の人名はもう知らない人が多くなっている。月日は流れているんだなぁ。

 

 歌会記は字が小さめで、毎号飛ばしてしまうことが多いけれど、じっくり読んでいくと面白い。なにより、全国で行われている歌会に、私の同期とか先輩方が参加されているのを知ると、をを、お元気なのね、とか、わあ、懐かしいなぁ、がんばって歌会いらしてるんだなとか思う。そして、今回のコロナウィルスのことで、歌会を開催するかやめるか、会場のキャンセルはするかしないか、参加者からの問い合わせ対応、またそれぞれの人への連絡など、苦労されている人たちがたくさんおられることを思う。

 

 私が参加している山城歌会も3、4月はお休みに決まったし、神楽岡歌会、高槻ランチ歌会、あなたを読む会も3月はお休みだった。歌は作らなくていいし詠草集もまとめなくていいから楽といえば楽だけど、なんだか気がぬけた感じ。だるま落としのまんなかをスコンと抜かれたみたいな。

 

 歌つくらなくちゃ!!っていう日常にはやく戻りますように。

 

 

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煮物 

2020-03-21 16:08:09 | 日記

 きのうは実家の様子を見に行った。

 

 いくたびに、ちょっとずつなにかずれていっている両親。

 

 午後からは父と夫に留守番をお願いして母と買い物に出掛けた。だんだん料理が負担になっているみたい。買い物に出る前に冷蔵庫をチェックしたら同じものがたくさんはいっている。しめじ4パックとか、ヨーグルト20個とか。こんなにどうするの?といったら、「これ、全部いるのよ、たべるのよ」という。そうだね、責めてはいけない。ドレッシングを出そうとおもったら4本あったけどすべて賞味期限がきれていたので流す。ううむ。

 

 夜は最近はまっている水餃子にする。冷蔵庫にある野菜をたくさん使える。しめじ、白菜、えのき、玉ねぎ、にんじんをばさばさ入れて煮る。

 

 同時進行で、保存食を作っておこうと思って、ハンバーグを作り始めた。

 

 私「あれ、パン粉ってないの?」

 母「ないよ」

 私「胡椒は?」

 母「ないよ」

 私「バターは?」

 母「ないよ。そんなもの使わないもん」

 私「いつもなに作ってるの?」

 母「煮物」

 私「ほかは?」

 母「煮物だけ」

 

 そんなはずはなかろう。 夕方になって、母が「お父さん、雨戸閉めて」といったら、父が「雨戸ってなんやった?」というので、私と母は顔をみあわせて固まる。365日、毎日、父が朝晩開け閉めしてきた雨戸を忘れているとはかなり調子が悪い感じ。

 

 でも夕ご飯はおいしそうに食べ、おかわりまでしてくれた。デザートの「せとか」も機嫌よく食べていた。母もせとかを気に入ったもよう。私は柑橘類のなかではせとかがイチオシなのだった。

 

 できたら1泊しようと思って、車のなかに着替えなどの入ったバッグを積んでいたのだけど、(妹の助言で泊まるかどうかは様子をみてからきめたらいい、はじめから大きなカバンをみせると泊まることが期待されてしまう)私のウルトラタイマーは10時間しかもたず。ぴこんぴこんと鳴り始める。もう城陽に帰ろう、と思う。

 

 帰ってから、妹がおいていってくれたお土産のクッキーを食べながらくつろぐ。 義父のほうがいまはコロナの影響でホームへの面会ができなくなっているから、そのぶん、こまめに両親の様子を見に行かないといけないなぁ。

 

 

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