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いつでも君のこと好きだったよ

義父の箪笥

2019-03-02 20:56:12 | 日記

 きょうは義父のサポートの日。朝から義父はデイサービスに出掛けて、夕方に帰って来るというスケジュール。

 

 あしたは義母の一周忌法要なので、午後からお墓へ行き掃除。そのあと義父宅へ行き、たまっていた新聞やゴミをまとめ、冷蔵庫をチェックして賞味期限がきれているものを捨てていく。お仏壇の掃除をしてお花を替える。あした義父が切る喪服一式を出してきて揃えておく。

 

 座布団はお義姉さんがこのあいだ置いて帰ってくれている。法事グッズもろもろを点検。お坊さんのお菓子がないけど、お義姉さんあした買ってきてくれるのかな、だぶってもいけないし、あとで連絡してみることにする。

 

 16時半ごろ、義父帰宅。黒いネクタイのことを訊ねると、「2階の整理ダンスのなかにちゃんとしまっている」とのこと。

 

 2階の・・・? 2階の箪笥は7本処分して、残っているのは義母の和箪笥だけのはず。「2階に箪笥は和箪笥ひとつだけですよ」というと、「そんなはずがない」という。私が2階にあがって、スマホで写真をとって降りてきても「写真だけでは信じられない」という。ほんじゃ、あがってみましょうか。ということで、半年ぶりくらいに義父が2階へあがる。私が手を引き、夫が後ろから支える。

 

 「ほんとだ、ないな」

 「箪笥を処分するときに、中身はからっぽでしたから、お義父さん、なかのもの出されたんじゃないですか」

 

 その部屋(昔、夫が使っていた部屋)には移動式のハンガーを吊り下げるスチール製のはんがーかけが2台あって、そこにずらりと義父の洋服がかかっている。

 

 「僕、自分で出したのかなぁ、そんな体力、去年はあったのかな」

 「ありましたよ、お義母さんがなくなってからすぐ、お義母さんの衣類やバッグを整理されて、そのつづきて自分のものも整理されてましたよ」

 

 確かに、いまはそんな体力はない。夫と説明して、納得してもらう。そして、春から夏に着る服を持って降りる。あと、空気清浄機を持って降りてほしいというので、夫が持って降りる。それから明日の法事の説明。いま困っていることをきく。

 

 「困っていることはね、鍋をあらってないこと。あとフライパンも」

 

 夫がキッチンを確認すると、カレーの残った鍋となにかを焼いたあとのフライパンがあった。

 

 私「お義父さん、カレーつくらはったんですか??」

 義父「うん、だけどひとりでは多いね。食べきれない」

 夫「カレーは結構油断して食中毒になるからな」

 私「結局食べきれずに捨てることになるから、これからカレーが食べたくなったらレトルトの1食分をたべてくださいね」

 義父「そうします」

 

 夫、鍋とフライパンを洗う。そのあいだに、私はデイサービスで義父がつくってきたおひなさまを見せてもらう。わぁ、かわいいですね。これ、お内裏様とお雛様、場所が反対なんじゃないですか。

 

 義父「いや、それ確かめたらね、関東と関西では違うから、好きなように並べていいっていわれたんだよ」

 

 適当に並べたんじゃないんだ・・・ ちゃんと確認してる。やはりすごいな。

 

 そして、夕ご飯を置いて帰る。

 

 あしたは一周忌。うまくいきますように。

コメント
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