ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

脇町の近代建築?

2008-06-02 02:35:13 | 建物(徳島県)
うだつの町並みのはずれにある脇町郷土資料館(脇町観光協会)の建物は、明治32年築の擬洋風の建物、昭和27年まで税務署として、その後昭和63年まで徳島地方法務局支局として使用されていたものを再生したものです。館内には、第12世将棋名人・小野五平に関する資料や、脇町の歴史に関する資料を展示しています。


JR穴吹駅。1914(大正3)年開業だというけれど、建物もその時のものかどうかは不明。でもかわいい建物でした。

脇町はとってもいい町だったけれど、車なしの個人旅行で行くには不便な所でした。
行きは神戸三ノ宮から阿波池田行きの高速バスで脇町バスストップで降りたけれど、そこからうだつの町並みまでは歩いて30分程かかりそうで、タクシーを呼んで移動、うだつの町並みから穴吹駅まで出るのにも路線バスの本数が少なく、30分程吉野川の堤防の道をてくてくしてやっとたどり着けました。

最後に長い長い吉野川の歩道橋を渡って、景色は最高。
苦労して行った場所は思い出に残るものです。
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オデオン座からの招待状

2008-06-02 02:33:14 | 建物(徳島県)
うだつのあがった通りから出て小さな川を渡ったところにあるのは「脇町劇場、オデオン座」。



1934(昭和9)年に芝居小屋として建てられ、歌舞伎や浪曲などが上演され、戦後は映画館として地域の憩いの場となり親しまれてきました。
映画の斜陽化と建物の老朽化により平成7年に閉館し、取り壊される予定でしたが、映画「虹をつかむ男」(山田洋次監督、西田敏行主演)の舞台になり、脚光を浴びたことにより、文化的価値が見直され、町指定文化財として、昭和初期の創建時の姿に復元され、一般公開されることになりました。

中は本格的な芝居小屋になっていて、びっくり。

花道、桟敷、まわり舞台、奈落の底も見学できました。
四国では愛媛県の内子座、香川県の金丸座、徳島県の貞光劇場にも同じようなまわり舞台の設備があります。

二階の大向こうから声がかかりそう。

オデオン座専用座布団。

収容人員250人、映画の上映も時々やっているらしくて、まもなく「母べえ」が来ると出ていました。
これからうだつの町を見に行くと言うと、親切な受付の方が森医院のことや竹細工のお店とかいろいろ教えてくださいました。

劇場の前を流れる大谷川の岸には柳の木が並んでいて、その風情に山田監督が惹かれてここをロケ地に決めたとか。
「虹をつかむ男」まだ見てないので、どこかで見なくては。


脇町劇場 オデオン座
    開場時間:9:00~17:00
    休場日:毎週火曜日、12月27日~1月1日
    入場料:200円
    団体20名以上には芝居弁当の予約も受け付けているので、食事・休憩に利用できます。(0883-52-3807)
コメント (2)
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