京都市美術館本館は2017年4月10日から約3年間、再整備工事のため、休館することになりました。
4月16日に、閉館になった美術館の内部を市民に公開し、写真撮影やスケッチもできる「京都市美術館で思い出づくり!」というイベントが実施されたので、美術館ウォッチングに出かけてきました。
先ずは、美術館の外観から。
前面(西面)の表玄関。和風の屋根を取り入れた帝冠様式と言われる造りです。
敷地の西南部分は既に塀で囲われて、文化財発掘調査が行われていました。
1933(昭和8)年に開館。設計は前田健二郎。当初は「大禮記念京都美術館」という名称でしたが、敗戦後駐留軍により接収、1952(昭和27)年に接収解除され、「京都市美術館」に改称されました。
正面玄関の重厚な入口。
南面。
南面屋根近くの装飾。
南面バルコニー角の置物。
東面には和風庭園が広がり、
その奥に低層の新館収蔵庫が隠れています。
収蔵庫の屋上には外部階段から自由に上ることができます。
東面。
東面入口。通常は閉まっています。
東面の屋根も和風屋根です。
北面。