こんなに近くに登録有形文化財の建物があるのを知りませんでした。
左京区下鴨本通りと北大路通りの交差点、洛北高校前の一つ南の「一本松」バス邸のすぐ前、下鴨本通りの西側、通りに面して東に向かって建っているこの建物、
前からちょっと気にはかかっていたのですが、古ぼけた建物の玄関に「建部歯科」と出ているけれど、どうも診察はしていないようなので、廃業したのかなあと思ったり、不動産か建築事務所のような看板もかかっているので、「ハテナ?」の建物でした。
ところが最近、玄関前にこの「登録有形文化財」の標識がかけられているのに気がつきました。
帰って検索してみると、「旧建部歯科医院」でした。
1953(昭和28)年、増田友也氏の設計、京都大学体育館を設計した方です。
鉄筋コンクリート造2階建、東西6.5m、南北6.4m、建築面積48㎡という小規模で、「診療室をもつ小住宅」として発表され、戦後鉄筋コンクリート造小住宅の好例ということでした。
屋根は片流れ、東面、玄関右の診察室側の壁面に上下に通した縦ルーバーを嵌めているのが特徴的です。
隣のパーキングの看板が大いにお邪魔ですが、
西側から見たところ。
南側は2階建の居住部、北側は診察室としていたそうです。2階の広いバルコニーが住んでいた家族の暖かい生活を感じさせています。
左京区下鴨本通りと北大路通りの交差点、洛北高校前の一つ南の「一本松」バス邸のすぐ前、下鴨本通りの西側、通りに面して東に向かって建っているこの建物、
前からちょっと気にはかかっていたのですが、古ぼけた建物の玄関に「建部歯科」と出ているけれど、どうも診察はしていないようなので、廃業したのかなあと思ったり、不動産か建築事務所のような看板もかかっているので、「ハテナ?」の建物でした。
ところが最近、玄関前にこの「登録有形文化財」の標識がかけられているのに気がつきました。
帰って検索してみると、「旧建部歯科医院」でした。
1953(昭和28)年、増田友也氏の設計、京都大学体育館を設計した方です。
鉄筋コンクリート造2階建、東西6.5m、南北6.4m、建築面積48㎡という小規模で、「診療室をもつ小住宅」として発表され、戦後鉄筋コンクリート造小住宅の好例ということでした。
屋根は片流れ、東面、玄関右の診察室側の壁面に上下に通した縦ルーバーを嵌めているのが特徴的です。
隣のパーキングの看板が大いにお邪魔ですが、
西側から見たところ。
南側は2階建の居住部、北側は診察室としていたそうです。2階の広いバルコニーが住んでいた家族の暖かい生活を感じさせています。